片付けの基本を抑えて部屋や人間関係、人生が整うメソッドがここに。収納はしまい込むのではなく、次に使う時のためのスタンバイと考える。片付けパパの整理術を余すことなく披露。
片付けの成功・ゴールとは?
これも勘違いされがちなのですが、片付けにおいて最も大事なのはどうやってやるか(=How to)ではありません。それよりも、どういう部屋で過ごしたいか(Being)という点です。
たとえば、極端にモノを少なくすることを目的にした片付けもあります。ここ数年流行りのミニマリストがこれに当てはまるかと思います。もしその状態がご自身と家族の価値観や生活のしやすさに合致していれば全く問題ありませんが、もしそうでなければ本末転倒です。
中には、片付けというとまるでモデルルームのように「スッキリと何もない部屋」を思い描く方もいますが、現実ではそこまでモノがないと日常生活に支障が出ます。単に視覚的な印象だけでなく、生活のしやすさなども含めて考えてみてください。
つまり、片付けにおいてまず認識しておかないといけないのは、「やり方」ではなく「あり方」なのです。それを自分や家族と思い描くことがとても重要です。
私が言うのもなんですが、正直に言ってしまうと片付けという行為自体はそんなに楽しいものではありません。もし片付けを一切しなくても何不自由なく暮らせるのなら、それはそれで幸せなはずです。
それでも片付けのモチベーションを上げるためには、「どういうところで暮らしたいか?」「どういう時間を過ごしたいか?」を明確に思い描いていただくことが重要です。
たとえばパートナーさん同士でプレゼンし合ったり、家族会議を開いてお子さんとも一緒に話し合っていただいたり。実際に写真を見ながら「どういう暮らしをしたい?」「こんな感じがいいよね!」「こういうデザインがいいよね」と言い合って、妄想してほしいのです。
片付けは突き詰めるとどう暮らしたいかという自分の理想論に行き着く。「こんな暮らしがしたい」の先にきちんと整理された理想の部屋が。テレビやドラマに出てくるような暮らしをするには生活感を徹底的に排除したきちんと整った部屋が必要。それには毎日の掃除や整理整頓がしやすい部屋作りが不可欠。そんな理想に近づくために!
人間関係も片付け(整理)できる
片付けの応用編として「人間関係の整理」についてもお話ししたいと思います。アドラー心理学でも「人間の悩みは人間関係である」と言っているように、私自身も人間関係に苦労しました。
もともと私は八方美人タイプで、誰にでも好かれるために、どんな人ともたくさん会い続けている時期がありました。
時に自分が望まない営業や勧誘などを受けてしまい、自分の時間や気持ちを消耗させてしまい、その後の人間関係がぎくしゃくしてしまうこともありました。
そういった経験からも、人生は「人と人との出会いでできている」と強く感じます。
そんな日頃の人付き合いも、これまでお伝えしてきた「選択基準を作って必要・不要を分ける」という整理のやり方を応用することで、人生に好循環を生み出すことができます。
要は人間関係も「選択と集中」です。判断基準を作って、自分がどうありたいかを考えれば良いのです。その結果、自分にとって本当に大切な人との関係に注力することができるようになります。
僕は人間関係のほとんどは不必要だと思っているので、人間関係ミニマリストとでもいうような生活をおくっています。ネットの普及でなんでも自分自身で解決できる世の中になり人間関係は邪魔くさいだけと思うように。それでも1人は寂しいと思うならば最低限の人間関係だけ残してあとはバッサリ切り落とせばいい。そうすることで自分の意図しないことをやらなくて済むように。
片付けに関する書籍はたくさん出ているが、そんな片付けの書籍となんら変わりはない書籍。この類の書籍が初めてという方には薦めるが、すでに何冊か読んだという人には物足りなさを感じる内容かと思います。
※この書籍はKindle Unlimited読み放題書籍です。月額980円で和書12万冊以上、洋書120万冊以上のKindle電子書籍が読み放題になるサービスが初回30日間無料となっております。PCの方はサイドバーのリンクより、スマホの方は下の方へスクロールしていただければリンクが貼ってありますので興味のある方はどうぞ。なお一部の書籍はキャンペーンなどで無料になっていて現在は有料となっている場合もありますのでその場合はあしからず。
【サブスク】 Kindle Unlimited
僕が利用している読書コミュニティサイト
【本が好き】https://www.honzuki.jp/
【シミルボン】https://shimirubon.jp/