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1分間ジェフ・ベゾス|西村 克己|Amazon.comを創った男の77の原則

Amazon創業者ジェフ・ベゾスのメッセージを77個紹介。1分間で読めるそれらの語録をちょっとした隙間時間にでも!ベゾスの一流の哲学とAmazonの成功の秘密を追体験できる書籍。

「気づいたら動く」決断の条件

人間は目の前の危機には対処するが、それが数年先だと、大きな危機であっても対処を先延ばしするものだ。

ベゾスは「将来の危機」を「目の前の危機」に変換して考えることで切迫感を高める。それは大きな強みになる。

ベゾスが 19 世紀の「ゴールドラッシュ」にも似た大チャンス「インターネットラッシュ」に気づいたのは、1994年にショーの指示で調査をした時だった。ネットは1年で2300% もの速さで成長していた。

多くの人が同じデータを見ているが、これがチャンスだと気づいた人はまだわずかだった。みんなが殺到する前に行動を起こせば大成功するだろう。

ベゾスは急いで行動を起こした。

ただし、急ぎはしたが、 慌てなかった。

慌ててスタートして転倒したら、あとから殺到してくる人の踏み台にされるだけだ。綿密な準備をしてスタートすることで、後発組が追いつけないほど急成長しようというのがベゾスの戦略だった。

ちょうど 93 年に、同じプリンストン大学出身のマッケンジーという女性と結婚していた。ベゾスは妻と知人と共に、サービス開始への関門を1つずつクリアしていく。

後にアマゾンで新しいサービスを始めた時もベゾスは「まずは始めてみる必要がある。最初の小さな丘に登れば、その頂上から次の丘が見えるわけだ」と言っている。

「まずは始めてみる必要がある。最初の小さな丘に登れば、その頂上から次の丘が見えるわけだ」とはよく言ったものだ。まずは物事のスタート地点にたち登り始めてみないと自分から見える景色は変わらない。少し登ってみて初めて見えるようになる景色を求めて人々は努力する。そんなサイクルを自分の中に持っている人は強い。

「チームは小さく保つ」組織戦略

ベゾスは若い頃、つき合う女性の条件を決め、「ウーマン・フロー」と名づけていた。どんなすごいものかと思うだろうが、要するに柔軟な対応力がある賢明な女性ということだ。

ベゾスは「人生は短いから、つまらない人とつき合う暇なんてない」と考えている。だから、つき合う女性もきちんと選別しようとしていたのだった。

ベゾスは1993年にマッケンジー・タトルという女性と結婚した。D・E・ショー社における部下で、同じプリンストン大学の卒業生だったから、「ウーマン・フロー」に該当していたのかもしれない。

アマゾンの第1号社員となったシェル・カファンも優秀な人物で、シリコンバレーでは有名な技術者だった。自分の腕を存分に生かせる起業家を探して職を転々としていた頃にベゾスと知り合った。

「ジェフは成功するために生まれてきた人物だと感じられた」と思い、入社を決めている。

D・E・ショー社のボス、ショーも、エリートのベゾスが驚くほどとても優秀な人物だった。

すぐれた人と一緒に働けば楽しいし、自分も成長し、いい仕事ができる。ダメな人と一緒では、それらのすべてが逆になり、人生がダメになっていく。人物選びに妥協や成り行き任せは、避けたほうがいい。

人生短いのだからつまらない人間とは関わりたくないというのは同感。身の回りには面白い人間だけ固めておきたいですよね。僕は「ああ、この人ダメだな」と自分との隔たりを感じたらすぐに離れるようにしています。そのおかげでリアルに友達がいないという現象が起こってしまいましたが、今はネット空間にいくらでも人がいる時代。寂しいと感じることはありません。逆に時間を気にせず今オンラインの人と交流できるので相手の時間を奪うこともなく効率的に余暇を堪能できます。交友関係はコンパクトに。

ジェフ・ベゾスの言葉だが今の時代にあった金言集になっている。過去の偉人の言葉に耳を傾けるのもいいが現代を生きる賢人たちの言葉もまた有用かと思います。

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