1000人の体を分析したトレーナーである著者が教える年齢を超える限界突破法。人生100年と言われる中、高齢者の中でも筋トレが根付きつつある。筋肉は裏切らない。幾つになっても筋肉はつけられるし体力も維持できる!!
自発的に行うことでモチベーションを維持する
目的は違えど、若い人から高齢の方まで筋トレを行う人が増えているわけですが、その背景には他にも大きな要因が挙げられます。それは、 誰でも簡単にサプリメントが買えるようになったことです。
筋トレとサプリメントは切っても切れない関係にあり、それについては第4章で詳しく説明しますが、今はインターネットを通じて世界中のサプリメントを簡単に購入することができます。
今ほどサプリメントがポピュラーでなかった時代は、自分に必要なサプリメントを探すのに大変な労力を使っていました。しかし、今では家にいながらさまざまな種類のサプリメントが購入でき、いろいろ試しながら自分に合ったものを探すことができます。
また、インターネット上にはサプリメントに関する多くの情報が載っていますので、最初は知識がなくても自分で情報を集め、たくさんある種類の中から自分に合うものを探しやすくなっています。
インターネットによる情報の多さは、サプリメントだけでなく食事面でも同じことが言えます。
健康を維持したり、効率のよいトレーニングを行ったりするためには、当然、食事にも気を配る必要があります。かつてのインターネットがない時代は、医者に言われたことを妄信的に行うのみでしたが、 今では自分で調べ、医者に言われたことだけでなく、自分により合ったものを選択できるようになりました。
誰かに言われてやることと、自分で調べて選んだことでは、モチベーションが異なります。つまり、情報量が増えて選択肢が広がった現代は、より真剣に食事に気を配る人が増えているのです。
トレーニングを行いながら自分に合うサプリメントや食事を取り入れ、効率よく筋肉を増やす。すると、みるみる自分の体が変わっていくので、その変化を楽しむためにトレーニングをさらに続ける。そうして筋トレを継続的に行う人が増えてきたのでしょう。
そして、継続的に筋トレを続ける人の多くは、より健康な体になること、よりかっこいい体になることが目的です。それは、ダイエットのため、病気になりそうな体の改善のためというマイナスからゼロではなく、より健康、よりかっこいいというゼロからプラスへのトレーニングが、今の主流と言えるのではないでしょうか。
筋トレにはメリットが多く健康のために取り入れる人も増えている。僕の場合低負荷なものを継続して行うようにしている。以前は高負荷なものも試したが続かなかったので継続することに主眼を置いたメニューに切り替えた。
私が1日1リットルのコーヒーを飲む理由
私はコーヒーが好きで、1日に1 ℓ 飲むことも 稀 ではないのですが、それだけコーヒーを飲む理由の一つに コーヒーに含まれるカフェインが体によい ことが挙げられます。
まず、カフェインには目を覚ます作用があると言われていますが、その理由は、体内の活動を抑制し、眠気を起こすアデノシンという物質の働きを弱める力があるからです。
カフェインは、アデノシンの受容体である「アデノシンA 1」や「アデノシンA 2A」などと結びつくことができます。つまり、体内にあるアデノシンが受容体と結びつくことをカフェインが邪魔することになり、それによって眠気が起きなくなるのです。
加えてカフェインは、興奮物質であるドーパミンやグルタミン酸の働きを高める効果もあり、 眠気を抑えるだけでなく、体を興奮させ覚醒した状態にするサポートも行うのです。
さらにカフェインには、脂肪を減らし、筋肉の合成を高めてくれる作用もあります。カフェインには、体内にあるノルアドレナリンというホルモンを高める効果があり、そのノルアドレナリンには、ホルモン感受性リパーゼという酵素を活性化させる働きがあります。そして、ホルモン感受性リパーゼは脂肪を分解してくれる酵素であるため、カフェインを摂ることで脂肪の分解が進みやすくなるのです。
一方で、カフェインは、筋肉が収縮されるときに放出されるカルシウムイオンを多くする働きもあり、 より効率的に筋肉の合成が行える ようになるのです。
カフェインの効果はそれだけではありません。 抗酸化作用もあり、活性酸素の中でも特に悪質なヒドロキシルラジカルを抑える効果があり、がんや糖尿病、生活習慣病の予防にも役立ちます。
ただ、一つだけ注意点があり、カフェインを摂りすぎると不安感や焦燥感が増す場合があります。また、眠気をなくすので睡眠前に摂取するのは当然おすすめできません。
もちろん個人差がありますが、一般的にカフェインの効果は4時間くらい持続すると言われているので、カフェインを摂取するタイミングは就寝の4時間以上前、摂取量も、コーヒーなら多くて1日4~6杯程度に留めておきましょう。
僕もコーヒーは好きで1日4、5杯ほど飲む習慣がある。以前は市販のものを飲んでいたがそれだと摂取し過ぎてしまうため、豆から挽いて丁寧に淹れることで飲む量をコントロールしています。コーヒーを淹れる時間は最初のうちはすぐに飲めないので面倒だったが案外いいものですよ。
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