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童門流人前で話すコツ こうすれば自信が持てる、楽しくなる|童門冬二

人前で話すことが苦手だという人は多いだろう。人前で話すことを特に苦手とする僕のような人は年齢を重ねるごとにその低スキルが弱点に。普通に生きていくと年を重ねるごとにそうした機会が増えていくからだ。話し方のコツをレクチャーしてくれるだけでなく読み物としても面白い書籍だと思う。うまく話そうと奮闘している方に向けた指南書です。

「無事大過なく」は無能の証拠

仲良しごっこばかりしていたのでは、業績は上がらない。組織の理念も達成されない。本来、和というのは、平林たい子という作家がかつて言った、 「とかくメダカは群れたがる」ということだ。二十一世紀に突入して、IT化がどんどん進むような社会にあって、こんな仲良しごっこはもう通用しない。一人ひとりが、 「自分の存在意義」  をしっかりと示さなければ、生きていけない。かつて土光敏夫さんがこう言った。 「会議というのは、一人ひとりの出席者が、全知全能をかたむけて行なう言葉による闘いである」その通りだと思う。したがって、もはや職場における和など保つようなことばかり気にしていたのでは、どうにもならない。それは、 「あらゆることを妥協という土で塗り固めよう」という安易な策にほかならない。それよりも一人ひとりの個人が、 「全知全能をかたむけて、言葉で闘う」という場が職場だとするならば、やはり、 「リーダーが示した目標に向かって、自分は何ができるか、その寄与度はどの程度のものか」という認識を持つことの方が先決だ。

同じ会社に長く勤めているとどうしても仲間意識から仲良しクラブ化してしまう。そうなってくるともう外に出ることができなくなってしまう。いざ転職と言ったときに、新たな会社の社内風土についていけずやめることになってしまう。僕のように。社内に仲間が多く良好な関係を築けているなら、よほどのことがない限り転職するのはお勧めできません。中途採用は転職先では後から入ってきた新参者となってしまい、コミュニケーション能力が高くないとなかなか馴染むのは難しいかもしれません。

ITと歴史

「織田信長は、武田信玄と上杉謙信という両先輩を尊敬していました。名将と思っています。しかし、彼は疑問も持ちます。それは、名将同士がなぜ同じ場所で、五回も同じ合戦を繰り返すのだろうかということです。そこで信長は、今でいえばインターネットで調べるため、パソコンのキーを叩きます。まず、『川中島合戦』と打ち込んで、次々と画面に現れる解説記事を読みます。そして合戦の概要を頭の中に叩き込みます。次に、『合戦の行なわれた年月日』をインターネットで調べると、その答えが出てきます。つまり、五回行なわれた合戦の年月日です。これを見ているうちに、信長ははっと気がつきます。それはどういうことかというと、合戦の行なわれた日が、五回とも“〝 農閑期”〟 だったからです」このことに気づいた信長は、次のように考える。

●  武田信玄と上杉謙信は、農繁期には合戦を行なっていない。

●  ということは、彼らが率いる軍団の大半は、農民なのだ。つまり農民を兵士に仕立て、動員している。

●  したがって、兵農未分離状況にある軍団であり、農繁期になると合戦を中止して、領地に戻る。そして兵士は農民に戻って、農業に 勤しむ。

●  ということは、武田軍団も上杉軍団も、その構成員の大部分が兵士と農民という、一人の人間が二つの機能を持った存在であり、同時に季節労働者なのだ。

こういうことに気づいた信長は、今でいえばパソコンの前で手を打って喜ぶ。「二人の名将の弱点を発見した!」と思う。そして、「それなら、おれは二人の先輩名将を超そう」と企てる。

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自分の自信をもって話すためのコツやどうすれば自信を持てるかが記された書籍。人との会話が苦手なら書籍やなんかで知識を深めることをお勧めします。きっと会話の中でその知識がいかされます。

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