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嫌われる覚悟|川島 達史|誰からも嫌われないでいるのは至難の技。ならば嫌われる覚悟を持って!

コミュニケーションが苦手な人が多いのに比例して、世の中にはコミュニケーション術の本が氾濫しています。人間関係において誰からも嫌われないでいるのは至難の技。ならば嫌われる覚悟を持って臨んでみては?

八方美人ではなく六方美人を

仮にあなたがいままで接したことのある100人を集めたとしましょう。そして「あなたへの好意度」を匿名で答えてもらったとします。あくまでも仮ですが、ちょっとドキッとする調査ですね。さらにあなたは周囲と円満な関係を築いており、「少し好かれている」人数が多かったとしましょう。するとあなたを好きな人がいる一方で、嫌っている人も一定数いることが予想されます。これは自然現象としてごく当たり前のことなのです。正規分布という概念を知っていると、「ああ、人に嫌われることがあるのは無理もないことなんだな……」となんだか納得できるのではないでしょうか。誰からも嫌われないようにすることなんて到底不可能。統計学的にもありえないことなんだ、人に嫌われたとしてもそれは自然なことなんだ、とスッと腑に落ちることと思います。

長年生きているとこういう類の人種には自分は嫌われているだろうなというのがなんとなく分かるのではないだろうか。その一部の自分を嫌ってくる人間を除外して六方美人を目指すのも戦略の一つだと思います。いや八方から嫌われているよという人はなかなかいないと思います。まずは自分に好意的な人から関係を構築するようにすれば意外と世の中わたっていけるもんです。

減点法より加点法で考える

次に心がけたいのが考え方を減点法から加点法にシフトすることです。減点法というのは完全な姿からそれに到達できない部分を見つけ、これをただただ指摘していく方法です。減点法の裏にはつねに完全な姿との対比があるので、悪いところばかりが目につき、自分に対しても相手に対しても批判的な心ができあがっていきます。100点満点からいくつマイナスポイントがあるのかと引き算で考えるのは控えましょう。その代わりにぜひとも採用したいのが加点法です。加点法は「もともと人間は不完全だ」という前提からはじめていきますので、ゼロ点にプラスの点数を加算していきます。不完全だけれど、これができる、あれもできるという前向きな視点を重視します。そうすれば自分にとっても相手にとってもプラスの表現が多くなり、丸い性格ができあがっていきます。100点からマイナス 40 点で 60 点なのか、ゼロ点からはじめて 60 点まで達したのか。同じ 60 点でもまったく意味合いが異なってくるのです。ただし、人間である以上、マイナスの面やアラを見つけてしまうのは属性の一部として避けられない部分でもあります。加点法だけで生きようと思うと、自分の属性の一部を否定してしまうことになり、かえってストレスが溜まってしまいます。

自分は何もできないと悲観する人に限って自分の魅力について知らなかったりします。どこが自分の良いところか知るために仲の良い友人や家族に聞いてみるのも良いかもしれません。案外自分が思っているより肯定的な意見が聞けるかも。そしてその回答にあった良いところを加点して行ってみよう。案外自分は捨てたもんじゃないと思えるようになることでしょう。

自分の長所っていくつ言える?

訓練したいのが、自分の長所、他人の長所を選択的に知覚する練習を重ねることです。自分の長所をみなさんはいくつ言えるでしょうか?人間はどういうわけだか、自分の短所はたくさん言えるけど、長所になるととたんに困ってしまうという特性を持っています。とくに自己評価が低下している時ほど、自分のよさを見失いがちです。私も何を隠そう自分の短所を探すのは非常に得意です。 物忘れが激しい、オシャレなレストランに行くとパニックになる、集中力が 15 分しかもたない、贈り物などのセンスがない、テンションの高い人との会話が苦手、もともと対人恐怖症だった……。たぶん100個ぐらい挙げられると思います。ただコミュニケーションの長所・短所というのは実は表裏一体で、状況が変わればデメリットがメリットになったりします。見方を変えて、プラスに解釈することを心理学的に、「リフレーミング」といったりします。表裏一体の長所・短所をさまざまな角度から吟味することでプラスに転じてみるのです。長所を選択的に知覚してみると言い換えてもよいでしょう。たとえば「物忘れが激しい」という欠点は見方を変えれば、「嫌なことでもすぐに忘れられる」「物事にこだわらないで済む」「いまを生きることができる」などの利点ともいえます。「オシャレなレストランに行くとパニックになる」というマイナス要素は、「オシャレなレストランに行くと緊張してしまう人に共感できる」というメリットにリフレーミングできるのです。

自分の欠点ならいくらでも言えるという人の方が多いのではないだろうか。ならばその欠点の視座を変えてみてみよう。長所としてリフレーミングできるものも数多くあることだろう。そうして一つずつ欠点を潰していけばできない他人の共感を得るというスキルだって長所に!!

誰しも多くの人から好感を得たいと思うはず。しかし万人に受けるというスキルはなかなかハードルが高い。一定数のアンチは人気のバロメーターと考えるという有名人のように生きてみよう。

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