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100歳まで元気でぽっくり逝ける眠り方|大谷 憲

人生100年時代、どうせなら病気をしないで人生をまっとうしたいですよね。健康か病気がちかを左右する要因の一つ、睡眠にスポットを当てて解説。正しい眠り方で健康を手に入れよう。

ご長寿国家でも、平均8年間寝たきり

健康寿命とは、日常生活に制限のない期間(健康寿命)の平均をとった数字です。つまり、大きな病気に苦しむことなく、ピンピンした体で日常生活が過ごせる幸せな人生の時間です。  厚生労働省の資料によると、2010年時点での健康寿命は、男性が 70・42 年、女性が 73・62 年。  平均寿命と比べると、男性では約9年、女性では約 13 年もの差が開いています。この数字が何を意味しているか、もうおわかりですね。 そう、日本人の多くは、9~ 13 年もの間、日常的な病気、寝たきり、介護といった「不健康な期間」もしくは「病気の期間」を過ごすことになるのです。 これは、海外の国と比べてもかなり長い数字です。たとえば欧州では延命治療をしないため、寝たきりのお年寄りがいないそうです。しかし日本は、延命治療のご長寿国家。せっかく長生きしても、日常生活もままならず、結果的に家族にも迷惑をかけることになってしまう。世界が誇る日本の医療が生み出した結果がこんな現実とは……まさに皮肉としか言えません。こんな形で人生を終えるのは、誰しも避けたいですよね。幸せな人生を送るためには、平均寿命ではなく、健康寿命を延ばすしかありません。「健康寿命=平均寿命」の人生を送りましょう。そうすれば、無駄な医療費も介護保険も使わなくて済みます。健康寿命を延ばすには、予防のみが有効な手段です。つまり、元気である今のうちになんらかの手を打つしかありません。そう、自分の身は自分で守るしかないのです。

健康寿命という考え方は重要。延命治療のおかげで、長く生きながらえる場合も多い日本。介護など家族に迷惑をかけるのは本人にとっても本望ではないですよね。自分の体は自分で管理したいもの。健康寿命を伸ばすための生活習慣を身につけた上で長生きしたいですよね。

ぽっくり逝きたいなら「血流」を整えなさい

いつまでも健康でいたいのならば、自律神経のバランスのなかでも、特に副交感神経に注目するといいでしょう。副交感神経は、血管をゆるめて、全身の隅々まで血液を送り届ける働きがあるため、その機能が低下すると、血流が悪くなり、体に十分な栄養や酸素が行きわたらなくなります。また、代謝によって生じた老廃物を、血液を通じてうまく回収できなくなり、免疫細胞の働きが悪化し、免疫力も低下していきます。また、冷えやむくみといった症状にもつながります。血液が全身に行きわたり、スムーズに循環しないと、体に不調をきたしてしまいます。ただし、前提として知っておいていただきたいのは、交感神経は心臓などの働きを促進し、副交感神経は逆に抑制する働きを担っていること。つまり、血管は交感神経に支配されているのです。そして、現代社会はさまざまなストレスにさらされ、交感神経が優位になりやすい環境にあります。天気、寒冷、化学物質、大気汚染、騒音などの「物理的・化学的ストレス」、疲労、睡眠不足、栄養不足、細菌、花粉などの「生理的ストレス」、挫折、不安、悲しみ、欲求不満、人間関係など「心理的・社会的ストレス」などさまざまです。こうして過剰なストレスにさらされ、交感神経が優位になり過ぎると、細動脈の血管平滑筋が収縮し、血管が固く細くなってしまうのです。つまり、血流が悪くなってしまいます。忙しくてストレスの多い現代人にとっては、副交感神経を優位にして、リラックスできる方法を身につけることが、健康を保つ秘訣なのです。

ストレスの多いこの世の中では副交感神経を優位にしてリラックス状態を保つことで、健康を維持するのが有効なのだそう。負荷がかかる行動やなんかに悩まされる日常をやり過ごすためのストレス発散法を見つけて実践することでそれらは回避できます。

一生の中で最も大切な「睡眠」という時間

人はなぜ眠るのでしょうか?私がこのような質問をすると、多くの人は「体の疲れをとるため」と答えます。たしかに、それも睡眠の役割ですが、それだけではありません。体の疲れそのものは、1時間半くらいの睡眠時間で回復します。  なぜ人は、1日の約3分の1を睡眠時間にあてているのでしょうか?それは、「脳の休息」のため。 脳を休めることにより、人間の成長と細胞の再生という重要な役割を担っているのです。睡眠中には、毎日5000億~1兆個の細胞が再生されると言われています。睡眠時間を十分にとらないと、細胞の再生が不完全に終わり、病気になりやすくなるのです。こうした人間の成長と細胞の再生に大きく関わっているのが、「成長ホルモン」です。成長ホルモンは、脳下垂体から分泌されるホルモンのひとつで、文字通り、成長を促すことをおもな役割としています。 「成長ホルモン」というと、大人には関係ないと思う方もいるかもしれませんが、それは大きな誤解です。成長ホルモンは、おもに肝臓に働きかけ、軟骨細胞を増殖させる作用がある物質(ソマトメジンC)を分泌して骨の成長を促します。また、筋肉でタンパク質の合成を促進したり、心臓などのさまざまな臓器や器官の発育にも関わっていたりします。さらには、メラニン色素を回収する役割も担っており、美白効果もあります。つまり、成長ホルモンは骨や筋肉をつくり、傷んだ組織を修復するという機能を担っているのです。

睡眠には傷んだ機能を回復する機能があります。それは気分など、精神的な面のケアにも役立つと思います。僕は寝たら毎日の嫌なことも忘れられる楽観的な人なので睡眠には助けられています。精神科にかかる人にとって睡眠は健康のバロメーターです。

100歳まで元気でいられてぽっくり逝けたらという皆の願望をより現実のものとするための睡眠法を教えてもらえる書籍。

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