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お礼とサービス、やり過ぎくらいがちょうどいい|近藤 昌平

      2019/11/05

壁一面に恩人の写真、手紙は毎月100通書く、赤字でもお土産を用意……出会う人を驚かせ、とりこにする「強い人間関係」の作り方。“広くて深く、長い”人脈=人間関係をつくる日々の実践とは。

パッケージに工夫を

ユニークな商品をどんどん作るようになるにつれて、みなさんから「面白い商品だ」と、お褒めの言葉をいただくようになりました。一方で、業界では「近藤のやることは邪道だ」という声が聞かれるようになりました。 「お菓子より、外側の箱やオマケの部分にこだわるのは、職人としていかがなものか」。どうやら、そんなことを言いたかったようなのです。もちろん、そんな意見もあるかもしれません。本当の菓子職人なら、パッケージは質素でいいから、その分お菓子の原材料にお金をかけて、よりいいもの、おいしいものを作ろうとするべきだ。確かに、それも一つのやり方でしょう。けれども、「 お菓子は食べたらおしまいだけれど、パッケージはずっと残しておけるもの。だからこそ、こだわってオリジナリティのある作品を生み出すべき」という考えもあると思うのです。当然、中身のお菓子は食べたら消えてしまいます。「おいしかったな」という印象は残るかもしれないけれど、形として手もとに置いておくことはできませんし、おいしかったという記憶も、時が経つにつれて、どんどん薄れてしまうでしょう。しかし、パッケージはいつまでも飾っておくことができます。それを見るたび、お菓子を食べたときのことや、それを贈ってくれた人のことを思い出すこともできるでしょう。実際、私が作るパッケージの商品は、中身のお菓子よりも外側のパッケージのほうが、費用がかかっていました。でも、よく考えてみれば、そもそも私がお菓子屋を始めたのは、「自分が楽しんで、みんなにも楽しんでもらえるお菓子を」という気持ちが原点だったのです。 お客さんに喜んでいただけるなら、どんなスタイルだっていいじゃないか。私はそんなふうに思うのです。

菓子業界でなくても高級なお店はパッケージにこだわる。最近ではネットショッピングでも梱包にこだわりがある企業が増えている。商品が届いた時の感動を倍増してくれる梱包は消費者のテンションをあげてくれるものだ。僕はよくApple製品を買うのだが、毎回梱包の素晴らしさには感動させられる。外側のビニールを破いて、箱を開け説明書を開くまでの一連の動作はいつも僕のテンションを上げてくれる。

一日二十四時間を八時間×三回と考えると一日が三日分に!

どのお取引き業者さんも「たったの二週間では難しい。どう見積もっても一ヶ月はかかる」とおっしゃいました。しかし、私だって簡単に諦めるわけにはいきません。「そうだ。 一日二十四時間を八時間×三回と考えたら、一日が三日分になるじゃないか。それなら、制作日数が少なくてもなんとかなるんじゃないだろうか」そう言って、私はお取引き業者さんたちを説得しました。つまり、一日当たり八時間作業すると仮定すると、一日二十四時間の間には三日分、働くことができるようになるのだから、二週間もあれば十分、制作できるはず、ということです。我ながら、なんだか妙な理屈ですが、考え方をちょっとひねればこれも正当な話のように思えてきます。その会議のために集まっていただいた業者さんたちは、参ったなと頭をかきながらも、なんとか引き受けてくれました。その足で近くのうなぎ屋さんにご招待し、一致団結、結束を固めたのもよい思い出です。

八時間労働×3で二十四時間を三分割して一日を三日に見立てるというのはちょっとブラック企業的な気もするがそれでも迫り来る納期をきちんと遵守することは取引先への信用にもつながるので、頑張りどころとも考えられる。社員一人ひとりのマインドが同じ方向を向いていればそれでも良いのだろう。

相手の何を見て付き合うべきか

社会的地位のある人が現役のときは、どんどん周りに人が集まってくるけれど、やがてリタイアしてしばらくすると、途端に誰も寄り付かなくなってしまう。こんなふうにリタイアするやいなや、潮が引くように人が去っていくということは、実は、珍しいことではないようです。その方も同様で、引退した途端に人との付き合いが減ってしまい、恐らくさみしく思われていたのでしょう。しかし、私は現役のときと変わらずにお付き合いさせていただいていましたから、つい、本音がこぼれたのだと思います。 その人が職を辞めても付き合う。これは、私自身のモットーでもあります。私は、その方の肩書きと親しくさせていただいたのではなく、その人自身とお付き合いさせていただいているのですから、その方がリタイアしようと、現役を続けられようと、私には関係のないことなのです。

リタイアしたら急に人との関わり合いが少なくなったという人にはネットやSNSがおすすめ。同じ趣味の人を探したり同級生とコンタクトを取ったりするのも良いだろう

サービス業を営んでいるとぶつかるどこまでサービスするのか問題。サービスは過剰と思えるぐらいでもそれがちょうど良い場合が多い。お礼もしかり。深くて長い人脈を築くためにはお礼もやりすぎが良いと解く書籍。

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