日々さまざまな不安や悩みを抱える中、毎日を過ごす人は多い。だが、あなたが感じている不安の9割は必要のないもの。取り越し苦労であることが多い。この不安を取り去ってしまいましょう。悩まない力を身につければ自由で涼やかな毎日が待っています。
悩んだとき、こう考えると楽になる
最近、人の不安をあおるような情報が多い。テレビだけじゃなく、SNSやブログにも、人の不安をあおる宣伝なんかも増えてきている。「~がなければ老後は大変」とか、「年収○千万円以下の人がたどる未来」とか、本当に言葉たくみに毎日毎日いろんな情報が飛び交う。それがなくならないということは、どこかでその情報を鵜吞みにする人がいるということなのだろう。
では、なぜそんなに不安をあおる情報が増えているのか?
答えはたった一つ。「売れるから」だ。
先日、東京のキー局につとめている僕の後輩と久々に飲んで、情報談義になった。だいぶ酒も入って、ガチの討論になった。僕は後輩に挑んでみた。「おまえらさ、もうちょっと人の心が明るくなるような番組作れないのか?」と聞くと、後輩はこう言った。 「先輩、商売人ですよね。先輩は売れないものを商品にしますか?」 「いや、そりゃしないけど」 「先輩が言うことはもっともなんですけど、残念ながらそういうポジティブ系、あんまり視聴率が取れないんですよね。先輩、そういう講演とか、執筆してるんだったら、先輩ががんばって世の中を変えてくださいよ。そうすれば僕たちもそんな番組バンバン作りますから」
これで僕は何も言えなくなってしまった。もっともそのくらいであきらめていないけど、彼のこの言葉には妙に納得してしまった。
不安というのはおばけみたいなもので、実体が見えないから心の中でどんどん膨らんでいく。そんなときにどストライクな情報が目に飛び込んでくると、心を動かされても仕方ないかもしれない。
でもこれだけは覚えておいてほしい。
情報には必ず誰かの意図がある。
これは注意して見ていると、だんだん分かってくる。
不安だから未来に備えるのは大切なことだが、もっと大切なのは、まず自分の中にある不安の正体をつかまえることだ。
さて、では不安をつかまえる方法、それは自分の不安を紙に書き出してみること。何が不安なのかを書いてみると、不安はそこで止まる。
おばけは明るみに出ると弱い。書いたものをじっと見返すと、取り越し苦労なものもあることに気がつくだろうし、対応策も見えてくる。
書き出すことでその輪郭が見えればもうこっちのものだ。さあ、今すぐ書き出して不安をやっつけよう。
僕はこうした不安という実態の見えないものを利用した売り方が大嫌い。加えてコンプレックスを解消するための商品を堂々と全国放送で売っている企業も嫌い。建前上悩んでいる人を救いたいというのが企業理念だったりするのだろうが、結局商売根性丸出しの会社なのだから。まるでそのコンプレックスがいけないものであるかの如く改善するための商品を売りつけるのはどうかと思う。本来そういったコンプレックスを持っていたとしても気にならない世の中が正しいのだから。
ここに気づけばメンタルは勝手に強くなる
優しい人ほどよく悩む。周りの人のことを考えるから当然だ。セパレートラインをいくら守っていたって、やっぱり付き合いの数が多ければ、周りから降ってくる悩みの種もその数に比例して増えてくる。
本当に周りのためになるあなたであるために、一番大切なこと。
それは、まずあなたが悩まない力を身に付けること。そしてまずはあなたが幸せであることだ。
お母さんが幸せであるからこそ、子供にもだんなにも優しくできる。
あなたが恋人とうまくいっているからこそ、人の相談を聞くことができる。
所得がしっかりあるからこそ、安心して社会貢献ができる。
いくら誰かのために何かをしたくても、悩みの中にいるときは、どうしても人のことを考えられなくなってしまう。自分がしっかりとゆとりを持っているからこそ、人に優しくできるようになる。 あなたは周りの人のためにも幸せであってほしい。
そう考えると、あなたが幸せになることは、権利ではない。周りを幸せにするための義務なんだ。
優しい人ほど悩みの壁にぶつかりがち。気にするほどのことでなくても引っかかってしまう。それを商売道具にする人が一定数いることによって優しい人は搾取される世の中。嫌な世の中ですね。
悩みのない生活を送ることを夢見てみるものの一つ解決したらまた新たな悩みが出てくるのが優しい人。そんなあなたが損しない世の中を望み、それを応援する書籍。
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