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東大ケーススタディ研究会 伝説の「論理思考」講座|白木 湊|ケース問題で「広い視野」「深い思考」をいっきに鍛える

広い視野と深い考察で答えのない問題を解決する思考法とそのトレーニング方法を体系化した書籍。さまざまなケースを想定して誰でも論理的思考の達人になれる!

学習効果を高めるための、論理思考の解説は?

本書では、学習効果を高めるために、以下の3つの方針で解説します。

まず、先ほど解説した「論理思考の習得を困難にしている2つの難しさ」を踏まえて、以下の2点をおさえた解説を行います。

加えて、具体例を通して学習したほうが、「理解 ⇒ 自力で実践」へ到達しやすくなります。そのため、本書では、後述する「ケース問題」という具体的な問いを活用しながら、以下の点も重視した解説を行います。

本書が対象とする読者  

本書では、上記の方針をもとに解説を行います。そのため、以下のような方に読んでいただきたいと考えております。

基本的に「自力で論理思考を実践できるようになりたい方」が対象です。特に、「論理的な結論を導く背景にある、詳細な思考内容や思考方法を学習したい方」を想定しています(このような方は、「過去に論理思考を勉強したが、自力で実践できるようになれなかった方」に多いと想定しています)。

また、採用選考などで「ケース問題」を解く必要があり、「まずは、基礎となる論理思考力を身につけたい方」も、読者として想定しています。

対象となる読者層をはじめから記載していることでミスマッチを防ぐのは良いことだ。本の趣旨と異なる輩が読んで後から文句垂れるというのを何度も見てきたので篩にかけるのは良いことだと思う。

論理思考には、具体的な事実(ファクト)による根拠が必要

ここでは、「フィットネスクラブの会費」を例として考えてみます。

たとえば、「日本のフィットネスクラブの会費は高すぎる」という文章だけでは、単なる「個人的な感想」です。この文章が論理的であると認められるためには、この文章を正しいとする「根拠」が必要です。たとえば、仮に「日本の会費は平均8□□□円、アメリカは平均7□□□円」という具体的な情報・事実を、根拠として一緒に示すことができれば、論理的な意見に近づきます。

以上のように、論理思考は、「具体的な事実(ファクト)によって、自分の意見の妥当性を補強できている」という条件を満たす必要があります。 ※本書では、このような「導いた意見を補強する根拠・事実」を「ファクト」と呼びます。

より良いファクトは、より「具体的」である

このとき、ファクトをより具体的に示すほど、より論理的になります。

たとえばフィットネスクラブの場合、「フィットネス機器だけの小型店」よりも、「プールも併設した大型店」のほうが、会費が高い傾向にあります。つまり、大型店の構成比が高い国の場合、会費の平均値も高くなります。そのため、単純な平均だけでなく、「店舗サイズ別の平均」「店舗別の会費一覧」などの、より具体的なファクトを示すほうが、より論理的といえます。

フィットネスクラブの規模による会費の大小は仕方がない。最近ではチョコザップみたいな小規模の店舗をチェーン展開する業態が増え気軽に入会できるフィットネスクラブも増えてきた。発想の転換である。

あらゆる場面で一生役立つ門外不出の講座解禁!この1冊で論理思考のすべてがわかります。

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