無茶振りをする上司、言われたことをやらない部下。そんなあなたの仕事にとってマイナスな輩を明日からあなたの協力者に!!自分のやりたい仕事をやるために人間関係からより良い環境づくりを始めませんか?
「くれない族」を卒業しよう
「上司が話を聞いてくれない」
「上司が全体像を説明してくれない」
「上司が方針を示してくれない」
「上司が的確に指示してくれない」
「上司が権限を与えてくれない」
このような不満を述べる「くれない族」は、そもそも上司という存在を勘違いしています。上司はあなたの親ではないのです。
たとえば、親は子供の願いを叶えるために何でもしてくれます。子供が「ご飯つくって」と言わなくても、ご飯をつくってくれます。子供がまだ遊ぶことしか考えていない幼い頃から、子供の将来を考えて学校を選んだり、先回りして準備をしてくれます。
親の愛は無償の愛です。ただ与えるのみです。子供が何かをしてくれたから愛するという親はいません。子供が何もしてくれなくても親は子供を愛します。むしろ、様々な迷惑をかけた子供ほど可愛いこともあります。
しかし、上司は違います。 上司と部下はビジネスの関係です。ビジネスの関係とは、「価値」と「価値」の交換です。 そして、ビジネスでは通常、先に商品やサービスを提供して、後で代金をもらいます。
「サービスは来年提供するから先にお金払って」というビジネスはあり得ません。
つまり、「貢献」があって初めて「報酬」が得られるのです。いわゆるGIVE & TAKEです。
親子の関係はGIVE & TAKEとは無縁の世界です。GIVE & GIVEなのです。厳しいようですが、上司を親と間違えてはいけません。
社会の最小単位の集団である家族。それを標準に考えるから「くれない族」が生まれる。何のGIVEもなくTAKEはありえないと認識しましょう。仕事での貢献をしているにもかかわらずそれに対する報酬がないのであればわかりますが、こういった不満をいう人ほど仕事における貢献が少なかったりします。自分が愚痴っぽくなっていないかセルフチェックしてみましょう。
ジジイキラーになろう
大きな仕事をするためには、「ジジイキラー」になることをお勧めします。言葉の響きは悪いですが、要するに「人の力を借りる達人」ということですから。
また、「ジジイキラー」と似たような言葉に「人たらし」があります。人間好きで、人に取り込み、人をたらしこむ者という意味です。
相手は、ついその人を好きになり、憎めない気持ちになる。そして、つい味方してあげたり、応援してあげたりする。
大相撲の横綱審議委員会による夏場所の稽古総見が約5000人のファンを集めて行われたときのことです。横綱・朝青龍が申し合いに参加しました。
そして、事件は稽古後に起こりました。いつも朝青龍に対して厳しいコメントを出しているいわば〝天敵〟であるはずの脚本家の内館牧子委員の元に朝青龍が歩み寄り、「先生、心配しましたよ。大丈夫ですか? 元気になって良かったです」と病気療養明けの彼女に語りかけながら、彼女の手を握り、肩に手を添えたのです。
これには内館さんも「(豊臣)秀吉のような、人たらし」と朝青龍に対して賛辞を贈りました。このように、人たらしは、わかっていても憎めない気持ちにさせるのです。 「ジジイキラー」や「人たらし」になるには、相手である上司や先輩、目上の方の基本的欲求、とりわけ「力・価値の欲求」を満たす関わりをすることです。
ジジイキラーというと何だか聞こえが悪いですが、組織において年配者の扱いが上手いと自分にも有利に働くことが多いです。人たらしになることで得られるメリットを考えてそこを目指してみるのも大きな仕事をする上で重要な根回しとなります。
部下や上司との関係を良好に保つための方法論。誰にでもすぐに身につくスキルではありませんが意識することで偏見がなくなりプラスに働くこと間違いなし。
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