Book

ホリエモン流、後悔しない生き方・働き方論

好きなことだけしていきていくことなんて、やりたいことを仕事にできるなんて、人生は耐え忍ぶことに価値がある。なんて親や教師、メディアから刷り込まれてきた僕ら。しかし、断言しよう、人は好きなことだけして生きていける。あなただって例外ではないのだ。

「言い訳」を並べず一歩踏み出す

これまで僕は、著書はもちろん、あらゆるメディアを使って、行動することの大切さを訴えかけてきた(それが自分が本当にやりたいことなら)。とにかくうだうだ考えないですぐにやりなさいと。「言い訳」を並べ立てて口を動かしている暇があったら、一歩踏みだしなさいと。

自己啓発書やホリエモンの書籍などを読んでも、根本から自分を変え、行動に移せる人は1%程度ではないかと彼はいう。僕も残りの99%の人の一人だ。自己啓発書などを読んで、一時的にモチベーションが上がり、意識や気持ちに変化が現れたとしても続かない。なので、また自己啓発書などの書籍を読みあさることに。行動に移せる人ばかりだとこのジャンルは成り立たない。1冊読んだだけで意識が劇的に変化し、行動に移すことができれば2冊目以降は読まなくてもいいからだ。それでも1%変われる人がいるのも事実。ホリエモンの書籍『本音で生きる』では「本書を読んで、自分にとって必要なことに気づいたら、きっともうこの本はいらなくなる。」と言っていてもう二度とこう言った本は書かない的なことを言っていたのにまた『好きなことだけで生きていく。』を書いた。もちろん99%の変われない人に向けてww

リーダーに能力はいらない

例えば編集学部のFacebookグループで、僕が「『プレゼンの達人』になるための書籍をつくる人いませんか?早い者勝ちで」と投稿する。すると、そこに最初に書き込んだメンバーが、このプロジェクトの「リーダー」になる。

リーダーに能力はいらないというのがホリエモンの持論。率先して手をあげる行動力にこそ、能力以上の価値があると考えているからだ。仮にリーダーがバカだったとしてもそれはそれで構わない。真っ先に行動を起こす人にはよいい意味でバカが多い。成功している起業家も然り。リスクを小賢しく計算せず、そういったことを考えもしないバカさ加減がイノベーションを起こすのにはちょうどいいという。会社や組織に属していてもこういったチャンスはいくらでもある。何かプロジェクトが始まる時に、やりたいと思ったら積極的に一歩踏み出すこと。やる気があるならば、やり方は二の次でいくらでも検討できる。そしてリーダーはバカな方が周りのサポートも受けやすく、良いサイクルが生まれる。

人と違うことをやる

現代は、個人がそれぞれ自分の頭で考えて生き抜いていかなければならない時代だ。今は人と同じことをすると、苦しい。帰省ラッシュだって、皆と同じタイミングで移動するから、あんな大変な思いをする。この時間に出勤しましょう。この時期に休みましょう。こんな旧態依然としたシステムなんてあるから、皆苦しんでいる。

組織に属し協調性に縛られていると、このように無駄な帰省・通勤ラッシュに見舞われて辛い思いをしたりする。最近では小学校の夏休みの最後の5日間を削って、他の月の月曜から金曜日までにはめ込むことで休みを分散させるキッズウィークなるものを検討している。それに合わせて有給休暇を取得するよう呼びかけるというものだ。しかし、問題は有給休暇が取りにくい現状であって、誰が休暇で抜けても仕事が回るように普段から社内の環境を整備することだ。そういったところも働き方改革で呼びかけていこうという狙いがあるようだが、浸透するかは疑問だ。

安定した本業を捨て退路を断つ

「安定した本業」を捨て退路を断てば、副業に注ぐ時間や情熱は、それだけ増えることになる。つまらない本業について「しんどい」だの「面白くない」だの酒場でクダを巻くエネルギーだって節約できる。つまり「好きなことだけをして」いる方が、ストレスは限りなくゼロになり、目覚しい結果をはじき出せる確率は高くなる。

とはいえ副業と矢がれる類の仕事を本業にしようとするとそれなりに苦労を伴う。金銭的にあまり稼げないものが多くを占め、ここでもふるいにかけられることに。「できない」「無理」「不可能」といった言葉で言い訳するとその勝負は「負け」とバッサリ。

「でも」が口癖の人はAIにより仕事がなくなる

今、社会に存在している多くの「危険な業務」「さしてやりがいのない苦役のような雑用」が、全て人工知能に取って代わったとしたら。人はそれぞれ、やりたいことを追求しながら経済を回し、科学技術や文化を高度に成熟させていけるはずだ。

人の仕事が奪われるのではなく「使いこなす」という視点を持てば人工知能も歓迎すべきものとなる。

働かないことは悪いことなのか

現代でも一部には働かなくても生きていくことができる「高等遊民」的な人は少なからず存在している。

そんな人まで汗水垂らして働く必要があるだろうか?働きたくない派(働く必要がなかったり生活レベルは低いままでいい人)が就労にこだわる必要はない。本気で働きたい人だけが高時給でバリバリ働き、そこで得た富を分配すれば良い。働かない人は増えれば増えるほど人材不足になり仕事は高時給化するので働きたい人とそうでない人の格差は大きくなるがそこをベーシックインカムなどで補填すれば良い。

好きなことだけで生きていくことはある程度覚悟が必要だが、社会の変化とともに受け入れられるようになっていくだろう。働き方改革が叫ばれる今、仕事のストレスと、賃金のバランスが悪いと感じたら読んでみるといいと思います。こんな生き方もあるんだと勇気が湧いてきます。

【サブスク】 Kindle Unlimited

Kindle Unlimitedの詳細はこちら

僕が利用している読書コミュニティサイト

【本が好き】https://www.honzuki.jp/

【シミルボン】https://shimirubon.jp/

-Book
-, , ,

© 2024 51Blog Powered by AFFINGER5