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夢をかなえるゾウ4 ガネーシャと死神|水野敬也

医者に余命宣告された主人公。不安に駆られる主人公の元にガネーシャが降臨。限りある命を全うし、人は夢を叶えることができるのか?シリーズではお馴染みのキャラクターたちにより繰り広げられる笑えて泣ける自己改革小説。

余命宣告

突然、残りの人生が3ヵ月と余命宣告された主人公。

その主人公の前に白衣を着た象が現れる。

シリーズを読んでいる人にはお馴染みのガネーシャだ。

面白おかしく主人公の置かれている状況をなぞり、いじっでくる。

正直、余命宣告とかいうシビアなことを言われたあとは、ちょっとおちゃらけて接してくる方が幾分助かるような気がする。

今置かれている状況を的確に捉え、余命の中でしなければいけないことを絞り出す。

自分が死んだあと残された家族にできることとは?

最近では癌保険などよくある疾病には手厚い保険商品がたくさんある。

そういうのに加入していた場合、家族に告げておくことも大事。

いざという時のための保険ですから。

やるべきことややりたいことが浮かばない主人公に対して、残り時間の過ごし方をレクチャー。

課題

絶望的な状況の中で、夢を掴むためのレッスンが始まる。

ガネーシャがいう課題とは?

その課題をこなしていけば夢はかなうというのだが、その課題についてはここでは触れない。

世の中には人それぞれに様々な課題や乗り越えなくてはならない壁が存在する。

そうした壁にぶつかったときにこの本のような問題解決のプロセスは役立ってくる。

小説方式なので、読みやすく、課題山積なあなたの人生でもきっと役に立つ考え方が身につくはず。

夢というのは方法論を間違えなければ必ず叶うようにできている。

ただ、多くの人はそのアプローチ方法がわからなかったり、間違っていたりするため夢にたどり着かないだけ。

よく夢を叶えるために成功者のセミナーや講演会に足を運び高額な授業料を払う人がいる。

間違っているとは言わないが、同じ値段分の書籍を買って熟読すればそれ以上の効果が期待できるのではと思っている。

セミナーや講演は時間的に余裕がない人には向いている。

しかし、僕のように時間が有り余っている人間にとっては、いささかコストパフォーマンスが悪い。

人生を後悔しないための課題

あなたが人生をより良いものにしたいのなら、後悔しないためにも、課題に取り組むことをお勧めする。

ここに出てくる課題は、どれも人生にとって分岐点となるときに役立つ。

より良い選択をするために、模範解答を用意しているわけではないが‥‥

 

お笑い要素も含めて読みやすい文体を意識して書かれた自己啓発エンタメ本。ぶざけているようで案外深いガネーシャの課題は人生で躓きかけたときに役立つ内容のものばかり。手軽に読める自己啓発の入門書シリーズ最新作。

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