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NOを言える人になる|鈴木 裕介|他人のルールに縛られず、自分のルールで生きる方法

望まない人間関係や他人のルール。マイルールはあるのはいいがそれをあなたに押し付けてくるような人たちからは距離を置くべき。あなたの時間やエネルギーを無駄に奪い取る彼らにNoを突きつけ自身の日常を守り抜こう。

ラインオーバーされたときにきちんとNOをつきつけること

自分と他人との間にきちんと境界線をひいたり、ラインオーバーを繰り返す相手を「NO」の棚に分類したりする際、邪魔になるのが、「人を嫌いになってはいけない」「人を悪く言ってはいけない」「誰とでも仲良くしなければいけない」といった「道徳的な考え」だ。  もちろん、人の欠点や至らないところばかりに目を向け、「あの人も嫌い」「この人も嫌い」と思ったり、四六時中誰かの悪口を言ったりするのはおすすめしない。

これは何も、道徳的な観点から言っているわけではない。

そういう生き方は、何よりも、あなた自身を幸せにしないからだ。

人の欠点や至らないところばかり見ていると、他人への期待値がどんどん高くなり、常にイライラするし、心の中に不満や怒りがどんどんたまっていく。

その状態が精神衛生上良くないのは、言うまでもない。

また、そのような人の周りからは、どんどん人がいなくなる。

欠点をあげつらい、悪口ばかり言っている人と、進んで仲良くしようという人は、なかなかいないだろう。

でも 僕は、「絶対に人を嫌いになってはいけない」「絶対に人を悪く言ってはいけない」「絶対に誰とでも仲良くしなければいけない」とも思わない。

どうしても合わない人を、ときに嫌いになったり、悪口を言いたくなったりするのは、人として当たり前のことだからだ。

人はそれぞれ、異なる考えや価値観を抱いている。

違う人間である以上、家族、パートナー、親しい友人など、どんなに近い関係であっても、考えや価値観が100%一致することはまずありえないし、考えや価値観が完全に一致しない以上、人は他人の言動に、多かれ少なかれ 違和感 を覚えることになる。

違和感は、心が「この人の考えや価値観は自分とは違う」と察知したときに鳴るアラームのようなものだ。

自分にとって不快になる状況を生み出す他人とは距離を取る。自分を大切にしてくれない人と付き合う必要はありません。傷ついてまで付き合う必要がある人間なんてこの世にいません。あなたの周りをよくみてみて!一線を越えて来る人とは距離を取ることが大事。

休むのが下手

日本人はよく、「休むのが下手だ」といわれる。

海外の事情に詳しいわけではないけど、「バカンス」という長期休暇制度が認められ、みんながそれをフルに活用している国の人たちに比べると、日本人は圧倒的に休むことが少ないし、休むことに慣れていない人も多い気がする。

たしかに、仕事を続けることが難しくなった人に「まとまった時間、お休みした方がいいかもしれないですね」と休職をすすめると、結構な抵抗を示されることが多い。  休むことに対し罪悪感を覚えたり、「休んだら、もう二度と頑張れなくなってしまうかもしれない」という不安を感じたりする人が少なくないのだ。

でも、いざ休んでみると、 たいていの人は「それまでの自分が、知らず知らずのうちにダメージを受けていた」 ということに気づいていく。 「その空間(職場)から実際に離れてみて、自分がものすごく無理をしていたんだなあということに気づきました」 「休んでいるときに、ちょっと用事があって職場に行ったのですが、その足取りが重く、職場でかなりの精神的なダメージを受けていたことが、ようやく自分でもわかりました」 「最初のうちは休むことに関する罪悪感がありましたが、それ以上に身体の開放感がすごくて、3~4日もすると、罪悪感は多少軽くなってきました」

これらはいずれも、実際に休職した人から聞いた言葉だ。

僕は、 休職の第一のメリットは、こうした気づきにある と思う。

日本人は休むのが苦手というが、最近では皆それを意識してかどうかはわからないが、皆休息を取るように動き始めている。それでいいと思います。今時忙しい自慢をする人は軽蔑されますし、休息は大事。

自分を労るためにNoを必要な時に適切に言えるようになることを勧めた書籍。自分を大切にしてくれない人やストレスからは逃げてもいいと覚えておきましょう。

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