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知っているようで知らない「お天気」の本|大野 治夫

今にも雨が降り出しそうな空を見上げて、ふと疑問に思うことはありませんか―「なぜ雨雲は黒く見えるんだろう?」。天気予報を聞いていて、気になる言葉に引っかかることは?―「アメダスって何!?」。この本は、気象予報士であり、ラジオで人気のお天気キャスターである著者が、子どもにもわかるようなやさしい語り口で、お天気にまつわる素朴な「なぜ?」に答えた一冊です。

身近で素朴な疑問

空気中には必ず雨のもとになる水蒸気が含まれていますが、そのままでは雨にはなりません。空気を冷やすと中の小さな水蒸気がたくさん集まって雲の粒になります。空気は空高く昇ると冷えます。山に登ったときに涼しくなるのと同じように、山のふもとから頂上に向かって風が吹いたり、また、風がぶつかっているところでは、ぶつかった風のうち軽いほうが上に昇っていき、冷えて雲になります。低気圧の中にも上昇気流があります。風の上昇が続くと雲の粒が大きくなって雨粒になるのです。でも水蒸気は冷えるだけでは雨になれないのです。水蒸気はほこりや塩の粒にくっついて小さな水の粒になるのです。小さな水の粒は雲になり、空に浮いていますが、多くの雲の粒が集まって重たくなると落ちてきます。これが雨です。

水蒸気が冷えるだけでは雨にならないと知って驚愕。ほこりや塩の粒にくっついて小さな水の粒になるそうです。身近な気象条件である雨も細かいことを言ったら知らないことだらけなんだなと思うよう要因となる知識です。そして雨には「霧雨」と言う言葉がありますが、これは霧のような細かい粒の雨のこと雨粒の大きさが0.2ミリから0.5ミリくらいの粒のことを言うそう。この雨が降っているときは見通しが悪くなりますが、1キロ先が見えれば「弱い霧雨」0.5キロ以上1キロ未満であれば「並みの霧雨」0.5キロ未満しか見通せない場合は「強い霧雨」なのだそう。霧雨にも三段階あるのですね。

天気予報の言葉

冬に雪が固まったような「あられ」が降ることがあります。これは雪がちょっととけてまた固まったものです。色は白っぽいので「雪あられ」ということもあります。一方、春から夏にかけて、地表付近では気温が高くなってきたときに上空に寒気が入ると、積乱雲(入道雲の発達した雲)ができて氷の粒が降ることがあります。これは「ひょう」と呼ばれますが、雨が固く凍ったものです。気象庁では直径が五ミリ以上のものを「ひょう」と呼ぶように決めています。では五ミリより小さいものは何でしょう。これは、「あられ」と呼びます。冬に降る「雪あられ」と区別するために「氷あられ」ということもあります。

「あられ」と「ひょう」の違いも初めて知った。季節以外にも細かな違いがあるのですね。

夏の言葉

「つゆ」は 梅雨前線が日本の近くにいて、雨が降りやすいときのことをいいます。でも、梅雨前線って日本にちょっと近づいたあと、すぐに南に移動してしまうこともあります。こんなときはまだつゆではありません。では、どれくらい近づいたら「つゆ」になったことになるのでしょうか。「これからは、梅雨前線がずっと日本の近くにいるだろうな」って思ったときに、「つゆいり」の発表を気象庁がするんです。でも、ときどき、そのあとに晴れる日が続いたりすることもあるんですね。そんなときは九月になってから、つゆの期間の訂正をするんです。「あのときはまだ、つゆに入っていませんでした」って。天気のことって、とっても難しいんですよ。

梅雨入りと終わり後になってからその始まりが訂正されることもあるなんて。後から訂正するなんてもう天気予報でなないようなww

理科のお勉強

空気は軽いと思いますか?地球の上では空気より軽いものは少ないので、「軽い」といえるかもしれませんね。でも、風が吹いたときに飛ばされそうになったことってありませんか?これは空気にも重さがあるからなのです。軽そうな空気でも強い風になれば力を出すのです。風の力は風の吹く速さによって違います。大人の人間にかかる力は、秒速一〇メートルで五キログラム、秒速一五メートルでは一二キログラム、秒速二〇メートルになると二一キログラムになります。体重の半分くらいの力がかかると踏ん張っていても立っているのが大変ですから、風が秒速二〇メートルを超えたら大人でもずるずると風に流されてしまうのです。台風やメイストームなどと呼ばれる春の嵐のときには秒速二〇メートルを超えることもあります。そのようなときは外に行かないほうがいいですね。飛ばされなくても木の枝などが飛んできて思わぬケガをすることもありますからね。

最大瞬間風速など天気予報でよく聞く言葉どれくらいだと傘をさしていられないかとかがわかる指標のようなものなので知っておくと傘が壊れなくて済みます。

知っていると便利な天気予報のあれこれを解説してくれる書籍。意外と知らない天気予報の専門用語の解説には驚きの連続。普段耳慣れた言葉でも、案外間違って理解していたなんてことも多く勉強になりました。

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