仕事や家事、幼稚園や保育園の行事などの準備に追われて子育てに余裕がない。そんな悩みを抱えた母親に向け、子どもが安心し、健やかに育つ簡単なスキンシップの取り方と言葉を紹介します。
「いけません」ではなく「できたね」でやる気を育てる
1歳になって、よちよちと歩けるようになると、「こっちにおいで」「もう少し!」などと家族で一喜一憂しながら、応援するようになります。それが数日、数カ月とたち、上手に歩けるようになると、今度は後ろからくっついて回って、「危ない~、ちょっと待って~」なんて言いながら追いかけ回すようになります。
この頃の子どもは好奇心のかたまりで、気になるものがあれば、すぐ手にとり、口に入れ、たたき、最後には投げ捨てます。これは、興味の引かれるものに対して、いろいろと試して、それがなんなのか、なんのためにあるのかを確かめているのです。この時期を実験期と呼びます。こうした強い好奇心はたくましく生きていくための、学びのエネルギー源なのです。
ところが、大切なものを台無しにしたり、お行儀の悪いことをするものですから、大人はつい「いけません」「やめなさい」と口うるさく言ってしまいます。でも子どもの実験には必ず意味があります。どれも成長の一つの過程として大切なものなのです。「いけません」と言いたくなったら、まずは「できたね」と新しい知識やスキルを習得したことを認めてあげてください。
むやみに叱るのではなく、できたことを一つずつ褒めてあげること。そうすると誉められた行動、新しい知識やスキルの習得が良いことであるという認識を子供ながらに持つことになります。こうした繰り返しでものの善悪を学んでいくのです。幼い子供は誉められたことをやろうとする傾向があるので、叱るよりも有効な気づきになることでしょう。
「どれにする?」と聞くと問題解決できる子になる
3歳だと、「どうしたい?」と尋ねても「わからない」ということもあるでしょう。まだ経験値が足りないのです。それならば、できるだけ多くの選択肢を与え、解決策を提案してあげます。その場合、ママに負担がかかる選択肢は出さないよう注意してください。
「窓を開ける?」
「洋服を一枚脱ぐ?」
「うちわであおぐ?」
「かき氷でも食べる?」
「歌でも歌って気をまぎらわせる?」
といった具合です。そして 「どれにする?」と選ばせてあげましょう。
次からは、自分で考えるようになるでしょう。
子供が何をすれば良いのか知識が不足している場合。親がある程度選択肢を用意してあげてその中から選ばせるといった方法も有効です。そうして自分の思う結果が得られたら、子供は次からは自分で選択して答えを出します。答えがわからずぐずることもには選択肢を!
子供には明るくすくすく育ってほしいのが親の望み。0歳から6歳はでの時期の子供にかけるべき言葉を厳選して紹介。魔法の言葉で子供とのスキンシップを楽しみましょう。
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