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SHARP BRAIN たった12週間で天才脳を養う方法|サンジェイ・グプタ

脳の認知機能を高める食事、運動、生活習慣を網羅した最新の脳科学のまとめ本。脳にまつわる間違った常識を一刀両断。最先端の科学的データで脳をシャープにする方法をレクチャー。

死ぬより怖い「心を失うこと」

明日にはより良い人間になっていると信じることは、恐れを知らない物の見方のように思われるかもしれないが、私自身の人生を形成するのに役立ってきた。私は 10 代の頃から、より強く、頑健で、病気や怪我に負けない体を作るために、常に健康の増進に努めてきた。自らの健康に気を配る動機は、人それぞれである。多くの人にとって、体が健康であれば、気分が良く、生産性も高まり、家族のためになる。または、肉体美の追求という目標をもつ人もいるだろう。

人は年を重ねるにつれ、死と直面し、命の儚さを間近に感じることで、啓示を受けることがある。私の場合はそうであった。私の父は 47 歳になったばかりの頃、散歩中に胸を締め付けられるような痛みを覚えた。私は、慌てた母から電話を受けたことや、その直後に話した救急電話のオペレーターの声を覚えている。数時間後、父は冠動脈4枝バイパスの緊急手術を受けた。それは私たち家族にとって恐ろしい試練であり、私は父が手術を乗り越えられないかもしれないと心配した。

当時、医学生であった私は、自分に落ち度があったのではないかと考えた。父の様子から判断し、心臓病を発症しないように助言すべきであったと思った。幸いにも父は助かったが、間一髪で命を取りとめたこの出来事は、その後の父の人生を大きく変えた。彼は体重を 30 ポンド(約 14 キログラム)減量することに成功し、食べ物に細心の注意を払い、定期的な運動を率先して行うようになった。

現在、私は当時の父の年齢を超え、自らも子どもをもっているが、病気の予防法を学ぶだけでなく、自分の能力が最大限に発揮されているかについて常に自己評価することを心がけている。

僕も50代を目前にしているが体の不調についてあまり考えたことがない。健康診断等も最低限のことすら面倒でやっていないので、いつか末期症状になったがんとかで速攻で死ぬのではと思ったりする。

離婚した人の認知症リスクは2倍

一方の配偶者の健康状態は、もう一方の配偶者の健康状態に大きな影響を与える。婚姻などの親密な関係が個人の健康に与える影響について、身体面と心理面の両方から研究が進められている。配偶者を亡くした後、最初の6ヵ月間で、残された夫または妻の死亡リスクが 41%増加することがわかっており、これは人生の伴侶を失ったことが大きく影響していることは間違いない。有意義な人とのつながりは、人生に愛、幸福、そして安らぎをもたらす。しかし、心理的な幸福の他にも、人間関係は、循環器系、内分泌系、免疫系に関連する、幅広い健康に影響することがわかっている。

人生を成功に導くうえで(特に脳の健康に関しては)、社会とのつながりが必要であることは、科学的にも裏づけられている。友人や家族と親密な関係を築いたり、有意義な社会活動に参加したりすることで、脳をシャープに保ち、記憶を強固にできることが、研究により示されている。社会的つながりは、その数のみならず、種類や質、目的によっても、脳の機能にさまざまな影響を与える。さらに、配偶者の有無によって、脳の健康リスクが変化することさえある。ミシガン州立大学の研究によると、結婚している人は年をとっても認知症になりにくい一方、離婚した人は認知症になるリスクが結婚している人の約2倍になる(配偶者と死別した人や未婚の人のリスクは、結婚している人と離婚した人の中間に位置する)。

社会とのつながりや有意義な人的交流を保つことは、ストレスが脳に及ぼす悪影響に対して、緩衝材として働く可能性がある。私は、脳神経外科医やジャーナリストとしての経験を通して、日々、この因果関係を目にしている。

男性は奥さんが死ぬとその後を追うようにすぐに死期を迎えるといった現象があるが、離婚により認知症リスクが2倍となるというのは初耳だ。やはり支え合って生きていくと決めた以上いなくなるとショックが大きいのだろう。

天才脳を養うための方法、知識を12週間で詰め込みます。ビルゲイツも絶賛という帯に釣られて買ったが最新の脳科学の知見で今まで間違った情報を信じてきたのをアップデートできた。

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