平均より少なめな年収でもお金が当てにならなくてもこれさえ抑えて生活していれば老後のお金の心配などしなくてOK。「時間」を武器にお金の不安と一生サヨウナラする!会社員の方が、稼いだお金・持っているお金をどう運用し、増やしていくかに焦点を当てて会社員のまま経済的自由を手に入れる方法を紹介。
どの世代も不安に感じているのは「お金のこと」
「将来のことを考えると不安になる」 「老後資金2,000万円なんて、とても無理」 「これだと結婚できないかもな」
銀行や生命保険会社などが行っている、顧客を対象とした意識調査の結果を見てみると、各世代共通して不安なこととして上位にランクインするのが、「お金」と「健康」です。 お金の不安についてさらに細かく見ていくと、 老後資金の不安 を一番に挙げる人が多いようです。
ただ、最近は定年退職を間近に控えた世代だけでなく、ミレニアル世代やZ世代と呼ばれる若い世代までもが老後に金銭的な不安を抱いているといいます。
不安の背景にあるのは、1つは、2019年に金融庁が公表した報告書が発端となる「老後2,000万円問題」 でしょう。
「老後資金として最低でも2,000万円は準備しておかないと、生活できなくなりますよ」 と指摘されたら、一部の裕福な人たち以外は、それは焦ります。
もう1つは、 人生100年時代 がより現実的なものとして意識されるようになってきたことが挙げられます。 厚生労働省のデータによると、1990年生まれ(2055年に65歳を迎える世代) の女性の20%が、100歳まで生きると推計されています。
男性でも、90歳まで生きると推計されている人は全体の44%もいます。
ちなみに90歳まで生きる女性はというと69%となっています。
このように定年退職後から、さらに20年、30年という長い人生が待ち受けていると考えると、お金のことで漠然とした不安を感じてしまうのも仕方がないことかもしれません。
また、若い世代までもが不安になるのは、日本経済の未来に関する明るいニュースが少ないからではないでしょうか。
近年、メディアで取り上げられて話題になったことに、 日本の賃金上昇率 があります。
物価高や円安の影響や不安定な世界情勢も相まって、お金の不安は尽きない毎日。実質賃金はマイナスのまま推移していてなかなか上向かない。それでも資産を、貯金を増やしたい!そんな願望を叶えるためのお金のリテラシー本。若いうちから資産形成を始めれば老後2,000万くらい貯まるはず。その方法をレクチャーします。
資産形成の運用は「複利」が基本
ここまでの説明を聞いて、「そうはいっても年利3~6%で本当に大丈夫?」と思っている人もいるかもしれません。ここで、目標地点を設定する前にもう1つ理解しておきたいのが、先ほども少し説明した「 複利」という考え方です。
長期的に資産を増やしていくときは、複利で運用するのが基本 になります。
先ほど、年利10%だと100万円が10年間で2倍の200万円になると述べましたが、これは「 単利」という運用方法で考えた場合です。
1年間で10万円ずつ増えるため、10年間だと利益が100万円で元金と合わせて200万円になります。
これに対し 複利とは、得た利益を元本に組み入れて運用を続ける方法になります。
つまり、年利10%なら、2年後の元本は利益の10万円をプラスした110万円。その分、2年後で得られる利益は、元本100万円のときより多くなります。
複利で運用すると、資産の増え方は大きく変わってきます。例えば、100万円を年利10%で10年間運用したとして、それぞれを比較してみましょう。
単利:100万円→200万円 複利:100万円→259万3,742円 単利と複利では、運用実績にこれだけの差が生まれます。最初に投資する金額は同じですから、長期で運用するなら圧倒的に複利が有利なことはわかるでしょう。
年利3〜6%で本当に大丈夫なのと疑問に思う人もいるかもしれないが、かつて日本でも預けているだけでそれだけの金利がついた時代がありました。それで毎月積み立てていた人は老後にしっかり貯め込んでいたはず。若い人はお祖父さんやお婆さんに聞いてみてくださいそんな時代のお金の話。複利のマジックは凄まじく堅実な人は一億円以上貯め込んでいる人も少なくなかったのです。
現実的で具体的なお金の増やし方講座。複利を味方につけ確実に資産形成する方法を教えます。時間を武器に戦えば、老後2,000万円問題も怖くはありません。
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