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クラウドファンディングで1億円調達し絵本を32万部売った魔法

      2017/12/01

こんなことを言うと先輩方から怒られるかもしれないけど、僕より上の世代は、僕より下の世代のように「職業に寿命がある」という体験をしてこなかった。多くの大人は「職業は永遠に続く」という前提で話を進めてくる。だから、すぐに、「お前は何屋さんなんだ!?」と肩書きを付けたがる。上の世代の皆様には申し訳ないが、今はそんな時代ではない。現代のお金と広告をめぐるリアルがここに。

変化できる人しか生き残れない時代

たとえば、あなたの親は、あなたにこんなことを言うだろう。「好きなことをして生きていけるほど、世の中は甘くない」と。親世代の常識は「お金=ストレスの対価」だ。ところがどうだ?ストレスがかかる仕事から順にロボット化されていき、ストレスがかかる仕事がみるみる世の中からなくなっていくではないか。自動改札機が生まれ、改札口から駅員が姿を消したような変化が、今アチコチで起こっている。「好きなことをしていきていけるほど、世の中は甘くない」と言われても、好きでもない仕事は消え、好きなことしか残らなくなってきている。ここからは、〝好きなことを仕事化するしか道は残されていない〟時代だ。多くの親や先生は、この変化を捉えていない。彼らはこの大波の乗り方を知らないのだ。

ちょっと大げさかもしれないが言っていることはよくわかる。「お金=ストレスの対価」である職業は今も多く残っているが、これからは人間にストレスを与え続ける面倒な仕事は順にロボット化、AI化していくだろう。残るのは、ワークライフバランス的に優れた職業のみとなる日も近いだろう。著者が言うように、好きなことを仕事かするには、そのカテゴリーにおいてある一定の専門的なスキルが必要となる。好きなこととはいえ、実力が問われる時代となっていくのだ。僕がブログを始めて1年9ヵ月。周りを見渡してみると書評サイトの多いこと!Amazonアソシエイトとの親和性から、本を読むのが好きな人がこぞってサイトやブログを運営しているからだ。まだ2年は経っていないが、その間にも様々な変化が。GoogleからサイトのSSL化して最適化した方がいいよと運営上のヒントが提示されてサイトをhttp→https化したり。面倒なことにもちゃんと対応していかないと淘汰されるのみだ。

クラウドファンディングとは何か?

クラウドファンディングとは信用をお金化するための装置だ。同じ企画でも100万円集まる人と1円も集まらない人がいるが、両者の差は、企画者の信用度に他ならない。この線で考えると、テレビタレントとクラウドファンディングの相性はすこぶる悪い理由が説明できる。

テレビタレントのギャラの出所はスポンサー。広告費の一部がタレントのギャラとして支払われる。当然、タレントに求められるのは好感度だ。たとえばマズイ料理を食べても「美味しい」と言わなければならず、嘘をつくのが常態化する。以前のようにSNSがなかった時代なら、それでも批判を受けることはなかったが、今の視聴者は違う。SNSを駆使して時には食べログのレビューを見て、その店が本当にタレントが言うようにうまいのかを確かめることができるからだ。その上でお店に行きそれでもまずかったらこれもSNSで発信。テレビタレントのうそがカウントされ、信用度が決まっていくのだ。僕は昔からテレビで料理が紹介されても、そこに食べにいくことは一切ない。食に関してはコスパを重視するので、いくらうまい店でも交通費と高い値段設定の料金を払ってまで食べるべきものかと考えてしまうからだ。値段を考えると自宅でちょっと高めの食材で料理した方が満足度が高かったりする。

異彩決定の舵は「脳」ではなく、「環境」が握っている。

クラウドファンディング同様、オンラインサロンもまた〝信用をお金にするための装置〟であるからだ。ここでもやはり「人気」と「認知」の話になってきて、人気タレントには有料会員が集まり、認知タレントには有料会員が集まらない。大御所に意見したり、情報番組のやり方に納得がいってないことを行動で表明したりすると、オンラインサロンの入会者が顕著に増える。僕の場合だと300人増えれば、月の収入が30万円増えることになる。年収は360万円増える。ブログが炎上し、野次馬が集まり、アフィリエイトの報酬が懐に入ってくる「炎上商法」とは明らかに異質で、オンラインサロンの場合は、意志を明確に表明した覚悟と、その裏事情や日頃の考え方を知る為に、お金が支払われている。

ネットリテラシーが低い連中は、ネットが炎上すれば、それが世代間の議論交換であろうが、「おでんツンツン男」であろうが、区別なく二言目には「炎上商法」と騒ぎ立てる。しかし、オンラインサロンの場合、哲学や教養のない炎上は商売として成り立たないのだ。

絵本『えんとつ町のプペル』で2度のクラウドファンディングに成功した著者。現代のお金と広告のの仕組みを惜しみなく公開。新しいことを始めたいが資金がなかなか調達できないと悩んでいる人必見!

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