ポストホリエモン世代の若手起業家16人と田原総一郎の対談。生い立ちから挫折やターニングポイントでの決断、そして金儲けの哲学に迫ります。
「競争嫌い」で年商1000億円
前澤 商品単価は年々下がっているので、服にかける可処分所得は確実に下がっていくと思いますが、それをカバーするだけの成長は可能です。日本ファッション市場のEC化率はまだ六% くらいで、伸びしろが大きい。ファッション全体の市場が少し縮んでも、ネットで洋服を買う習慣が広がっていけば、さらに成長できます。
田原 海外も視野に入れていますか。
前澤 興味ありますね。特にアジア。香港や台湾は、日本のファッションが好きだという人が多いので、まずそこからやってみたい。いまもグローバルサイトがあるので世界中で買えるのですが、プロモーション活動や決済手段を考えると、現地に拠点が必要なので。
田原 中国はどうですか。
前澤 中国は、以前に孫正義さんと一緒にやらせてもらったことがあるのですが、うまくいかずに一回撤退しています。
田原 三木谷さんも中国で失敗しています。中国はどこが難しいのですか。
前澤 淘宝 さんが強いんです。物の集まり方もすごいし、お金のかけ方もすごくて、同じ物なのに桁が違うぐらい安い。
田原 国内も海外もこのままいける?
前澤 物を売るのはすごく難しいことなので、いろいろと考えています。たとえば、一三年、「WEAR」というサービスをスタートさせたのですが、これを世界に広げていければいいなと。
田原 WEARはスマートフォンのサービスですね。資料を読んだけど、僕にはよくわからなかった。どういうものなのか、教えてもらえますか。
前澤 たとえば、「今日は何の服を着ていこうか」と迷うことがありますよね。だけど、そんなとき、WEARで「ネクタイ 黄色」と入れて検索すると、黄色のネクタイを使ったたくさんのコーディネートが出てきて、参考にできるというサービスです。料理のクックパッドに「ネギ」と入れてレシピを調べるのと同じ感覚です。
田原 ネクタイじゃなく、シャツから調べたりもできる?
前澤 ええ、何でも大丈夫です。ブランド名でもいいし、「初詣」「ハロウィン」のようにテーマで検索もできます。あと、アイテム指定も可能。たとえば今日どこかの洋服屋さんで買ったアイテムを入れると、そのアイテムを着ている人たちがバーッと出てきます。
ZOZOは実店舗で買い物するのに抵抗があるがファッションは楽しみたいといった僕みたいな層や、地方のユーザーなどの掘り起こしに成功して今では一大インフラのようになっている。WEARもコーディネートを自分で組むのが苦手な層をネットショッピングに誘う機能をはたし、そして買ったアイテムの活用方法の提案にまで踏み込んでユーザーをサポートする優れたサービスだと思う。残念なのは使う人たちの特徴が似通っておりバリエーションにかけること。
モバゲーの先
田原 モバゲーも、SNSの機能がありますよね。要はフェイスブックみたいなものですか。
守安 ちょっと違います。フェイスブックは、実際の名前を使って、リアルの知り合いとコミュニケーションを楽しむサービスです。一方、モバゲーはニックネームを使って、モバゲー上で友達をつくって、バーチャルなコミュニケーションを楽しみます。だから機能的には似ているけど、用途が違う。
田原 ミクシィは完全に失速して、グリーも一時の勢いが落ちている。そのなかでDeNAは頑張っているけど、世間では「次はLINEの時代じゃないか」と言う人もいます。LINEについては、やっぱり脅威?
守安 すごいですよね。ただ、べつに怖くはないです。LINEもフェイスブックに近くて、実際の友達とのコミュニケーション。だからバーチャルな空間で友達をつくりたいというモバゲーのユーザーとは違う。LINEがモバゲーとガチでユーザーを取り合うというのはないのではと。
僕はソーシャルゲームをやらないので詳しいことはわからないが、結局、課金もしくは時間を犠牲にして上げたレベルをもったいないと思う意識から他社への移動を鈍化させているように思う。それがなかなか次の大ヒットゲームを生まない理由かと。
若手起業家とあるが実際はそんなに若くない(笑)すでに成功したモデルケースを検証するのにとどまっている。
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