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縄文意識高い華麗なる狩猟採集的仕事術とは?

      2018/08/19

みんな、縄文人みたいに働けばいいのだ。 

雑誌で特集が組まれたり、博物館で特別展が開催されたり、果ては関連映画の上映や伝説的名著の文庫化など、今まさに縄文界隈が熱い!そんな縄文ブームの中、縄文時代の面白さに目覚めた人びとの間で話題のフリーペーパー『縄文ZINE』から竪穴式にスピンオフして生まれたかつてないジョーモン本が登場。現代人に足りないのは縄文的発想だ!をモットーに、現代ビジネスの現場とマリアージュさせ、くすりと笑えて気がつくとためになる仕事術として抽出。ビジネスとは「狩り」であり、理想の上司は「森」である――1万年以上持続した時代から学ぶことは深く尊い。

飲み口の装飾が立体的すぎるマイ・タンブラーでスタバのカフェラテを飲み、ボトボトこぼす。

循環型社会を標榜する縄文時代、マイタンブラーは必携だろう。飲み口や口縁部に、ムラに伝わるカッコいい装飾を施せば、それこそ本当の〝マイ〟タンブラーに。ゴテゴテして飲みにくいって?え?それって重要ですか?

現代のビジネスパーソンであれば、C.I.やV.I.、B.I.なんて言葉も聞いたことがあるはず。C.I.=コーポレート・アイデンティティ、V.I.=ヴィジュアル・アイデンティティ、B.I.=ブランド・アイデンティティの略で、企業のブランディング戦略として、顧客や社内で共有されているものです。土器の装飾や文様も同じ。時代と文化圏、地域によってはっきりと特色がみられ、彼らの地元愛や各地への「オラがムラの土器様式」のアピールの場となっています。

それにしても縄文土器の器は装飾にばかり気を取られ実用性の薄そうなゴテゴテした作りに飲み口がなっている。実際にこれ使って飲んでいたら目立つだろうが、飲み物は溢れて飲みにくいし、実際使っていた縄文人はどうやっていたのか疑問が残る。

新人のうちは度胸をつけるため他集落へアポなし交易に行かされる。

飛び込み営業ほど精神的に厳しいタスクはない。しかしアポなし交易に比べたらそれでもまだ大したことない。何しろ行くのに何日もかかる集落だってあるのだ(大抵は歓迎してくれるが)。

現代のように通信手段のほとんどがなかった縄文時代、交易は基本的にアポなしでした。ただし相手側も「そろそろアポなしで来るかもな」と、勘を働かせていたかもしれません。

営業の仕事でアポなしなんて失礼だが、それでも横行するアポなし営業の強要。ネットが普及している今日でもアポなし営業は度胸をつけるためと言い張る会社には入りたくないです。忙しい時間帯に訪れれば迷惑になることはわかりきったことだし、それでも応対をしなければならない相手の会社の貴重な時間を奪っていることになる。自社の製品の売り込みには他の方法だっていくらでもあるので、無駄に営業マンの人件費を払うより有効な施策はいくらでもある。

なんでもドングリに換算する。しかも経理がどんぐり勘定だ。

お金のなかった縄文時代。一般的なビジネスパーソンの大好きな給料なんてありませんでしたし、保守的なビジネスパーソンの大好きな貯金ももちろんできませんでした。とにかくビジネスでは何でもかんでも数字や金額に置き換えてしまいます。現代のビジネスパーソン諸氏にとっては面食らう話だと思いますが、お金や値段というものにあまりにも頼りすぎると、時にモノの価値というものを自分で判断することができなくなってしまいます。逆に、お金や値段というものをはずして「モノ」そのものを見つめてみると、本来モノには数字や金額に置き換えられない「価値」があるということに、気付かされるはずです。数字に置き換えられることができるものって「モノ」の一面だけなんです。そんな縄文時代にだって数の概念はあったはず。かろうじて保存がきいて、「数」があるドングリは、数を数えるのにちょうど良かったのではないかと勝手に想像します。

縄文時代の主食は場所にもよりますが、ドングリや栗、くるみなど堅果類だったと考えられます。豊富に取れて比較的保存がきくこれらの実は住居近くの貯蔵穴に保存食として貯められていました。通貨が無い時代のお金に変わる価値あるものだったと言えるでしょう。

Ctrl+Zは再生へのショートカットだ。(Macはcommand+Z)

あまりにもCtrl+Z(command+Z)の操作に慣れすぎると、コンピューターを伴わないときに失敗したことでさえ、頭の中でCtrl+Zを押していることがある。しかし、その失敗はすでに取り返しがつかないのだ。これもまた畏れ多い機能だ。

一つ前のアクションに戻ることができるcommand+Zはもはやなくてはならない存在となっている。間違って大事な箇所を消してしまっても安心、すぐ再生できます。

縄文時代の暮らしを現代のビジネスマンに当てはめ縄文時代にビジネスマンがいたら、こうだろうねと想いを馳せることのできる変わった書籍。そこには時代の違いはあっても変わらず行われていることなどもあり読んでいて面白かった。それが現代のビジネスに通用するかは別として読めば楽しい書籍。

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