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「禅マインド ビギナーズ・マインド 2」スティーブ・ジョブズの師鈴木俊隆老師の講話集

      2019/03/01

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1960年代以降から現代に続くアメリカの精神文化に多大な影響を残し、スティーブ・ジョブズの師でもあった鈴木俊隆老師。世界的ベストセラーとなった『禅マインド ビギナーズ・マインド』を意識して、残された膨大な法話録をもとに、没後30年を経て2002年に編集された法話集の邦訳版。革命とクリエイティビティの源にある、自由と洞察のスピリット。あらゆるものから自由になるために、そして人生を楽しむために鈴木老師が語った禅の真髄がここに。

只管打坐:一瞬一瞬を完全に生きる

毎日一定の時間を割いて、只管打坐で坐るよう努力してください。動くことなく、何一つ期待しないで、あたかも人生最後の瞬間にいるかのようにして。一瞬一瞬、自分の最後の瞬間を感じるのです。それぞれの吸う息吐く息に数えきれないほどの瞬間があります。あなたの意図はその一つ一つの瞬間に生きるということにあります。

只管打坐(ただひたすら坐ること)動くことなく、何一つ期待せず、最後の瞬間を感じる。右足を左足の上へ左足を右足の上へ坐禅を組み坐るわけだがこれが素人には以外と難しい、邪念は入ってくるし人生最後の瞬間を感じるなんていうのは相当の熟練が必要かと。いわゆるフロー状態ともちょっと違う只管打坐。毎日一定の時間を割いて努力することが大事らしいが、15分ぐらいで限界(しかもいろんな考えが頭に浮かんでくる)それでも一瞬一瞬を完全に生きるとは興味深い。自分自身に対して厳格になり、自信を持ち坐禅に取り組む。修行をますます深いところに進めていくには日々の努力が必要だ。

こんなふうに存在する、あんなふうに存在するとかではなく、また過去に存在するとか未来に存在するとかでもなく、まさにここに今存在する。このことが理解できますか?これが只管打坐です。

今まさにここに存在する、というのは禅の考え方をベースとしたマインドフルネス(『「今、ここ」に意識を集中する練習 心を強く、やわらかくする「マインドフルネス」入門』に詳しい)にも通ずるものがありこっちの方が初心者のはとっつきやすいかもしれません。

人生を楽しみなさい

唯一の道は自分の人生を楽しむこと、それだけです。あなた方は坐禅を修行し、かたつむりのように自分の息を数えているけれども、おそらく月へ旅するよりももっと、人生を楽しむことができます。それこそが坐禅を修行する理由です。あなたがどんな種類の人生を生きているかということはそれほど重要なことではありません。最も重要なことは、ものにだまされないで人生を楽しむことができるということです。

日々な生活に坐禅を取り入れてみると月に旅行するよりも優れた人生体験を得ることができるということだが、なかなか習慣化は難しい。そこで半身浴中に坐禅を組んでみることに。邪道かもしれないが、習慣化するにはこれくらいからがベストかなと思った。しかし、これではダイエット効果を期待していることとなりアウト!自分に合った方法で続けられる方法を模索中です。

禅を修行する

あまり音を立てないようにして、椅子を注意深く一脚一脚持ち上げるとき、食堂には修行の雰囲気が漂います。もちろんあまり物音が立ちませんが、それだけでなく、その場の感じがまったく違ってきます。こういうやり方を修行するとき、われわれ自身が仏なのです。そして、われわれは自分自身に敬意を払っています。椅子に対して配慮することは、われわれの修行が禅堂を超えてその外へと広がるということを意味しています。

あまりもの音を立てず椅子を引く、物音を立てずに扉や窓を開け閉めするなど日常でもそういった修行はできそうだ。それが美しい所作へと繋がったりもするので良い習慣だと思った。椅子や扉、窓に対して配慮することは修行が外へ広がることを意味しているというが、外へ広がるとは正直どういう意味か分からなかった。

戒律を守るということについてもこれと同じです。戒律を守ろうとして努力するなら、それは戒律を本当に守っていることではありません。戒律を守ろうという努力をすることなしに戒律を守っている、それが本当に戒律を守っているということなのです。

つまりタバコやお酒を我慢している状態では本当に節制している状態ではなく、我慢せずとも止められる状態が望ましいということか。たしかに禁煙中と言いながら喫煙したいという願望が頭に浮かんだりする状態は好ましくない。お酒も同じである。

どこにいてもそこに悟りがある

人間は人間です。この限界のあるからだとともに自分の人生を楽しむことができます。この限界があるということが欠かせないことなのです。限界がなければ何一つ存在しません。だからわれわれはそれを楽しむべきです。弱いからだ、強いからだ、男、女。人生を楽しむ唯一の方法は、われわれに与えられた限界を楽しむことです。

趣味やなんかに取り組んでいると、自分の限界を感じることがある。PVの伸びないブログなどもその一つで低く安定しています。いわゆる〝釣り〟やバズ狙いの記事は書かないのでこんなもんかとも思ったりもするが、そんな限界も続けていれば少しずつ高くなっていくという実感がある。とりあえずサーバー代プラスα分は稼げているので以前よりも楽しくやっている。

鈴木俊隆老師の講話は分かりやすくもあり、また難解でもある。スティーブ・ジョブズのようにどっぷりつかってはいないが、考え方やなんかはすごくためになる禅の世界。『禅マインド ビギナーズ・マインド』ではiPhoneで読むと一部読みづらいところがあったがこちらは改善されています。

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