多くの人が環境を変えることで自分のうちなる感情を制御しようとします。しかしあなたの内側、潜在意識を本来あなたが望む方向に向けることで外側の環境が変わるのです。この書籍では潜在意識の書き換え方と書き換えるとなぜ環境が変わるのかを科学的な観点から説明します。
「信じていることを信じたい」
実は、 あなたが何を意識し、それをどう解釈するかは、「無意識領域で固定化された思考パターン」がそのほとんどを担っている んです。
脳は人体エネルギーの 20% を消費する「大飯食らい」なので、なるべく省力化してエネルギー消費を減らそうとします。なので、すぐに思考をパターン化して、余計な思考を減らそうとするんです。
そして、 この固定化された思考パターンが「思い込み(観念)」と言われるもの で、もっと簡単に言うと、「あなたが信じていること」 です。
そして、その信じていることがあなたの目の前で「現実」として現象化します。
これは第1章で説明させていただいた通り、あなたが意識することで、あなたの肉体を含め、現実を作っている波(エネルギー)の状態の量子が、粒(物質)となるからです。
つまり、現実として現象化するということです。
あなたはその現象化した「現実」を見て、さらに「そういうものだ」と確信します。 確信しているので、ますますあなたの前でそれが現象化します。
つまり、
思い込み → 現象化 → 確信 → 思い込み → 現象化 → 確信
という無限ループとなり、あなたの無意識に「それが現実だ」という確信とともに蓄積していく のです。
そして、人には基本的に「信じていることを信じたい」という欲求があります。
信じていることを信じたいので、信じられないことが起きても、「ウソ~、信じられない」なんて言って容易には信じません。
あなたが今まで信じてきたことを、あなた自身で否定したくないからです。
たとえそれが、あなたに望ましくない状況を引き寄せることだとしても、深層心理は「それを信じたい」と思っているんです。
だから、信じていることをなかなか変えようとしないんです。
思い込み、あなたが信じていることに思考は引っ張られるというのは確かに実感としてある。それが現実だと「信じていることを信じたい」という欲求が人にはあるのだろう。その根っこの部分を自在に操れたら面白いように思考は現実化するのかもしれない。
今すぐできるのに やらない理由
結局はあなたも最終的に求めているのは身体の状態(感覚)である、ということをご理解いただけましたか?
そうなると、です。
ここで何か氣付くことはないですか?
身体の状態(感覚)ということは、今ここで、今すぐにでも作れちゃう、ということになります。
ある意味で非常に残念なお知らせかもしれませんが、実はあなたが今「欲しい」と思っているモノ、お金、状態は必要ないんです。
だって、身体の状態は今すぐにでも作れますよね?
幸せや豊かさ、安心などを感じている表情、姿勢、身体の感覚は今すぐにでも「作ろう」と思ったら作れる んです。
つまり、「このぐらいのお金がないと安心できない」とか、「あの人がいないと幸せになれない」というのは噓なんです。
勝手に「これがなければ」という条件を付けて、今すぐにでも感じることができる感情的満足を、自分自身で封印しているのです。
あなたは、今ここから、豊かで、安心して、幸せな自分になれる んです。
そして、 そのような身体の状態に意識は必ず引っ張られていきます。
なぜなら、先ほどから申し上げている通り、意識と身体は密接につながっているからです。
身体が良い状態になれば、その状態に意識が引っ張られます。そうなると、 その意識の状態に合わせてあなたの周りの現象も変わっていく、ということです。
なぜならあなたの周りの現象を確定させているのは意識だからです。
あなたが欲する何かは手に入らないと満足できないように思われるかもしれないが実際にはそれは意識に引っ張られているだけで本当はそのような力が働いているなんて事実はどこにもない。
潜在意識により無意識に感じている物事のバイアスは実際は考え方によって書き換えられる。思い込みの科学をご堪能あれ。
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