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『折れない心のつくり方 心をしなやかにするヒント』高野文夫

この本では、心が折れそうな方が元気な心に復元できる誰でもできる身近な方法を伝授しています。この本の示す方法は、誰でも実行できることです。そのやり方は精神医学的見地と機械工学の理論を合わせた内容で、精神論やテクニックだけの方法とは一味違い、ストンとあなたのお腹に落ちるはずです。今は環境が大きく変化している時代で、それに伴い鬱になる人が増えてきています。鬱になってからでは回復に相当時間やエネルギーがかかります。鬱になるのを予防するほうが、はるかに効果的です。さあ、あなたもあなたご自身のリスクマネジメントとして、この本で、心が折れない工夫を学んで体得し、幸せな人生を築いてください。

心をフロー状態にするための実践法

朝起きた時に、「ああ、朝か」ではなく、「ああ、こうして健康でまた新しい朝を迎えられるんだ!」「ありがたいな!」って自分に言い聞かせることです。私はテレビを見ながら朝食をとる、悪い癖がついています。朝7時から8時代の民放は、確かに話題は面白いのですが、どこで強盗があったとか、誰が殺されたとか、血なまぐさい内容の発信もあります。ひどいチャンネルでは、血の飛び散った跡まで画面に流します。こっちはご飯を食べているというのに……。今のテレビはホントに質が悪いというか、感性が悪すぎます。NHKだけは、アナウンサーらの心の温かさや情が伝わって来ないけれど、品格の面では良いかもしれない。私は、殺人が起こったとか、画面にダーティーなシーンが現れそうになると、NHKに切り替えることにしています。ネガティブな言葉を自分から発しないと申し上げましたが、フロー状態を保つためには、朝一番に醜い物は見ないように心がけるのは重要だと思います。耳にも目にもノンフローになるような刺激を入れないことです。そして、使う言葉もネガティブワード(人を攻撃した言葉)を極力使わずに、肯定的な(ポジティブワード)ばかりを使う習慣をつけるのです。ネガティブワードは、相手から浴びせられても、発信側に回っても、いずれも自分の心が傷ついているのです。

確かにテレビは悲惨なニュースを伝えることが多い。僕は朝、天気予報ぐらいしか見ないのでダーティーな事件を見てテンションが下がることはありません。なるべくポジティブな言葉を発していようとは思っても、なかなか僕には難しい。ついついネガティブな言葉を発したり、会話の中でネガティブな返しをして相手のテンションを下げてしまうことはしょっちゅうです。心をフロー状態に難しいww

マイナストラウマを手なずける

先ずはマイナストラウマを手なずける方法です。その方法を簡単にいえば、あなたの過去の記憶の中で……

・失敗したこと

・恥ずかしかったこと

・みじめだったこと

それが足を引っ張っているのです。過去の失敗が、心のトラウマになって自信を奪っているのです。そして、脳がフリーズしたり行動を止めてしまうのですが、実際に何かやると、体や心をこわばらせてスムーズにいくのを阻害してしまうのです。そんなトラウマを消してしまう方法があります。それは過去の失敗を人に喋ってしまう。しかも、ギャグにして笑い飛ばしてしまうのです。

僕も統合失調症の体験談(現在も闘病中ですが)を笑い話にして、なるべく明るく話すようにしています。普通の人にはできない特異な体験をしているので、明るく話せば笑い話になります。トラウマを手なずけるとはそういうことかな。

スルーする技術を身につける

コミュニケーションの技術しての「スルーするスキル」はいったん横に置いて、ここでちょっと考えてみてください。この人間関係の希薄感、若者のみならず大人も、もちろん中年も老人も孤立していくのはどうしてなのだろうか?私はインターネットやメールの普及がそれを促進しているかと思っていました。人間をことごとく、耳の不自由な人と聾者(口の不自由な人)にしているのです。心を開いてしっかり相手を見つめない人にしていないだろうか?ところが最近、私の出身の田舎に数回帰省して、さらに新しい発見をしました。そんな時代なのですね!都会でも田舎でも大人も子供もみんな心がバラバラなのです!そうなのです、若者のみならずインターネットやメールを全くやっていない大人や老人も、まさに人間関係が希薄になっているのです。

人間関係が希薄になると、僕のようにもともと人との関わり合いが苦手な人の欠点は相対的に小さなものとなるような気がします。コミュ障と呼ばれようが、そういった人が多いことを知れば大した問題ではないように思います。

心をしなやかにして、折れない心を作る技術を紹介。どんな感情・状況もコントロールできる「心のフロー」を作り出し困難を乗り越える力を手に入れましょう。度胸は脳の使い方次第!!

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