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職場のアホを撃退できる!都合のよすぎる方法とは?

本書は、「攻撃性」をビジネスに活かすための方法論をロジカルにまとめたものである。攻撃性を、ベストなシーンで、ベストなタイミングで、ベストな相手に対して、ベストな使い方をすれば、ビジネスをはじめ、世の中を渡っていく際に大きく有利になる。アホとは戦わずにしのぐのも1つだが、短時間でストレスを消し、自分の希望を達成したいのであれば、この本は強い味方になってくれるに違いない。また、「いい人をやめなさい」と言われたものの、いい人と攻撃性のバランスが悪くなっていて、キレ方が上手ではないという人も、特に日本人に多い。本書は、そんなバランスのとれたキレ方も、習得できるようになっている。

「攻撃性なんていけないもの」。こう考えていたら何も進展しない

攻撃性について、人はあまり語りたがりません。テーマとしてタブーなのです。少なくとも、それが自分自身の攻撃性に関することであれば。ではそもそも、攻撃性とはどういうことなのでしょう。そして、この激しい感情はどこから湧いてくるのでしょうか。

攻撃性については、人間が基本的に備えている性質のひとつであり、破壊に繋げるだけでなく、生き残りのための機能も備えていると言われています。心理面や身体面に影響され、起こる攻撃性、自分が置かれる環境が厳しくなり環境が自分にとって敵意あるものだと認識されると攻撃性を伴う身体反応が防衛本能的にはたらくのです。敵意の認識→危険→身体的ストレス反応→攻撃的防衛行動(または逃避)僕の場合は、攻撃的防衛行動が逃避に変わることが多いので、相手はより攻撃の手を強める行動に出てきて調子にのる場合が多い。それでも攻撃的になれないのは病気を患い、弱気な自分がいるから、なかなか攻撃行動をとりにくいという側面もある。

力で自分を押し通すほどの目標なのかを再確認する

もし、困難を楽しんで乗り越えたいと思うなら、自分が目指す良い目的を信じなければなりません。それがあれば、自分自身と会社のための戦いもやりがいがあります。目標は、富でも、健康でも、家族の幸せでも、速い車でも、すてきな家でも、プロジェクトや仕事の成功でもいいのです。あなたの目標はなんですか?何を手に入れたいですか?競争を戦い抜くには、基本的な信条が必要です。もし、戦うだけの価値がある目標が見つからなかったのなら、ゆったりとくつろいでいるのもいいでしょう。余ったエネルギーは、子供の教育や趣味やボランティアにつぎ込んだ方がいいかもしれません。

僕の場合人との付き合いが希薄なので、自分を押し通してまで、相手と敵対することがあまりない。ゆったりくつろいで、趣味の読書にいそしんでいる事が多い。エネルギーを敵意むき出しの輩につぎ込みたくないからだ。戦いを挑んでくる相手もたまにいるが、こちらが勝てる見込みがない場合、すぐさま逃避する。面倒に関わりたくないからだ。勝率が50%ない場合は、戦わずして、味方になってもらうのも手だ。

「批判精神を持ち続けたいけれど、誰のことも悪く言いたくない!」

批判とは、相手の弱点を指摘することです。批判をすれば、もちろん相手を傷つけます。意図的ではなくても、結果としてそうなるのです。なぜもっとうまくやれなかったの?なんて言われたい人は誰もいないのですから。その上、その批判が核心を突いていればなおさら耐えられません。誰かを批判すれば、普通、相手は自尊心を傷つけられます(特に相手が男性の場合は)。どんなに気を遣って言葉を選んでも、どんなにあなたの指摘が当を得ていても、です。だからと言ってもちろん、適切な批判をやめるべきではありません。ただ、それが相手にとって気分のいいものであるはずがないということを知っておくべきだということです。もし口論中に興奮して、軽はずみな言葉を発してしまったとしても、次の日に謝ればいいでしょう。

僕は性格上相手を責める事ができません。逆ギレされたらどうしようとか考えてみたり、実際に避難した時、数倍のお返しが来たりして面倒だからです。できれば揉め事にしたくないのでやんわりいなすのが身に染み付いてしまっています。軽はずみな言動で謝らなくてはならない状況も回避したいので、グッと我慢してしまいます。

致命傷でない弱点をあえて公表し、弱点を知っている人を把握する

あなたにはどんな弱点がありますか?長所を探した時のようにここでもやってみましょう。任務と課題を思い出して、今回はうまくいかなかったことを書き出してください。どこに引っかかったのか、何を最後までやり抜くことができなかったのか、それはなぜなのか。上司や同僚から繰り返し批判されたのはどんなことか。顧客からのクレームを受けたようなことはあったかどうか、などです。

書き出した弱点のうち公表したいものを選んでみてください。それはあなたの会社ではほとんど意味のないような弱点が望ましいです。あなたの痛いところを知っているのは誰かも思い浮かべてみましょう。自分の弱点がわかる人は他人の弱点にも敏感になることが多いです。例えば部下の弱点に気づいたら、2人だけの時を狙って指摘してみるのも良いでしょう。

職場で厄介な人物はいませんか?そんな輩に、ガツンと言ってやるための方法が紹介されています。引っ込み思案で穏健派なあなたでも、順を追って批判することで立場を悪くすることなくアホを撃退できます。

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