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社員の力を10倍にする習慣|名倉康裕|社内のゆるんだネジを締めなおすための本

どんなに好調な会社でもいずれは社内に垢や汚れがついてくる。そんな会社の経営者やマネージャーへ向けて社内の緩んだ規範を正すための処方箋はいかが?社員の力を120%いかす組織作りとは?

朝礼の九割はマンネリ化?

朝礼は、会社や職場を活性化させるための非常に重要な業務であるはずだが、それを十分に自覚しているだろうか。

朝礼を実施していながら、「今日は忙しくて朝礼どころではない」とか、「朝礼に時間をとられると仕事の効率が悪くなる。できるなら、朝礼はやらないですませたい」といったように軽視する。それぐらいの認識しかないのであれば、最初からやらないほうがいい。

朝礼の最中におしゃべりしているとか、携帯電話のメールを見ているといったように、朝礼に集中していない社員が目立つというのは、ひとえに会社の幹部や管理職の意識が低い証拠である。

では、なぜ朝礼が軽視されるのか。その一番の理由は、朝礼の内容や運営がマンネリ化しているからだ。

実際、中小・中堅企業でアンケートをとってみると、朝礼がマンネリ化しているという回答が社員の半数を超える割合は九〇%近いといわれる。

マンネリ化する原因はわかりきっている。いくらラーメンが好きな人でも、朝・昼・晩とラーメンばかり食べていたのでは数日もしないうちに飽きてしまう。夫婦間だってそうだ。大恋愛の末に結婚した夫婦でも、毎日顔を突き合わせていると、そのうち相手の存在が鼻についてくる。持続させるためには、話題や生活パターンなどに工夫や変化をつけなければならない。

朝礼をすることが目的になってしまっていると形骸化が進んでいると思われる。そんな朝礼ならばやらない方が良い。きちんと朝礼のエッセンスを受け取る土壌が必要。マンネリ化は朝礼を導入してる企業の90%も占めているそうだ。自社の朝礼も見直してみては?

原価タダの心の伝え方

「あいさつをしても何の利益にもならない」──こんな考えをしている社員が目立つ会社ほど、業績が悪い。外来者や工場見学に来られたお客さまから、何を聞かれても答えがあいまいで、ニコリともしない。すれ違っても会釈ひとつせず、それでも平然としている。これでは訪問客の心象もよいはずがない。

業績の伸びている会社を見ると、その会社の社員は、外来者を見かけると大声で「いらっしゃいませ」とにこやかにあいさつをする。当たり前のことだ。いい年をしてあいさつができないというのは社員の側に大いに問題がある。だが、こんな社員を放置しておくのは、会社の責任、厳密に言えば部門長・管理職の責任だ。

あいさつすらできない社員がいるのであれば、その場で注意する。それができない状況であれば、あとで呼んででも教育指導すべきであろう。

お客さまの立場になって考えれば、あいさつがきちんとできていれば、心情的に「こんなにきちんとしている会社なら製品も信頼できるに違いない」とか、「この会社なら取引をしても大丈夫そうだ」という気になるものだ。

あいさつは、それほど信頼関係に大きな影響を及ぼす。相手の心証をよくするも悪くするも、あいさつなど第一印象は非常に重要なのである。

挨拶を軽視する会社ほど業績が悪い。ブラック企業のような軍隊式の挨拶などは論外だけど基本挨拶は日々の業務を活性化します。

このような社員の力を10倍にするための習慣を紹介。22枚の事故チャックシートで会社を生き返らせる!

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