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日本発スタートアップの失敗と成功。案外泥臭い起業家

日本のインターネットの基礎を築いた、デジタルガレージの伊藤穰一と林郁。日本のビジネス・シーンにいまだに残る、ステレオタイプとジェンダーの問題に立ち向かう女性起業家。先見の明を持って起業家になった高校中退者、保守的なバックグラウンドを捨ててスタートアップの世界に飛び込んだエリート・サラリーマン。成功するまでに経験した失敗や、苦い経験にもスポットを当てた起業ストーリー本。

最初からグローバルな展開を考えて(NOBOT)

日本からグローバルな製品を作りたいのであれば、最初から英語で製品を作った方がいいし、共同創業者も従業員も、日本人だけでなくて、他の国の人もチームに入れた方が良いです。日本のスタートアップには、グローバルで活躍するロールモデルがもっと必要です。例えば、アメリカでスタートアップする日本人の数が増えたら、アメリカにくる日本人スタートアップはもっと増えるはずです。最近はメルカリやスマートニュースなど、グローバルで活躍するスタートアップも増えてきているので、今後ロールモデルはどんどん増えていくと思います。

製品やサービスをを売るのに市場は大きいに越したことはない。アプリやなんかでも英語版があれば市場は一気に広がるだろう。それだけ英語圏が大きいということだ。日本で定着しているビジネスでアメリカではまだないものとして、企業に福利厚生特典を付与するサービスなども紹介されている。アメリカでは社員の離職や引き抜きが多いので、せっかく育てた社員が競合他社に転職してしまうなんていうことが問題となっている。新たな採用には約1.5倍のコストがかかるので企業側もこうした福利厚生特典を扱うメリットは大きい。

社員に株を与えるか(Gunosy)

ストックオプションで渡す場合と、シェアで渡す場合があります。僕は皆で成功したいというのが大きいので、自分の取り分はあまり気にしていません。分かち合った方がいいと思っています。一緒に仕事している仲間として、社長としてやらなければいけないことは、社員を幸せにすることです。それは機会と能力を与えることだと思っています。それが可能な状態を作るためには、スキルを育て稼がせるということだと思います。リスクを負ってスタートアップにきても儲からなかったらかわいそうだし、スタートアップでも大企業にいるのと同じくらい給与を払えれば、皆が幸せになると思います。社員からアントレプレナーが生まれたら、エコシステムにもなります。基本的には、社員の生活がしっかりと安定した上でロングスパンで事業を支え続けてもらうことが重要です。株を持って入ればロングスパンで頑張った分、返ってきます。そういうことを会社で実現したいですね。

スタートアップは寝る間も惜しんで働かなくてはならないところが多いと聞きます。そこでモチベーションを保つのは至難の技。会社の実績がまだなく最初に集めた資金を取り崩し赤字が続いているような会社も多いだろう。そんな会社では、社員の幸せを願ってくれる創業者だと会社の行く末をロングスパンで見て会社に残る要因となるだろう。しかしGunosyのように大型の資金調達に成功するケースはまだまだ少ないようにも思える。

働き方と成長曲線(BizReach)

どんなことでも初めて学ぶ分野においては、すぐに価値を生み出すことは本当に大変です。しかし、ある程度経験を積み、時間や努力を費やしていくと、少しずつ価値を生み出せるようになります。そこからは急激に価値を生み出しやすくなっていきますが、これもいつまでも続くわけではなく、どこかで成長曲線の伸びは鈍化しはじめます。さらに付加価値を作るために必要な経験や時間は、より大きくなってくるからです。

仕事でも勉強でも始めてからしばらく経つと一気に伸びる成長曲線を描くことがありますが、長くは続きません。価値を生み続けるには人並外れた努力やテクニックが必要なんだなと感じるのはブログ運営も一緒のような気がします。アフィリエイトなんかでも90%の人が月収5000円未満なのも頷けます。

アーリーアダプターとインフルエンサーは違う(Spotlight)

お買い物系サービスのアーリーアダプターは、実は30代後半から40代くらいの男性です。このグループに僕は「ガジェットおじさん」という名前をつけています。特徴的な行動としては、やたらガジェットに詳しかったり、家電量販店に月に一回以上行くなどで、日本におけるITのアーリーアダプターには意外と多いと思っています。彼らのスマポに対する評価は高く、一度自分の行動パターンに組み込まれるとずっと使ってくれていました。でも実はそのっ人たちは結構内向的な人が多くて、あまり発信力はないんですよね。情報収集能力は高いのですが、ブログで何か書くとか雑誌に出るとかはしない人たちなので、外に広げるのが結構難しいんです。

僕も一年前までは発信するという行為にまでは至らなかったのですが、家で内職的に取り組めることないかなぁと思い悩んで、ブログの開設に至りました。20代の頃一度、Dreamweaverでホームページ作成したことがあった(当時は書くネタに困って挫折しました)ので抵抗なく始めることができたのですが、なかなか価値ある記事を書くというのは難しいものです。

創業間もない時期の苦労話やなんかもしっかり語られていて、スタートアップって聞こえはいいけど結構泥臭いもんなんだなという感想を持ちました。起業に興味がある方には是非読んでもらって、そんなに簡単な世界じゃないということを知ってほしいと思います。

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