いろいろな習い事に手を出し自分磨きに余念がないものの、自分の魅せ方を知らないアラサー女子に向けて「大人の女性として認めてもらえる」ための言葉づかいをレクチャー。
忙しそうな上司に話しかけたいとき
忙しそうな上司に話しかけたいとき
今ちょっといいですか。
ただ今、お時間よろしいですか。
オトナ美人
ご多用中恐れ入りますが、2分ほどお時間をいただいてもよろしいでしょうか。
「一刻千金」という四字熟語があります。これは、「 春宵一刻直千金 花有清香月有陰(春の宵はその短い時間が大金に値するほど素晴らしい。花は清らかに香り、月は 朧 げに霞んでいる)」という 蘇軾 の漢詩から来た言葉で、時間の大切さを教えてくれる一つの例です。
他にも、「光陰矢の如し」、「Time is money.」といった格言が伝えるように、時間は誰にとってもかけがえのないものです。話しかけるときは、「相手の貴重な時間を割いてもらう」という意識を持ちましょう。 「今ちょっといいですか」「すいません」といった言葉は、思いのほか断りにくい雰囲気を感じさせてしまう言い回しです。
クッション言葉(コラム3参照)や相手の意思を確認する疑問形を使いながら、相手が判断しやすいように、どれくらいの時間がかかるのかという見通しを伝えられれば、完璧です。
まとめ
相手の時間をていねいに扱いましょう。
確かにただ時間をくれというより時間を区切って2分間で終わる内容なら聞いてもいいと思わせるのは大事。一番嫌なのは電話をかけてくるやつ。電話は一方的にかかってくる上、出たら最後、時間を奪われる狂気のツール。なので基本電話には出ません。どうせ保険の勧誘だったりするので(笑)本当に必要な内容なら伝言を入れとくだろうし。
飲食店の料理を褒めたいとき
飲食店の料理を褒めたいとき
超おいしーい!
本当においしいですね。
オトナ美人
さすがですね。 いったいどうしたら、こんなお味が出せるんでしょう。
文字にしたとき、感嘆符「!」がつくような大声を上げたり、「すご~い」と音を伸ばしたりすると、子どもっぽい印象になります。 「マジで」「ほんっとう」「超」のような、話し言葉の強調語を繰り返すのも幼稚な印象です。感動の「本当らしさ」を強めるのは、「本当」という言葉を重ねることではありません。
たとえば、「こちらの玉子焼きはダシがきいていますね」というように、何をどのように感じたか、具体的に伝えることによって、発言の「本当らしさ」が増します。
定番のフレーズが「いつも変わらずに、期待通りの素晴らしさである」という気持ちをこめた「さすが」です。
褒めるときは、提供された料理やサービスの背景にある人々の気づかい、手間ひま、技術などを想像し、ねぎらったりたたえたりする方向で伝えるとよいでしょう。
まとめ
気づいたことを具体的に褒めましょう。
お店じゃなくても料理を褒めるシーンは結構あると思うので活用していきましょう。具体的にどの辺が美味しかったのかという視点は何度の経験を重ねていくと磨かれていくものです。どんどん褒めていきましょう。手料理の手間隙を労うものだと尚良いでしょう。最近奥さんや旦那さんがつくった料理を褒めましたか?
美しい言葉の作法。誰もが少し気遣うことで生まれる美しいやりとり。どんどん広まってほしいですね。
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