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すでにMARCH合格レベルのAIに勝つために必要なこととは?

      2018/04/11

東ロボくんは東大には入れなかった。AIの限界ーー。しかし、”彼”はMARCHクラスには楽勝で合格していた!これが意味することとはなにか?AIは何を得意とし、何を苦手とするのか?AI楽観論者は、人間とAIが補完し合い共存するシナリオを描く。しかし、東ロボくんの実験と同時に行なわれた全国2万5000人を対象にした読解力調査では恐るべき実態が判明する。AIの限界が示される一方で、これからの危機はむしろ人間側の教育にあることが示され、その行く着く先は最悪の恐慌だという。では、最悪のシナリオを避けるのはどうしたらいいのか?

AIはまだ存在しない

AI技術というのは、AIを実現するために開発されている様々な技術です。近年よく知られるようになったのは、音声認識技術や自然言語処理技術、画像処理技術です。Siri(シリ)はご存知ですよね。スマートフォンに話しかけるといろいろなことを教えてくれるあれです。Siriには音声認識技術と、自然言語処理技術が使われています。後で詳しくお話ししますが、ここ数年で画像認識技術が向上し、「AIはついに視覚を手にした」などと言われています。他にも音声合成技術やネット検索でお馴染みの情報検索技術、文字認識技術など、長年研究が続けられてきた様々な技術革新で、AI技術は 格段に発達しました。今では、そのようなAI技術を総称して単にAIと呼ぶようになっています。

AIはartificial intelligenceの略です。一般的な和訳は人工知能。人工知能というからには、人間の一般的な知能と遜色ないレベルのものでなければなりません。そういった意味で、現在はAIというにはまだ程遠いと言えるでしょう。今盛んに研究されている「ディープラーニング」などの統計的手法の延長では人工知能は実現できません。「統計」という数学の方法論に限界があるからです。しかしながらここまで浸透してしまったAIという言葉を使わないわけにはいかないので、便宜上AIという言葉を使うしかなさそうです。

新技術が人々の仕事を奪ってきた歴史

銀行の窓口も減りました。ATMがあり各銀行のネットワークが繋がっているからです。ネットバンキングもあります。紙の新聞は発行部数を減らし続けています。ネットでニュースを読むことができるからです。出版の取次や書店、印刷所は大きくその数を減らすでしょう。書籍はデジタル化され印刷の需要が減り、顧客の嗜好や購入履歴を学習して積極的にセールスを展開するんネット通販が、今以上に流通を席巻していくと予想されるからです。

人から機械へ紙からデジタルへという流れは加速する一方で、懐古的にアナログレコードが売れたりする現象も僅かだがある。僕も一時期、デジタル配信されないアナログオンリーの音源を好んで聞いていた時期があった。レコードのジャケットを手にするとなんとも言えない所有欲を満たすと同時にレコードに針を落とすという行為がたまらなく癖になるという一面もあった。僕的にブームはさってしまったので、現在は一年に一度くらい思い出したかのように聴くぐらいで、普段聴くのははAppleMusicで配信されている曲オンリーとなってしまった。それでも膨大な楽曲数で心を満たすには十分だ。

コンピューターは計算機

スマートフォンの普及で、AIは私たちにとって身近なアイテムになりました。街を歩けば、美味しいラーメン屋さんの情報や電車の乗り換え案内など、なんでもスマートフォンに教えてもらっている人の姿を見かけます。

一見スマホが私たちの質問を理解して考え、答えを教えてくれているかのような錯覚に陥りますが、AIは意味を理解しているわけではありません。四則計算で答えを出している風な受け答え。例えばSiriに「この近くの美味しいイタリアンのお店は?」と聞いてみると教えてくれるでしょうが、ちょっと意地悪な、質問の仕方をすると答えられません。試しに「この近くのまずいイタリアンのお店は?」と聞いてみてください美味しいイタリアンのお店を尋ねた時と似通った答えが返ってきます(サイゼリアが入っているあたりは微妙にわかっているのかなと思いますがww)つまりSiriは「美味しい」と「まずい」の意味の判別ができていない。まあまずいお店を検索する人はいないだろうからそれでOKなのでしょうが。

AIで代替できる人材を養成してきた教育

AIが労働市場に参入すると、これまでの大学入試では人材のスクリーニングが機能しなくなる可能性が高いでしょう。

このことに薄々気づき始めてきた親たちは、大学を出れば出世が約束されていた時代と異なる教育のあり方を模索し始めています。つい最近も仮想通貨の取引所の一つが、エンジニアの不足などで、セキュリティ対策が追いつかないという理由で閉鎖しました。需要がありそうなエンジニアに子供を育てるべく、プログラミングを学ばせるのがちょっとしたブームに。

AIが世の中に浸透するにつれ、教育のあり方も変化し続けるでしょう。さらに先の時代にはAIが自ら自分たちのプログラムを再構築しバグなどを最適化するようになるかもしれません。そうなってくるとエンジニアさえ必要なくなるかも。最近では教科書の内容を理解できていない(読解力のない)子供が増えてきているそうで、教育の課題もそこらへんに見え隠れしているように思います。

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