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成果を増やす 働く時間は減らす 高密度仕事術|古川武士|生産性を高める「仕事の習慣」

残業時間の削減に必要な実践的テクニックやツールを取り扱う書籍。自らの生産性を高める仕事の習慣を身につけ、継続的な仕事の改善方法に取り組めるようになろう。

人生の「豊かな時間」が増える

もし毎日にプラス1時間の「自分の時間」を生み出せたら、何をしたいですか?  ゴルフの練習をしたい、読書をしたい、家族と食事に出かけたい、スキルアップの講座に通いたい、ジョギングをしたい、瞑想やヨガをしてリフレッシュしたい、友達と飲みに行きたい…など様々でしょう。

多くのビジネスパーソンの悩みは、「自分の時間がない」ことです。

同じ成果を出しながら働く時間を圧縮して生み出した時間は、あなたの幸福度に大きな影響を与える「豊かな時間」になります。

誤解がないように強調すると、 私は早く退社してプライベートを楽しむことだけが豊かな時間だとは考えません。もっと野心的に高い成果を出すために働きたい!という方も多いでしょう。私もその一人です。

そんな方は、定常業務を高密度化することで生まれる時間を、創造的な仕事に投資して成果をさらに高めることができます。

仕事をしたい人もプライベートを充実させたい人にも共通することは、現状の仕事を高密度化し続けることは「豊かな時間」をつくることにつながるということです。

仕事の高密度化は「すべきことに追われる生活」から抜け出し、「やりたいことを追求する生活」を過ごすキッカケになります。

仕事をしていて自分の時間がなかなか取れないという人は多いだろう。気付いたら社畜のようになっていて、時間が自由に使えない。周りの人間もそんな人ばかりなので諦める。それでは人生における満足度は上がらない。仕事をチャチャッと終わらせて自分の時間を設けるべき。生産性向上と自由な時間の確保に関する書籍は多く出ているので併せて読むといいだろう。しかし、実際にはそのような状況に陥っている人はこのような書籍を読む暇もないのではと思ってしまう。

生産性が低い人は、現状の仕事の手順を自ら見直すことをしません

生産性が高い人は、時間に対して仕事量がオーバーするとき、仕事のやり方を見直します。

第2章「 15  生産性が低い人は、過剰な情報を資料に盛り込む 生産性が高い人は、シンプルな資料を心がける」で、私が 30 枚の提案書を5枚のシンプルな内容に簡略化した事例をお話ししましたが、やり方を変えるには次のような葛藤がありました。

「散々ヒアリングしてたった5枚の提案書?」と言われないかという不安感。

「もっと言いたいことがたくさんあるのに省略した」という不足感。

「本当にこれで伝わるのか? 誤解を生まないか?」という恐怖感。

やり方を見直す難しさは、これらのマイナスの感情を乗り越えることにあります。

1つの業務単位から挑戦する

仕事のやり方を変えるには、まず業務をリストアップします。(メール、申請書作成、提案書作成、交通費精算、会議運営など)そして1つずつの業務のやり方に対して次のような質問を投げかけながら見直してみましょう。

「生産的にこの仕事を進めている人は誰だろうか?」「その人達はどのようなやり方をしているだろうか?」「半分の時間でやり遂げるとしたらどのようなやり方をするか?」。

ゼロベースで考えると新しいやり方が見えてきます。

当然、やり方を見直していく過程で失敗することもありますが、試行錯誤を繰り返すことで生産的な新しいやり方を見つけられます。しかし、心理的なハードルは高いので失敗リスクの小さいものから試してみてください。

生産的な仕事の進め方はケースバイケース。自分に合った仕事術に出会うまで色々と試して試行錯誤するのもいいだろうが、このような書籍からヒントを得るのも近道となって良い。実際に時短、生産性アップした方法が多数収録されているため自分に合ったものがきっと見つかるはず。簡単なもの、導入しやすいものから取り入れてみて。

高密度仕事術と題して仕事の圧縮方法を提案。成果を増やして働く時間を減らす魔法のような方法が載っていて一つ取り入れるだけでも効果が実感できるものとなっています。

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