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興味のあることや本の感想などを綴っていく雑記Blogです。

『0から1を創造する力』シブサワ・コウ

      2019/04/09

伝説のゲームクリエイターが、既存の市場にない新しいものを創造する方法とこれまで創り出してきた名作ゲームのヒットの秘訣を紹介する、待望の初の著書です! 『川中島の合戦』、『信長の野望』、『三國志』、『Winning Post』、『仁王』など、数々の名作を生み出してきた著者。しかし、社会人としてのスタートは、家業の倒産、染料工業薬品販売業の経営不振など、先の見えない数々の困難から始まったのです。まさに「0」からスタートした著者が、どのようにして世の中にない商品を世に出し「1」を創りあげたのか、その方法と考え方を余すところなく明かします。「毎日、毎日、同じ仕事ばかり……」、「このくらいの仕事の質を維持すればいいか……」と日々の仕事に追われ、モチベーションが低下しているビジネスマンの心に、著者の仕事への思いや言葉は、驚くほど突き刺さります! 読めば必ず、明日からの仕事に生かしたくなる一冊です。

革新

『信長の野望』の1作目が出た1983年は、任天堂が家庭用ゲーム機のファミコン(ファミリーコンピュータ)を出した年でもあります。このファミコンへの参入も、波風立つことなく、順調に進んだわけではありません。むしろ荒波に襲われ、もまれ、大海に翻弄されるような事態にも陥りました。ファミコンは発売されると爆発的にヒットしました。これによって、子供も大人もゲームを身近に楽しめるようになりました。ファミコンの発売はゲーム業界にとって、たいへん大きな出来事だったのです。 『信長の野望』の1作目も2作目もパソコンで楽しんでいただくゲームです。2作目の『信長の野望 全国版』をファミコンで出すことはできないか。ファミコンの大ヒットに注目していた私はそう考え、任天堂と話し合いを持つようになりました。話し合いは当初、順調に進みましたが、『信長の野望 全国版』をファミコン版にするにあたっては非常に難儀しました。ファミコンの仕組みを解析し、プログラムを移植するのに手間取ってしまったのです。結局、2年近くの期間がかかってしまい、『信長の野望 全国版』のファミコン版は 88 年に発売されることになりました。 『信長の野望 全国版』の容量は非常に大きく、ファミコンのメモリーサイズを超えてしまいました。それで任天堂に協力していただき、通常の2倍の容量のカセットを特注で作っていただきました。任天堂の当時の社長である山内 溥 さんにはたいへんお世話になりました。

「信長の野望」懐かしいですね。僕はこのソフトで歴史に興味を持っていて受験も理数系クラスだったにも関わらず、日本史の選択ができる文系に移行したぐらいですから。結局、文系でも理系でも必須な英語が苦手だったせいで、足切りにあいほとんどの大学は不合格。圧倒的な英語アレルギーは今でも僕の生活に影を落としています。例えばファイスブックやブログへのコメントで英語で問い合わせが来ると内容がわからないので困ってしまうことも。Google様で翻訳してみても何言ってるかわからない文章になってしまったり。最近では翻訳の精度も上がってきたようですが。

他社のゲームを分析

他社のゲームを分析する中で、最近では、アトラスという会社から出ているゲーム『ペルソナ』にはまり込みました。『ペルソナ』シリーズの『ペルソナ4 ザ・ゴールデン』に至っては、半年間に合計200~250時間もプレイしたほどです。 『ペルソナ』シリーズでは、主人公たちが「ペルソナ」と呼ばれる特殊能力を駆使して、悪魔たちと戦いを繰り広げます。人格形成を活用しながら、主人公たちが強くなっていく様は独特の世界観に溢れ、魅力的です。それから、登場する女の子たちがとてもかわいい。濃厚な場面はまったくないけれど、イチャイチャする程度の恋愛場面はある。全ての女の子と仲良くなるには、1回のプレイだけでは無理で、何周でもプレイしたくなる。そうしたところも、よくできているな、と思います。『ペルソナ』シリーズは、当社のゲームとは特徴がずいぶん異なります。『信長の野望』や『三國志』の絵は写実的なタッチで描いていますが、『ペルソナ』シリーズの絵はアニメチックで色彩がとても鮮やかです。 『ペルソナ』シリーズでは効果音や派手な演出などのエフェクトを多用していて、特に若いプレイヤーはワクワクして楽しめるでしょう。音楽も当社のゲームとはかなり異なっています。当社では使ったことのないラップが『ペルソナ』シリーズではよく使われているのです。私にはこうした特色がとても新鮮で、ゲームを楽しみつつ、勉強もさせてもらっています。

「ペリソナ」シリーズは初代から続けてプレーしました。ハマり過ぎてイベントで主人公のコスプレをする始末。若かったですね当時は。そのころはまだコスプレと言っても同人誌即売会等でしか披露する場がなくてコスプレイヤーにとっては年に数度しかお披露目の機会がありませんでしたが、衣装に金をつぎ込んだもんです。今ではアニメやゲーム系だけではなく、ゾンビとかナースとかウォーリーとかハロウィンでのコスプレが皆さんの中で馴染み深いのではないでしょうか。

シブサワ・コウと聞いてピンときた方にはうってつけの書籍。歴史シミュレーションゲームの生みの親で数々のヒット作を生み出してきた彼の軌跡がわかる書籍となっております。創造する力は現代のクリエーターにも通じるところもあるので、そういった方にも読んでほしいです。

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