低い自己肯定感からくる自信のなさにより自分を好きになれない。そんな自分を変えたいと思っている人に。自分に自信がなく、弱い性格で常に自分を責め我慢ばかりだった著者が行き着いた自分との向き合い方とは？
心と身体は繋がっている
ネガティブな考えが繰り返されたり、 前向きに考えることができなかったり、 不安感が強く眠れなかったり、 そういった心の不調には身体の不調が 関係している事もあります。 例えば、冷え性。万病のもとと言われるほど 身体へのダメージは大きいとされていますよね。
逆に身体の不調を改善すればメンタル面にも 良い影響を与えるのではないか。
『なんでもいいから食べれたらいいや。』
この考えを一度手放し、自分の身体のための 食事を考えてみましょう。 まず、大切なのは、美味しいと感じる心です。 漠然と何も感じず食べるのと、 美味しいと感じながら食べるのとでは、 幸福感が違ってきます。
小さな事でも幸福感を感じられる自分になると、 一日のうちでたくさんの小さな幸せを 発見できるようになります。
自分のためにも、 周りの人のためにも 食事は楽しくした方がメリットが大きいです。
料理面では、生姜料理を中心に、 簡単な鍋料理に生姜のすりおろしを入れたり、 お味噌汁に生姜のすりおろしをいれたり、 とにかく無理はせずに簡単なメニューでいいので 身体を冷やさない事、栄養が偏らない事を 意識しながら献立を考え、食べるように心がけましょう。
また、わたしは鉄分、タンパク質、 ビタミンなどを中心に サプリメントやドリンクなどでも 栄養のバランスをとることもあります。
暴飲暴食や偏った食事もなるべく控え、 自分の身体が喜ぶ優しい食事を 選ぶことが大切だと感じます。 食事以外にも、 朝にお白湯を飲む事も習慣にしています。
これはアーユルヴェーダの考え方を取り入れ、 お白湯を飲むことにより、 冷えの改善、また胃腸の消化力を高め、 身体の中から綺麗にしていく、 そのようなイメージで取り入れています。 体温が一度下がると、免疫力は数十パーセント下がるとも 言われています。
ですから、身体をあまり冷やさない。 ただこれだけで色んな病気からも 自分を守れるかもしれません。
食事面以外に、私が取り入れていることは、 寝る前に首体操、簡単なストレッチ、 しっかりと深呼吸をしてから 眠るということです。
首のこりや身体のこり、 浅い呼吸は自律神経に大きく影響を与えます。 ですので、夜はなるべくリラックスしながら ストレッチ、深い呼吸を意識してから寝るように心がけています。
自分を整えるために最も重要なのは 自律神経を整えることです。
自律神経を整えるには、睡眠も大切です。 また寝る前と朝起きた時は、 脳が情報をインプットしやすくなるそうです。 ですので、なるべく暗いニュースや ネガティブな内容のものは 見ないようにしましょう。
あまり眠りが深くない方は、 携帯やパソコンを見る時間を減らし、 少しだけでもランニングや 縄跳びなど身体を動かす時間を作ってみたりだとか、 頭だけではなく身体を動かすということも 意識してみましょう。
軽い運動は、心を安定させるためにも良いとされています。 前向きな気持ちがでてきたり、 やる気がでてきたり、達成感を感じたり、 メリットをたくさん感じるので、 私も少し落ち込んだ日は、 意識的に軽い運動をするように心がけています。
このように、心と身体は繋がっています。 身体を整える事は、心を整えること。
運動が心に効くことは分かっているけどなかなか続かない。それでも三日坊主を何度も繰り返し、また始めればいいと緩い発想で筋トレを続けると良い循環が生まれる。食事も一緒できちんとした食生活は心身ともにリフレッシュすることができる。そんなに気張らなくても身体を整えることで心も整うことがわかれば頑張れます。
自分の魅力に気づいてあげよう
『あなたの持っている魅力とは何ですか』 できればノートに書き出してみてください。
自分に魅力なんてない。 そう思われる方も、何でもいいのです。 朝早く起きられるところだとか、 髪が綺麗、爪の形が綺麗だとか 小さなことで大丈夫です。
ハードルを下げて考えてみてください。 そんなのみんなできて当たり前だなんて 思わずに小さな事で大丈夫です。
逆に、野球が上手だとか、走りが早いだとか、 美人、イケメンだとか、ダンスが踊れるだとか、 そういった自信のある部分がしっかりある方は、 遠慮なく書いてみてください。
ちょっとだけ、プチナルシストになってみる。
何個書きだしてもらっても構いません。 お料理上手、仕事が得意、絵が得意、 ファッションセンスがある、優しい、 顔が小さい、スタイルがいい、足が長い、 なんでも大丈夫です。 内面でも外見でも、あなたの素敵な部分を たくさん見つけることが重要です。
ナルシストと聞くと、 どうしても日本人はとくに恥ずかしい事、 悪いことという認識が強いように感じます。
確かに、自意識過剰で上から目線だとか、 自己中心的だとか人に迷惑がられるような ナルシストは問題もあるかと思います。
しかし、必要以上に自分を下げ、 周りを持ち上げ、自分なんてと自分を卑下する 生き方も私はそれはそれで問題ではないかと考えます。 私の思う、プチナルシストは ナルシストまではいかず、 謙虚でありながらも自分のいい部分も ちゃんと少しくらい自分で認識できている くらいの状態を指します。
あなたの魅力はあなたがまず見つけてあげてください。
自分の魅力ってなんだろうとノートに書き出そうとしても最初は何も出てこないかと思います。ハードルを下げて些細なことでもいいので書き出してみる。そしてプチナルシストになってみる。そうすると自分を卑下するような考えから抜け出し自身を好きになれます。
自己肯定感が低くてなんだか世の中が辛いという人に向けたマインドの変え方を記した書籍。自分の魅力に気づき幸せなくらい自信を取り戻すために必要なこと。それはないかあなたが変わる必要はなく、今のままでも可能なのです。
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