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「若手を動かせる人」こそ、成功できる。

      2018/05/15

隠れた能力を引き出し、最大限の結果を生むための教え方、伝え方とは?年の離れた社員と「最適な距離感」を構築する、シンプルな方法とは?部下や後輩から圧倒的な信頼を得て、自分についてきてくれるようになる、チームとしての仕事が飛躍的に伸びる極意とは?若手の「モチベーション作り」を間違えなければ、社会現象すら起こせる!

若手が本当は何を望んでいるか

若手を動かしたい、でもうまくいかない人たちが、誤解していることがあります。それは、若手が何にモチベーション(動機)を持って動くかを勘違いしていることです。若手を動かそうとするときに、間違いがちなのはたとえばこんなことです。

  • 「お金」や「評価」だけでモチベーションをコントロールしようとすること
  • 「ルール」や「マニュアル」で管理して、統一化をはかろうとすること
  • 会社の常識や社会的価値観を押し付け、それに沿った行動をさせること

これらの指導法は、10年前まではそれなりに機能してきたかもしれません。でも、今の若手を動かしたいのであれば、間違っています。なぜ、これらが間違っているのかというと、今の若手が育ってきた時代背景を考えてみればわかります。

今の若い世代は、モノに不自由してきた世代ではく、生まれた時からあらゆる情報に接してきた世代です。いまどき、彼らはテレビもスマホも当たり前に持っています。モノも情報も有り余った時代に生まれ育っている彼らは今更「モノ」や「情報」では動かないのです。では彼らは何で動くのか?それは「情熱」です。もっと具体的にいうと、自分が心揺さぶられる対象。一見冷めている様子が見受けられる最近の若手も、自分が情熱を注げる事に対しては、自ら動いて目標に向かっていくことができます。もっと言えば、彼らが動く唯一の動機が「自らの情熱」なのです。

この時間違ってはいけないのが、あなたの情熱を押し付けてはならないということ。いくらあなたが目標に対して情熱的に語ったとことで彼らとピントがずれていればただの押し売りとなってしまいます。彼らの中に潜む情熱をうまく引き出してあげることが重要になってきます。彼らを「やりたくさせる」事に成功すれば、あとは勝手に成長してくれます。若手自身に志や夢を語らせ(会社がやってほしいことを押し付けるのではなく)、それを実現させるためにあらゆる障壁を取り除く(多くの障壁は社内にあります)ことが大事なのです。

×鉄は熱いうちに打て、○鉄が熱いうちに観察する

鉄は熱いうちに打てなどと言われますが、打たなくて結構です。せっかく自分たちとは違う価値観や志を持って入社してきた若手に対して、こちらの考えを押し付けるのは、若手の自尊心を削ぐことになります。それこそ、天然の鯛をかまぼこ型にはめてしまうようなものです。一度かまぼこになってしまった鯛は、二度と自分で泳ぎませんし、爆発的なパワーを発揮してチームに貢献してくれる人材にはなりません。

新人のミスは任せる仕事の範囲が狭いためたかが知れています。なので自分の判断で自由にやっていいよと行動を促します。ミスは先輩がカバーしてやればいいのですから。ミスよりもダメージが大きいのは、若手を萎縮支えたり、型にはめてしまうことと心得ましょう。

登る山は、自分で決めさせる

若手が自発的に動くようにするために大切なことは、「自らの口で志や目標を言わせる」ことです。言葉はあまり綺麗ではありませんが、人は自分の口で吐いた目標に向かうとなれば、素直になれるし、頑張れるし、責任を持てるようになるのです。これは、山登りに例えると、「どの山に登るか」を自分で決めさせるようなものです。

若手が仕事を嫌いになってしまう理由の一つが上からあれもこれもと押し付けられること。自分で決めたことでないので、うまくいかなくても落ち込みませんし反省もしません。そこには責任感も醸成されにくく「先輩に言われた通りにやったのに‥‥」と不満が積もるばかりです。

上司がかっこつけると若手も本音を話さない

一番大事なことは、先輩がかっこつけないこと。自分の周りの人が自己開示をしていないのに、若手が自己開示するわけはありません。気を使って接すれば接するほど、若手もあなたに気を使って心を開いてきません。先輩は、若手を萎縮させたら負け、若手に気を使わせたら負け、くらいの気持ちで新人を迎えましょう。若手に気楽に接すると舐められると思うかもしれませんが、そんなことはありません。自分の話を丁寧に聞いてくれる人を、軽く扱う若手はいません。むしろ、尊大な態度を取る上司よりも、よっぽど信頼します。

かっこ悪い失敗なども包み隠さずさらけ出すことで、若手が同じ失敗をしないよう促すこともできるし、より身近に感じてくれることができればその関係性はプラスに働きます。

「最近の若いもんは」というのはいつの時代の上司でも一度は口にする言葉ではないだろうか。それは若手との間に信頼関係が築けていないから、つい出てしまう言葉なのかもしれません。スマホ世代の人心掌握術がここに。

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