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1歩を踏み出す50のコトバ|吉岡 秀人

スポーツや仕事なんでもそうだが、観客よりプレイヤーになったほうが何倍も楽しい。様々なシュチュエーションではじめの一歩を踏み出し人生を楽しいものに!!

観客よりプレイヤーに!

プレイヤーになったほうが楽しい。他人がしいたレールを歩くよりも、自分でレールをつくって歩いたほうがエキサイティングだ。正直、プレイヤーはしんどい。痛みも苦しみもある。いろんなしがらみや、まわりからの嫉妬も出てくる。いくつもの困難が目の前に立ちはだかるだろう。 とても面倒くさい。だけど、それを何倍も上回る感動がある。自分の人生を、自分で決めることができる自由がある。僕は、30 歳のときに〈一歩〉を踏み出した。「海外で医療活動を行いたい」そんな想いで、ミャンマーに一人で乗り込んだ。それから 17 年。今では、ジャパンハートというNPO団体の代表をつとめ、ミャンマーやカンボジアなどでの医療の無償提供、日本の僻地・離島への看護師の派遣、東日本大震災への医療復興支援など、さまざまな活動を行っている。これまで1万人以上の子どもたちの命を救ってきて、今でも年に2000件以上の手術をしている。そんな僕の取り組みを評価してくれたのか、テレビでは、NHKや民放で特集してもらい、「情熱大陸」(MBS毎日放送)には3回も取り上げてもらった。小学生や大学生、ベンチャー企業の社長からお坊さんまで、さまざまな背景の人たちの前で、講演することも多い。 ありがたいことに、講演はいつも盛況で、ミャンマーから日本に帰ってくるとき、僕は全国を飛び回ることになり、休む暇もない。僕のまわりには多くの人が集い、その中には 20 代の人も多い。かつて教師になりたかった僕にとって、医師としての活動だけではなく、若い人たちに向けて何か話す機会があることは大変だけど、やりがいもある。人から必要とされる人生。 自分の存在価値を日々実感できる人生。

ジャパンハートというNPO団体、CMでよくみるあれです。何事も実行に移す人は素晴らしい。僕は観客気質が強いのだが、ブログがそれを変えてくれた。自分が発信することなんてなくて、初めのうちは迷走したが、今では一定数の支持を得ている。何事もチャレンジ。新たな世界に踏み出す人間になれば今より数倍楽しい未来が待っているよ。

人はどんなに自分の思い通りに生きたとしても後悔する生き物

どんなふうに生きても人は後悔する。どんなに充実した人生を送って来た人も、死ぬときには必ず後悔する。人間というのはそんな生き物だ。「 10 代の頃にこんなふうに時間を使ったらよかった」とか、「 20 代の頃、こういうふうに生きればよかった」とか、そんなふうに思ってしまう。問題は、その度合いをどうやって減らすか。それを考える。人が後悔することとはどんなことか。それは、失敗したことではなく、チャレンジしなかったこと、やり残したことだ。それこそが、人生を後悔する大きな原因なのだ。僕たちが、一つの生き方を選択するということは、その他すべての選択肢を置いていくということだ。たとえば、僕が「僕は医者になる。でも、教師にもなりたい」というときに、医者になったら教師という選択肢は置いていかなきゃならない。その医者の人生が、自分にとって悪ければ悪いほど、「こんなはずじゃなかった……」と後悔する。選んだ結果が悪いと、必ず後悔の度合いが大きくなる。やり残したことに対する後悔がでかくなる。人生のメインの後悔とは、失敗したことよりも、やり残したことが多いことだ。人間は生きて行く上で、「あれもやりたい」「これもやりたい」とか、いろいろ考える。だけど、ほとんどはできずに終わる。やり残しをいかに減らしていくか。それこそが、後悔を最小限に食い止めるための方法だ。

何にでもチャレンジしてみる。それが大した成果をあげられなくても経験値が上がりその失敗は必ず糧になる。同じように次のチャレンジをしたときにそれがいきてくるのだ。同じ失敗を繰り返さぬように、そして成功体験が得られれば、またそれも人生において糧になる。

始めるのに遅すぎるということはない

正直言うと、物事を始めるのに、遅い・早いというのはある。サラリーマンの世界だと、 35 歳を過ぎると、転職ができないという。ある程度の成果、実績を持っていかないと、転職ができないらしい。僕の経験からも、 30 代中盤から後半になってくると、人としてのフレキシビリティが圧倒的に落ちることを実感している。日本から現地へ来ている医療スタッフでも、 30 中盤の人は、考え方を変えられない。 20 代の人は柔軟に対応していくし、適応力が高いんだけど、 30 中盤の人で、適応力が高い人は少ない。「自分の生きてきた価値を、なかなか手放せない」という人たちが多いのだ。だから、環境適応能力が低い。本当はこの頃から、自分の得意なことにコンセントレーションしていく年齢だ。それが、このときに能力を発揮できてない人は、もっと若いときに付けておくべき「基礎体力」ができてない人なんだろう。「基礎体力」とは野球でいうランニングや筋トレで身に付ける体力のようなもので、人間の地力のようなものだ。そして、 30 中盤から「基礎体力」を身に付けることは非常にしんどい。だけど、ここからでもやらないと仕方ない。このぐらいの歳になっても基礎体力がないのであれば、せめてフレキシビリティだけを持って、もう一度頑張るしかない。フレキシビリティがない人は使い物にならないからだ。もう一度やり直す方法は、もうそれしかない。いやでも、しんどくても、やるしかない。若いときにやっておくべき苦労を、本人はしてこなかった。だから、どんなにつらくてもやるしかない。若いときほど、力は付かないかもしれない。でもそれ以外に、道は残されてないのだ。

始めるのに遅すぎることはないが、早いうちに初めておいたほうが有利にはたらくということはいくつもある。失敗も若いうちなら許容範囲だが歳をとってからの失敗はなかなか取り戻せない。

一度きりの人生、やりたいようにやって、10年後の自分に問いかけてみてください。後悔しているかと?

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