悩みの重荷を背負わされている時、少しでも自分の捉え方を変えることができたなら、だいぶ人生楽になるはず。あなたを目覚めさせ新たな世界へと誘うために必要な考え方をわかりやすく解説。
自分は不完全で価値のない存在だと思っていた
目覚めて生きる考えに至った経緯をお伝えするためには、まず私の幼少期の出来事まで遡ります。私は二人姉妹の長女です。私が4歳のときに妹が生まれたのですが、そのとき両親は私を祖父母の元へ預けました。
当時4歳の私は両親から遠く離れ、毎日独りぼっちになる不安を抱えながら過ごしていました。その頃の写真を見ると笑顔の私はいません。いつも目がトロンとして、キュッと口を結んでいる表情をしているのです。
4歳というのは、自意識や自立心が芽生えはじめるものの、まだまだ甘えたい盛りの年齢です。しかし当時の私は「親に捨てられた」「ここでも嫌われたら他に行くところがない」という思いしかなく、祖父母に甘えようとは全く考えませんでした。
そして「どうしたらもう誰にも捨てられないか」を4歳なりに考えた結果、導き出した結論は「いい子でいること」だったのです。祖父母の家で暮らす私は、一生懸命「いい子」でいるように努めました。
いい子でいることは、私の生き延びる術だと信じて疑わなかったのです。褒められることはするけれど、迷惑はかけず、おとなしく過ごす。こんな生活が2年ほど続きました。
その後小学校に入るタイミングで、私は再び両親と一緒に暮らし始めました。私は預けられた2年の間に「いい子」でいることが当たり前になっていたため、両親と一緒に暮らしても誰にも甘えることなく過ごしました。
そんな小学生時代は、母から「しつけ」という名目で暴力も受けていました。理由はなんでもいいのです。お手伝いがきちんとできていないとか、私の様子が気に入らないとか。パートから戻った母は、もう覚えていないぐらいの些細な事で、毎日のように私を殴りました。
毒親というやつですかね。意外とこういう親はクラスに何人かいたような。確率的には案外多いケースなのかもしれません。自分の人生がうまく行ってないと思われる親に多くこの傾向が見られるようです。こういう人は子供を持つ資格なし。なのにも関わらず、妊娠出産については何も考えずに行なってしまうのはなぜなんでしょう。
目覚めた視点で本来の自分を生きる
目覚めた視点になると人生のストーリーに巻き込まれず、俯瞰してキャラクターの自分を見てありのまま起こる事を体験できます。それは人生の犠牲者にならず、この命を生きていくことです。気づきの意識の「本質の自分」が、ただその世界にいます。
では、その後は無気力に受け身で生きるのかと云うとそうではありません。この地上で本質の私が肉体に宿った意味がちゃんとあるのです。私の身体は宇宙の波動の顕れであり、私は宇宙だったとお伝えしました。宇宙の一部である本質の私自身が体験している世界を創っています。すなわち、この物質的世界や物質的身体が体験する世界は自分の意識が作っていると言う事です。私の意識の波動が自分のなりたい世界を創り出して、それを体験しているのです。
自分の意志とは、宇宙の意思です。宇宙がプロセスとして身体を通して表現している顕れが「意思」です。それを人は『使命』と云ったりもします。その宇宙の顕れに気づき表現する。表現することに抵抗せず、宇宙のリクエストをそのままやってみることをするのです。それは、自分がやりたいと思った事を思考で制限せず、好きなように直感に従ってやってみると言う事です。
自分でなりたい世界のゲームを自由にプログラムして、自分がプレーヤーとして参加しているようなものです。 もちろん、今のあなたはもうキャラクターの自分でないことを知っているので、そのプレーヤーのキャラクターと同一化はしないでしょう。
しかし、命ある限りそのプレーヤーをやり続けるのです。それは、キャラクターの私に自分を占領されずに大いなる自分の視点から体験をしていくのです。その体験には喜びを感じる体験や愛おしさを感じる体験、悲しみや怒りなど様々な体験のアトラクション目覚めた視点になると人生のストーリーに巻き込まれず、俯瞰してキャラクターの自分を見てありのまま起こる事を体験できます。それは人生の犠牲者にならず、この命を生きていくことです。気づきの意識の「本質の自分」が、ただその世界にいます。
そう、自分の人生は宇宙のプロセスそのものだと知り、その宇宙とダンスするように楽しみ生きるのです。実は、目覚めることがゴールではなくて目覚めを知った後、どのように人生を創造するのかが大切なのです。大いなる世界の住人になって宇宙のプロセスを信頼し安心の中に寛ぎながら、表現者であり体験者として自由に生きることがこの宇宙の仕組みです。
ゲームの世界ではリスタートやゲームを分岐点でセーブしたりして時にはそこまで時間を巻き戻してロードが可能ですが、実際の世界では不可能な時間の巻き戻し。与えられた命であなた自身をプレイし続けなくてはなりません。宇宙のプロセスとか関係なく今ある目の前のことに集中して生きる以外に人生を好転させる方法はないのです。もがき苦しみながらも自分の人生を全うするのが人間かと。
なんとなく手に取った本が宇宙とか言い出すと一気に萎える。それが嫌な人にはあまりお勧めできませんが、自由に生きるために必要な考え方としては間違ってはいないのかなとも思ったりする。そんなちょっとモヤモヤする書籍。
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