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寝ても寝ても疲れがとれない人のための スッキリした朝に変わる睡眠の本|梶本 修身

睡眠時間はとったのに疲れが取れない。朝起きた時なんかだるい。それは睡眠の取り方に問題があるから!!ぐっすり、そして朝気持ちよく起きるための睡眠法を紹介。「質の良い睡眠」をとることでスッキリした朝が迎えられるようになります!

なぜ寝ても寝ても疲れが取れないのか?

国民の5人に1人が睡眠に不満をもっている現代。睡眠は国民的な関心事といっていいでしょう。

「寝つけない」「途中で目が覚める」「朝早く目が覚める」「寝た気がしない」「日中眠たい」など様々な睡眠の悩みをもった患者さんが、私のクリニックに訪れます。

患者さんの話をよくよく聞いてみると、実は睡眠で悩んでいるのではないことに気づきます。彼らは「たくさん寝たい」のではなく、「寝ても寝ても疲れがとれない」 ことに困っているのです。

では、そもそも私たちは、なぜ睡眠をとる必要があるのでしょうか?

それは、 起きている間に生じた疲れを回復させるため です。

もし眠らなくても疲れがとれる方法があれば、睡眠の悩みの多くは解決することでしょう。極端にいえば、もし日中に疲れることがなければ、睡眠自体がもはや必要ないのです。

実際、「寝なくても1日中元気に過ごすことができれば……」と思うことも少なくないのではないでしょうか?  実は私もその1人です。

もし寝ないで1日過ごすことができれば、1日で約7時間、1カ月で約210時間、1年で約2500時間もの時間を自由に使うことができます。起きている時間は1・4倍以上になり、これだけの時間があれば、今まで時間がなくてやりたくてもできなかったことがすべてできるかもしれません。

しかし、残念ながら、現代の医学では疲労を完全に起こさないようにする技術は開発されていません。ゆえに、睡眠を完全に不要にすることはできないのが現実です。

私たち疲労の研究者は、これまで疲れを起こすメカニズムを解明し、 疲労の原因が自律神経の中枢にある ことをつきとめ、疲労を軽減させる抗疲労医薬品の開発を続けてきました。

しかし、その努力も 空しく疲れをまったく起こさない夢の抗疲労薬は未だ開発には至らず、人は起きて活動している以上、必ず疲れてしまうのが現状です。そして、疲れが生じる以上、今の医学では「質の良い睡眠」をとる以外に疲れを回復させる術はないのです。

睡眠は僕にとってもすごく大事で、何か問題が起こっても寝ればほとんど解決すると言ってもいいぐらい睡眠を大切にしています。寝ても寝ても疲れが取れない場合は時間の許す限り寝てしまいます(笑)もう寝られないと思われるくらいまで二度寝三度寝するとある時「起きよッ!」となります。そうするとスッキリしてパフォーマンスもなんだか上がっているような気がします。実際睡眠不足がパフォーマンスに与える影響は著しく、知らぬ間に20%ぐらい落ちていたりするようです。

スッキリした朝に変わるための良い習慣

まず基本として、 ヒトは起きた時間によりほぼ眠くなる時間が決まってきます。 単純にいえば、前日より1時間遅く起きれば、眠くなる時間は1時間遅くなります。いつもと同じ時間にベッドに入っていても入眠時間は違ってきます。

休日でつい昼まで寝てしまったときや昼寝をたくさんしてしまったときは、夜なかなか寝られないことを思い出していただければ、わかりやすいかと思います。 「寝たいときに寝て、起きたいときに起きる」

そんな生活ができるのであれば、たとえ起床時間が毎日違っても問題ありませんが、実際は決まった時間に学校や仕事に行かなければいけません。休日は昼まで寝ていても、休み明けには朝早く起きなければいけないのです。 「明日は早く起きなきゃいけないから、早く寝よう!」と考えるのですが、昼まで寝ていれば、入眠時間は遅くなります。そして、次の日は睡眠不足になります。

平日になり、起床時間を早めたからといって、すぐにリズムが戻るわけではありません。 起床時間の差が大きいほど、元のリズムに戻るには時間がかかる のです。

これは第2章でも少しお話ししたように、時差ぼけをイメージしてもらえるとわかりやすいかと思います。海外から帰ってきたときは時差ぼけで、すぐに日本のリズムに合わせることができず、しばらく体が本調子になりません。起床時間がバラバラだと体内では時差ぼけと同じようなことが起きるのです。

その時差ぼけのような不調も、起床時間を守り続けて数日経つと、リズムが戻ってきます。

しかし、リズムが戻ってきたと思ったらまた休日。そして休日でまた寝すぎてしまい、休み明けがつらい……。こんなサイクルになっている人がとても多いのです。

そうすると、1週間のほとんどを本調子でない状態で過ごすことになります。

もし毎日同じ時間に起床することができれば、常に本調子で活動することができます。リズムが一定なので、入眠時間もある程度定まり、寝やすくなります。

平日が忙しく、睡眠不足が続く場合は、頭でわかっていても休日に寝てしまうもの。そんなときは平日との差を2時間以内に抑えるようにすると、平日が楽になります。

「2時間程度では足りないよ!」という方は、後ほど紹介する昼寝を取り入れるとよいでしょう。

決めた時間に起床することで、良い睡眠ができるだけでなく、日中の活動も調子が上がっていくのです。

毎日同じ時間に起床する習慣はなかなかできるようで難しい。休みの日ぐらい寝かせてよという甘えで休日を過ごす人は多いのでは?リズムを一定に保つといった点ではやはり規則正しい生活というのは大事。休みの日は二度寝ではなく同じ時間に起きてカフェなどに出勤すればいいのです。そこでボーッと考え事をするもよし、読書やパソコンを持ち込んで作業をするもよし休日の朝活は思いのほか捗るはず。

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