世界のビジネスパーソンの働きぶりを分析して「開示→選択→決断→行動」の4ステップからなる「世界標準の神速時短サイクル」を体系立てて時短術としてまとめまた書籍。
アウトプットの種類は「書く」「話す」「聞く」の3種類
それぞれの方法にメリットがある
アウトプットの基本は、「 肯定的に傾聴してくれる相手に、自分の意見や想いを話し、ときに質問することによって頭を整理し、目指したい方向性や解決策を明確にする」 こと。
この中には自分の意見や想いを伝える「 話す」 アウトプットと、相手に効果的な質問をする、つまり「 聞く」 アウトプットが含まれています。
「うちの職場には、そんな良いフィードバックをくれそうな人はまだいないな……」
そう思われた方もいることでしょう。私の経験では、まだアウトプットをする習慣がないため、そう思い込んでいるケースも多くあります。上司・同僚と建設的なコミュニケーションをはかるには、相手の資質に任せるのではなく自身のスキルも磨く必要があります。そのために本章がありますから、安心してください(笑)。
ただ、それでも環境が変わらないこともあるでしょう。
そこで使えるのが「 書く」 アウトプットや、自問自答で行う「セルフ・コーチング」のアウトプットです。
三大アウトプット「書く」「話す」「聞く」を駆使して自身のスキルを学ぶことを習慣にする。自問自答で行うセルフコーチングのアウトプットの「書く」は基本と言える。環境を問わずにできるので重宝するアウトプット方法である。
タスクみじん切り時短術
仕事は塊だから大きく見える 巨大なタスクも分ければ小さい
大きなタスクに立ち向かう時短術を、もうひとつ紹介しましょう。 「大事なプレゼンの資料を用意しなくてはいけないのですが、終わるかどうか心配で」
クライアントから、こんな質問を受けることがよくあります。 「まとめて考える時間がとれないからスタートできず、前回相談したときからまったく進んでいないのです」
この気持ち、よくわかります。
大事で大きなタスクは、精神的にも構えがち。なかなか手をつけないうちに、時間が経ってしまうことは、私もよくあります。
そんなときは「 タスクみじん切り時短術」 の出番です!
タスクのみじん切りとは、プロジェクトやプレゼンテーション資料の作成などの大きなタスクを、限りなく小さなステップに分割して、少ない時間でも着実に進めていく、ということです。
プロジェクトにしろ、企画書にしろ「なかなかスタートできない」ときには、そのタスクが、あなたの中で、必要以上に大きく見えたり、難しいものと感じたりしていることが多いのではないでしょうか。 そんな大きな塊も、「みじん切り」することで ひとつひとつはそれほど恐ろしくないタスク に分けられるはずです。
例えば、大切なプレゼンテーションの資料を作る、というタスクがあるとします。 「このプレゼンで失敗するわけにはいかない。でも情報をまとめたり、ロジカルに説明したりするのは苦手だから、うまくいかなかったらどうしよう……」
こんなことばかり考えていると、頭の上に大きな石が乗っているような気分になって、プレッシャーに押しつぶされてしまいます。 では、これをみじん切りに分割してみるとどうでしょうか?
・プレゼン資料の流れと、それぞれのセクションの内容を考える
・右について同僚や上司から意見をもらう
・それぞれのセクションに入れるデータや情報をまとめる
・自分で持っていない情報は、調べたり、他部署から手に入れる
・プレゼン前に同僚や上司などから第三者的な意見をもらう
どうでしょうか?
「やっぱりここは苦手」というタスクと、「これならできるかも」というタスクに分かれませんか?
なかなかタスクが溜まってしまいうまくいかない。そんな時はタスクをもう一段階分解して細切れにする。時間で分けてもいいし大きさで分けてもいいのでとにかく分解。一つ一つが小さなものになれば達成が容易に。気分的にも楽になります。
結果を残して定時にサクッとかえるそんな働き方改革時代に適した仕事術を教えます。神速の時短術をインストールして快適な仕事環境を構築。
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