お金の不安から解放され、尚且つ自由と時間が欲しい!正社員から週休4日制、つまり週に働くのは3日間だけ、そんなスタイルで勤務する。副業を始めてからどのように生活していくのかを書き綴った生き残りの戦略とは?
お金はどうしているの?
一番よく聞かれる質問です。
今のところ、あまり困ってはいません。
正社員→パートタイマーへの変更で、もちろん給与は減少しました。
ただ、後の第三章で詳しく述べますが、私は堅実な家計管理をしています。 悲しくなるほどの節約はしませんが、もともと無駄なお金を使わないタイプなので、支出が少ないことが自体が、一番大きな安心感です。 そうは言っても、楽しみな外出や、大切な人との食事、勉強のための書籍の購入にはお金を惜しみません。
年間・月間の収入と支出を明確に把握していますし、保険や自動車などの大きめの固定費は、この週休4日制を導入する前後に、適切に削減することができました。
特に自動車売却については、高額で売却することができたので、一冊目の本にしています。よろしければご一読いただけるとうれしいです。
住居費は大きめの負担ですが、現在が賃貸マンションで、なおかつ駅近のファミリー物件であることを考えると、今後、必要があれば住み替えを検討し、この住居費を更に最適化できると予測しています。
FIRE(経済的に自由になり、早期退職すること)をするのには足りませんが、年間支出の5年分のストックがあり、収支から考えて、ある程度の見通しが立っています。 FIREについては、こちらで詳しく後述します。
試行錯誤4 FIREを考える
また、勉強しながら、ささやかな投資(NISAなど)をしていて、こちらは長期的思考で継続したいと計画中です。
支出について、ほとんど管理ができているので、今後力を入れていきたいのは副業収入です。 こちらについては、週休4日制で確保した時間を有効に使って、楽しみながら、集中的に増やしていきたいと考えています。
FIREとまでは行かなくてもある程度まとまったお金があれば安心というもの。著者の場合は年間支出の5年分のストックがあるので安心というところ。人によってはこの金額はさまざまで、どのくらいストックがあれば安心かは自身で計算してみてください。
支出を減らす 逆パーキンソンの法則
「パーキンソンの法則」 をご存知でしょうか。
パーキンソンの法則
イギリスの歴史学者・政治学者シリル・ノースコート・パーキンソン(英語版) の著作
『パーキンソンの法則:進歩の追求』、およびその中で提唱された法則である。役人の数は、仕事の量とは無関係に増え続けるというもの。
具体的には、
第1法則
仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する
第2法則
支出の額は、収入の額に達するまで膨張する
出典: Wikipedia
特に第2法則の、「支出の額は、収入の額に達するまで膨張する」 というところが、とても気になりました。これはつまり、人はどうしても収入に合わせて無意識に生活のレベルを上げてしまうので、なかなか自然にお金が貯まりにくい。というもの。
「そんなこと、絶対に自分には無関係だ。」
傲慢にもそのように考えていましたが、気がつけば、その通りのことをしていました。
そんなに収入が増えたわけではありません。 むしろ「少しだけ増えた」くらいのレベルです。それなのに、 支出もちょうど「少しだけ増えた」不思議。これこそがパーキンソンの法則なのでしょう。
自分の感覚からすると、とてもささやかな贅沢なのに、やっぱり支出は増えてしまいました。元々、ブランド物や豪華な装飾品は必要としていません。大きな家に住み替えたわけでもない。それでも自然と支出が増えていきました。
具体的には、外食の内容や回数がグレードアップしていました。
そして、この点を反省し、週休4日制を導入後、実践しつつあるのが、「逆パーキンソンの法則」。これは私の造語です。
つまり、収入が減ると支出も否応なく減るという、単純な逆転の発想です。
業務内容がそのままで収入が減るのは困りますが、私の場合、時間を確保するために、業務量自体を減らしているので、収入が減るのは当然です。その上で改めて、再度支出を見直しています。
いつも、支出を削ることは大切だとは考えているのに、差し迫った問題でない限り、解決のため行動することが難しいものです。
しかし、やはり収入自体が減ると、支出の管理もしっかりすることになります。自制するためには大切なポイントでした。
むしろ、自分の意志の弱さに情けなくなりますが、そもそも、人間(私)は誘惑に弱い生き物。
環境を整えて時間を増やし、収入を減らしたことで、よい環境を作っていきたいと考えています。
収入に合わせて支出は膨張する、本当にそうだと思います。余剰資金があるとどうしてもそれに手を出したくなる。昔、苦労した人なんかだと余計にお金を使いたくなるもの。思い通りにならなかった過去はのちに支出が伴う欲求に突き動かされます。でもそれも僕は一時的なものだと思っていて一度ハイブランドなどに手を出してそれをやめた場合。お金の有効な使い道というのが身につきます。買い物上手は支出を減らすために必要なスキルです。
FIREまで待てないせっかちな人に向けた週休4日制という新しい提案。余剰資金で投資をしつつ、副業でそこそこまとまったお金を稼ぐ。自由も手にいれ、仕事をする喜びも捨てない新しい生き方の指南書。
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