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『いつ、誰が相手でも必ず盛り上がる銀座の雑談手帳』日高利美

      2019/02/12

この本はこんな思いを持つ方のためのものです。
――初対面でも、気軽に話せる雑談の中身を知りたい
――年の離れた人・趣味の合わない人とも会話を楽しみたい
――いつもとは少しだけ違う、ワンランク上の粋な雑談をしたい

仕事の商談で本題に入る前に、デートでの話題づくりに、ご近所さんとの何気ない会話に、百戦錬磨の銀座のクラブのママがとっておきの雑談の極意をお伝えします。

銀座のクラブ ナンバーワンの条件

気配りができるナンバーワンのスタッフは雑談においてはどのような振る舞いをしているのでしょうか。 いろんなタイプの女性がいますが、共通して言えるのは「優れた聞き手」であるということです。お客様がしている話がどんな話題であっても、人一倍真剣に聞いているのです。 もちろん全員がはじめからできているのではなく、先輩のあいづちや視線を真似してみたりと、少しずつ経験を重ねながら上手な聞き手になっていくのです。私のお店の歴代のナンバーワンを思い出してみても、みんな新人のころは表情も硬く、上手く話せない子ばかりでした。知らない人たちの間にいきなり入っていくわけですから、緊張してしまうのはある意味当然のことです。

美人であることは最低条件で、その上気配りができるかどうかで、銀座で生きていけるかが決まるようだ。最初はみんな緊張してうまく話せないというのは意外だった。面接とかでその辺を考慮してコミュニケーション能力が高い女の子を雇うものだと思っていた。アイドルなんかみたいに未完成なのがうける要因だったりすることもあるのだろうか。デビュー当時から指名していた女の子が自分を含めて他のお客でも売上を上げるようになっていくのは、自分が育てた感があり面白いのかもしれない。

雑談に知識は必要?

ビジネスシーンに限らず、日常生活においても当てはまることかもしれませんが、知らないことを知らないと言える「正直さ・誠実さ」が大切なのではないかと思っています。「教えてほしい」と言われて嫌な顔をする人は少ないでしょう。むしろ、自分が話していることをもっと知りたいという積極的な姿勢に好感を持ち、教えたいと思ってくれる方が多いように感じます。また、もし何か相手に教えてもらうことがあったら、そのことを覚えて、ぜひ行動に移してみてください。たとえば、些細なことかもしれませんが、私はお客様に行ったことのないお店を教われば、できる限りそのレストランに足を運ぶようにしています。

僕は普段知識がないことを恥じて、つい知ったかぶりをしてしまう傾向にある。なので知らないことを知らないと言える勇気が「正直さ・誠実さ」を演出するというのはわかる気がする。知ったかぶりをして話が進むと途中で齟齬が生まれるので、知らないことを知らないと言えるのは会話において重要なファクターだということだ。相手に教えを請うことに積極的になることによって、その後の関係が円滑に進む。誰でも教えてあげるときにはいい気分になるのだから。

「美点凝視」

以前読んだ、大手証券会社のトップ営業マンが書かれた本に「美点凝視」という素敵な言葉が載っていました。相手の悪いところではなく、よいところにこそ注目しようという意味です。相手のよいところを見つけたいと願い、お付き合いを続けていくと、あるとき、新たな一面が見えて好きになることも多いのです。私がまだお店を持つ前、無愛想で苦手なお客様がいました。私だけでなくほかのスタッフも皆、その人の席にあまりつきたがらなかったのですが、あるとき、そのお客様を含めた何人かで、香港旅行へ行く機会がありました。そのお客様は、奥様といらっしゃっていたのですが、奥様に対する態度を見て、私の彼に対する印象は180度違うものとなりました。とても紳士的で、奥様のことを気遣ってカバンを持ってあげたり、飲み物を取ってきてあげたりしていたのです。「彼はきっと照れ屋なだけで、自分の家族や大切にしている女性にはこんなに素敵に接する人なんだ」という発見があったと同時に、それまで抱いていた嫌な印象がすーっと消えてなくなりました。そして勝手に「苦手だ」と決めつけていた、それまでの自分に対して深く反省しました。

誰とでも仲良く笑顔で接することができる人ばかりではない。家族やごくわずかな近しい人とは笑顔で応対できても、それ以外の人とはなんだか距離感がある人もいる。僕もそんな人間の一人だ。いつもニコニコしている人の方が僕にとっては嘘くさく思えてしまう。印象はそのほうがいいのだろうが。人と付き合う上では美点をみてあげること。その人の良いところにフォーカスしてみればそこから会話の糸口が見つかることも。奥さんを大切にする彼のような場合も。

会話を、雑談をする上で大切なことやスキルを身に付けるために必要なことが詰まった書籍。雑談というぐらいだから、話していることはたわいもないこと。それでもやっぱりコミュニケーションでは大事な一歩だ。会話が盛り上がるにはどのような受け答えをすれば良いか、シーン別に多数収録。知っていると会話が盛り上がること間違いなしだが、僕の場合、人に対して恥ずかしがり屋という大きなハードルがww

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