管理職に求められる問題発見力・意思決定力・分析力・洞察力・創造力・対人スキル・組織活用力。仕事に必要なスキル習得にあたり身につけたい「インバスケット思考」をリアルなシミュレーション・ゲームをとおして身につける!
時間を創出する「インバスケット」
私たちは一日の仕事でいくつの案件や業務を処理できるでしょうか。ひょっとすると多くの案件を処理しているという達成感があっても、よく振り返ってみると、完全に処理できた仕事はほとんどなかったり、または処理をしたとしても全体に与える影響のほとんどない“〝 クズ案件”〟 だったりします。
私も前職は会社員をしており、いわゆる中間管理職でしたので、日々、多くの案件が降りかかってきました。降りかかってきたという表現のとおり、完全に、仕事に対して受け身になっていたのです。まるで、自分の意思とは無関係に小さなコップに水を注がれ、コップからこぼれる水を必死で拭いているような状態です。
とにかく、目の前にある仕事を片づけることで精一杯の日々でした。たとえばメールをチェックする作業だけでも1時間はかかりましたし、そうしている間にもいろんな仕事が降りかかってきます。
特に管理者に降りかかる案件は、前例がなく、問題発見から対策まで、すべてが白紙ベースのこともよくあります。だからこそ、案件処理には時間がかかり、そして目の前にある案件を処理するそばから、新しい案件が次から次へと生まれてきます。これではきりがありません。
もし、今まで手がけていた案件や業務が、もっと短時間で終わるとすれば、多くの空白の時間が生まれるはずです。あなたならどのようにこの時間を有効に使いますか。今まで仕事でやりたくてもできなかったことをおこなったり、新しい企画を考えたり、その可能性は無限に広がります。
日々管理職に降りかかる案件、そのほとんどが解決しても業務が推進するどころか何も解決されないゴミ案件。ならばサクサク終わらせてしまいたいですよね。この書籍では問題の発見から解決に至るアプローチの仕方を教えてくれます。
[情報活用力]
リーダーには、日々いろいろな情報が多く集まります。その情報を活用して成果につなげられるかどうかは、あなたの情報活用力にかかっています。今回の柴田奈々の提案や情報が生きるかどうかも、あなたの考え方やとらえ方次第です。この提案を実現不可能と頭から決めて受け取るのと、何かに活用できないかと考えるのとでは、結果が大きく変わる可能性があるのです。
部下からの提案は、実現できるかどうかを考えるのではなく、どのようにすればこの提案が活用できるだろうかと検討する姿勢が大事です。提案内容が不明確だったり計画性がないならば、部下に対してもっとわかりやすく明確な計画をつくるように指示をすることが望ましいでしょう。また、このケースの商品情報は、現場や顧客からの視点による貴重な情報と言えます。私たちはどうしても、自分の仕事上の立場からの視点で物事をとらえてしまいがちですが、一番大切なのは顧客視点であることを忘れてはなりません。
そして、あなたにはこの貴重な情報を、いち早く上司や本社に伝えることが望まれます。なぜならば、情報は生ものだからです。
情報の収集から活用までその方法は体系化した本に任せるとして、部下から上がってくる提案をどう活用すべきか考えるのが上司の仕事。顧客目線を忘れずに処理していくわけだが、得た情報を素早くまとめて報告するまでのステップをルーチン化すると仕事が捗る。
仕事を円滑に進めるために活用する「インバスケット思考」脳内を整理し仕事を進めるために必要な情報を選別し役立てる。そんな仕事型をご紹介。
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