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『グーグルが消える日 Life after Google』

      2019/05/20

まもなく、インターネットの世界に大激震が起こる――。

グーグルはビッグデータの集中処理を前提に多様なサービスを無料で提供し、まさに、インターネットの世界の覇者となった。しかし、著者は次のように断言する。「グーグルはセキュリティの脆弱性という致命的な問題を抱えており、まもなく、ブロックチェーン技術を活用した新しい勢力がグーグルにとって代わる」今後、インターネットの世界は、どのように変わるのか?米国「テクノロジーの預言者」による衝撃の近未来予想図!

人間を「支配」し始めたAI

結婚や病気の治療、ビットコインウォレットのプライベートキー、パソコンのパスワードの使用や保管などは、人間よりも、クラウドコンピュータやビッグデータ、ディープマインドが開発したAIのほうが、うまくやってくれる。これからのデジタル世界において、もはや人間は必要とされないかもしれない。シリコンバレーのトップクラスの経営者であるラリー・ペイジ、イーロン・マスク、セルゲイ・ブリン、ティム・クックも、AIが人間の仕事をほとんど奪ってしまうと考えている。だが心配する必要はない。シリコンバレーの有能な人たちは、連邦政府に全人類の収入を保証するよう提案しているからだ。そう、私たちは、毎年何もしなくても収入が得られるようになるのだ。ラリー・ペイジやオーブリー・デ・グレイ教授のような正真正銘の天才も「人は働かなくても生きていけるようになる」と言ってくれている。

AIが世の中に浸透した後は確実に人間の働き口は限られてくるだろう。そうなった時ベーシックインカムが話題に上るのは自然な流れだろう。日本に生活保護があるように、人間が健康で文化的な最低限の生活をするため必要なお金は政府から支給されるようになれば、創造力を必要とする職業や趣味を持つ人も増えて、世に溢れる娯楽の類もますます多様性を増すことであろう。

グーグルの「頭脳の理論」

「ビッグデータ」を支えるのは、AIの研究から生まれた「頭脳の理論」である。この理論によると、脳は基本的にアルゴリズム的に機能し、何度もデータ処理を繰り返して結論に至る。しかし、脳の研究では、脳は論理的というより、かなり感覚的にデータを処理することがわかっている。それにもかかわらず、AI研究の方向性は、まったく変わっていない。役になりきった俳優のように、脳が論理的機械で「あるかのように」行動するのがAI業界の責務だと思っている。だから、人間の知能を複製する作業の多くは、コンピュータの処理操作を一層速くすることにばかり注力し続けているのだ。

AI推進者たちは無限のデータを処理する超高速機械が、特定の作業にとどまらず、全ての作業で人間の頭脳に勝てると考えており、グーグルの知識や頭脳は、単なる理論演習にとどまらない。それによってグーグルのビジネスモデルも「検索」から「満足」へと進化している。グーグルは膨大なデータと十分な処理能力によって、何が僕たちの願望を叶えることになるのかを僕たち以上に知ることが成功へのロードマップだと考えているわけだ。

グーグルは私たちの「時間」を奪っている

グーグルは、売上の95%が検索エンジンの広告収入である。ユーザーを集めて注目を高めるには、「無料」サービスほど効果的なものはない。グーグルの創業初期に、セルゲイ・ブリンは「価格がゼロの戦略をどうやって変えるか?」という質問に対して、最終的に「私たちが市場を独占する」と公言した。2014年には、ジェレミー・リフキンをグーグルの社内講演会に招き、そのことについて改めて説明してもらっている。

僕もグーグルにはお世話になっている身だが、最近ではグーグルの広告表示がより的確になってきたのか少し売上が伸びるようになってきたような気がする。しかし、テキストメインのブログというメディアはだんだん廃れつつあると実感している。5Gが普及して動画のダウンロードがより快適にできる環境が整えばますますテキストは読まれにくくなるだろう。そんな変化を肌で感じたのか、有名ブロガーの人たちの中からも、YouTubeで活動する人も多くなっている。僕はもろ隠キャなのでYouTubeなど考えられないがww

アマゾンに勝てないグーグル

情報検索においてグーグルの圧倒的優位性が続いているものの、買い物の検索は、アマゾンへ移行していることだ。2017年時点で、商品検索のアマゾンのシェアは52%となり、その伸びは加速している。それに対しグーグルのシェアは26%と伸び悩んでいる。何かを購入したいユーザーは、まずアマゾンを検索しているのだ。

僕も多分に漏れず商品検索はアマゾン、洋服などを買う際は主に直接ブランドのホームページをチェックしたりZOZOで検索したりします。グーグルは使いません。

インターネットの世界に横たわる巨人、グーグル。ブロックチェーンなど新しい潮流がネット世界に登場したりとトピックスを欠く事がない状態で、今後グーグルが消える日は来るのか。グーグルを含むインターネットの世界に起こる大激震を目撃するのはあなただ!!

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