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日記歴20年の「日記を続けるコツ」|小田やかた|日記の書き方と続けるためのヒント・工夫

日記が続かないという悩みに効果的な日記の書き方と続けるためのヒント・工夫を集めた書籍。自分なりの日記の付け方を確立して、まずは続けてみませんか?

大事なのはタスクの完了結果を日記に活用する姿勢

タスク管理をしながら日記も書けるというのは、Taskuma(たすくま)だけではありません。

先ほど見ていただいたリマインダーアプリでも可能ですし、他のアプリでもメモさえできれば十分可能でしょう。

大事なのは、 タスクを完了したときに、こまめに完了した内容、感じたことや考えたことをタスク管理ツールにメモしておくこと。

そして、その日のタスクの完了結果を日記に活用する姿勢を持つこと です。

ただ、たくさんメモをしようとすると面倒になって長続きしませんので、"ほんのちょっとのメモでもよし"、と考えましょう。

また、タスクの完了の都度、必ずメモをしなければいけないと思わなくても構いません。

そうやってゆるく考えておかないと、重荷になって続かなくなりますからね。

仮に全くメモしなくても、タスク管理をしていれば、 最低限、タスクを完了したログが残りますので、それがその日の「行動の記録」としての日記 になります。

これだけでも十分と考えておけば、幾分、ハードルが下がるはずです。

この方法であれば、タスク管理さえしっかり行えば、手軽に日記を書くことができますので、日記が続くのではないでしょうか。

タスク管理のログを取るのは続けていればそう難しい事ではありません。タスクの完了とともに日記に記すことでワンステップ進んだと考えましょう。365日休まずログを取らなきゃと気負いせず軽い気持ちでたまには休んでといったゆとりを持っていきましょう。心動く何かがあった日は長めにする程度でOK。

おもしろい日記とは

日記を書いていてよかったという経験を何度もすれば日記は続くと書きました。

そのためには、「過去の同時期」の日記を読み返すことが効果的であり、読み返して有益な内容を書いておくことが重要である、と言いました。

日記を読み返したときに「役立った」と感じることは、日記を継続する上で大事なポイントです。

さらに、読み返したときに "おもしろい" と思える日記だったら、なおいいですよね。

万人が読んでおもしろい文章を書くのは、なかなか難しいことですが、自分自身が読み返しておもしろいと思える日記というのは、案外、簡単に書ける ものです。

ここで言う「おもしろい」というのはゲラゲラ笑ってしまうおもしろさではなく、自分にとって「興味深い」というおもしろさです。

あとで読み返して面白い日記。偶然見つけた若い頃の日記を読み返すなんてシチュエーションは頻繁にあるわけではないが、たまにはそういった振り返りをしてみるのも面白い。一年前の今日とかピンポイントで読み返すのも面白い。

日記を継続するためのヒントが詰まった書籍。日記の魅力に触れながら無理なく続ける方法がここに。筋トレやストレッチと同じで頭の体操を行なってみては?

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