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興味のあることや読んだ本の感想などを綴っていく雑記Blogです。

人間力が磨かれて人生が輝く明るい失敗

      2017/11/30

様々な人生模様と修羅場を見てきた弁護士の立場から、人生とはなんだろうか?なぜ人は行き詰まってしまうのか?どうやったらどん底から抜け出すことができるか?についてヒントとなる考えを教えてくれる書籍。自分を信じ、自分を愛し、自分に今できることをひたすらやるしかない。そんなメッセージをみなさんに届けます。

楽しそうな人は、なぜ楽しそうなのか?

あの人は、なんであんなに楽しそうなのだろう、なんでいつも幸せそうなのだろう。あなたの周りにもそういう人が何人かいるはずです。そんな楽しそうな人を見ていると、なんだか、こちらも楽しい気分になるものです。では、あなたの周りの楽しそうな人は、なぜ楽しそうなのでしょうか?それは、あなたが他人と比較して自分を評価するというスキーマ(固定観念)で他人を見ているからでないでしょうか。他人と比較して自分を卑下することは、自らの努力を必要としません。とても楽なことであり、問題からの逃避です。

100ある他人の側面のうちわずかに1だけを見てそれが楽しそうに見えるから、楽しそう、幸せそうに見えているだけであって、本当にその人が楽しいのか、幸せなのかは別問題です。もしかしたら会社でいつも笑顔の女性が過去に夫からのDVに悩まされていたかもしれません。なんども自殺を考えやっとの思いで、子供と一緒に避難し離婚することで幸せを掴んだかもしれません。幸せになると強く願い、自分の人生を選択したから幸せになれたのかも。挫折体験は人間を強くすると思います。様々な困難や悩みに真っ向から抗い乗り越える。他人と比較するのをやめて、自分の過去と今の自分を比較することで、自分にとっての幸せが見えてくるような気もします。今の自分が過去の自分よりちょっとだけ成長していれば、新しいチャンスに出会う確率も上がるのではないでしょうか。

マンネリ、諦めからの脱却

日本の教育は、他人のためにどれだけ貢献できるか、という視点から、平均的均質的な評価を押しつけ、できないことに対して減点主義評価が取られてきました。確かにそれで、均質な合理的な労働力は生産され、驚異的な経済成長がもたらされましたが、もはやそのような時代はとっくに終わっているのです。(中略)これからの時代は、個の尊重、差異の寛容、ダイバーシティが重要視される社会になります。そうすると、人は違わないことではなく、人と違うことでいかに輝けるのか、個の視点からの幸せづくりが重要になってくるのです。

僕が統合失調症と診断されて入院してから10年以上が経過しました。10年前と比べ世の中もだいぶ精神疾患者に対して寛容になってきています。〝メンヘラ〟〝病み〟などと自分を卑下する傾向は未だにありますが、それでも〝キチガイ〟と呼ばれていた時代からはずいぶん進歩したなと感じています。ちょっとぐらい人と違う特性があったって、今は生きていける。多様化の潮流の中では、それも一つの個性と割り切ることで輝くことだってできるのです。

やりたいことはあるけど、経済的な問題や家族の問題、子供が小さいから、会社にそんなことができる環境がないからと諦める人が多い。自分にやれるかどうかは、やってみるまでわからない。僕自身、ブログを始めた頃は、以前、ホームページを作った時の経験から1日数人の訪問者でも我慢して続けようと、記事を投下し続けました。それが今では最底辺から脱出し月間3000PV以下から月間10000〜30000PVへとステップアップ。それなりのおこずかいも稼げるように。他人と比べたらキリがないので、以前(15年以上前)にホームページを作った時の自分と比べその進歩を噛みしめるようにしています。

人間は思い描いたこと以上のことは実現できない。無理だと思ってやらないことは絶対に実現できないので、どうやったらそれが可能になるのか考えることが必要です。それは問題解決や、夢の実現には欠かせない要素だと思います。

逆境とは、心の持ち方

同じ境遇にあっても、大変だ、大変だと右往左往する人と、それを自分に与えられた試練であり飛躍のチャンスと前向きにとらえて、しっかり問題に取り組むという二つのアプローチがあります。さて、どちらが早く逆境から抜け出せるでしょうか?どちらが人として成長できるでしょうか?答えは後者でしょう。もちろん、人間誰もが予想していないような悪環境に遭遇すると、心は動揺し萎えることはあります。人間は弱い存在です。右往左往しながら、少しずつ立ち直っていく。自分を客観的に見つめ直して頑張ってみようと考えればよいのです。

逆境を乗り越えた時に見える景色を想像して、意味のある行動、自分の力で変えられることに取り組む。逆境だと嘆くばかりでは誰からも手を差し伸べられることはありません。自分の力で変わろうとしたりする必死な姿にこそ、周りの人たちは手を差し伸べてあげたくなるものです。

やり直しのきかない社会と言われる日本で、それでも失敗を恐れずいろんなことにチャレンジすることの意義を教えてもらえる書籍です。失敗を重ねることで人間の深みも増していくということもあるのです。

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