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夢と金|西野亮廣|「お金の話をするな。はしたない」と大人が言ったなら、彼らのことは軽蔑した方がいい

子供達へ、もし君の周りの大人が「お金の話をするな。はしたない」と言ったなら、彼らのことは軽蔑した方がいい。そして大人でこの言葉を吐いたことがあるならそれは子供に謝罪しなければならない。お金の話は成長する過程で生活に寄与する大事な要素の一つ。それを軽視するような発言は控えるべき。

「お客さん」か「ファン」 か?

僕らが「お客さん」と呼んでいる人達の中には「顧客」と「ファン」 がいる。 「顧客」というのは、「商品を買ってくれる人」のことで、「ファン」というのは、「サービス提供者を応援してくれる人」のこと。

「ファン」は「サービス提供者を応援するために商品を買ってくれる人」とも言える。

ライブタオルなんて、まさに。 「顧客は『機能』を買い、ファンは『意味』を買う」 と整理すると、よりクリアになるかも。 「お客さん」を一まとめにしてはいけない。 「顧客」と「ファン」は、まったくの 別物 だ。

たとえば、キミが毎日利用しているコンビニが、コロナ禍でクラウドファンディングを立ち上げたら、キミは支援するかな?  ……たぶん、しないよね(笑)。

理由はキミがそのコンビニの「顧客」だから。

そのコンビニで、お惣菜や、おむすびや、お茶は買うけれど、キミはそのコンビニの店員さん(サービス提供者)の名前を知らない。

コンビニでは「機能」しか買っていない。

そして、コンビニの顧客であるキミはきっと、こんなことも考えている。 「コロナ禍でこのコンビニが潰れても、居抜きで、また別のコンビニが入るから、まぁ、生活に支障はない」と。

これが「顧客」の思惑だ。

気をつけた方がいいのは、「常連だけれど、顧客」という可能性があるということだ。

店が「お客さん」で埋まって安心している場合じゃない。その「お客さん」の大半が「顧客」だった場合には、コロナ禍では助けてもらえないし、「機能」しか売っていないので、商品を高く売ることはできない。

顧客かファンかお店で働く従業員のサービスや商品のファンというのが一定数いると強みになる。大きなところでいうとApple信者。どんなにAndroidが機能的に便利でコスパが良くともiPhoneから乗り換えたりしない、それはファンだから。高いスマホ代を嫌がり乗り換えた人はファンではなく顧客だったということになる。スタバなんかもその類のお店。美味しいくておしゃれなカフェなんて数多あるのにスタバ信仰をやめないのはファンだから。そんなファンを惹きつけてやまない魅力というのを考えてみよう。

優しいNFT

サービス提供者として、そして一人のお客さんとしてNFTを触っていると、 NFTのニーズが「購入履歴」にある ことが分かってくる。

自分の購入したNFTが、自分のウォレット(誰でも見ることができる財布)に入っているので、「自分がどんなモノにお金を出した人間なのか?」が不特定多数の人間にアナウンスされるわけだ。 「お金の使い方に人格が出る」というが、NFTのウォレットはアイデンティティそのものだ。

他人のウォレットの中身を 覗いては「この人のお金の使い方、イケてるなぁ」と思う人もいれば、他人から覗かれることを逆手にとって、購入したNFTのラインナップ(お金の使い方)で「イケている人」を演出する人もいる。

おかげで、NFTのウォレットは、洋服や時計や車といったファッションアイテムに近い役割を果たしている。

ポイントは「自分からアピールしているわけじゃないんだけど、自分のお金の使い方が皆にバレる」という点。

このことは後半に出てくるから覚えておいて。

さて。  このNFTの「ウォレット(購入履歴)が皆に見られる」という特性を活かして、何か面白いことができないものか?

困っている人を助けられないものか?

そこから考えて、立ち上げたプロジェクトが『CHIMNEY TOWN GIFT』だ。

一体、どんなものか?

まずは、キャバクラに行く社長をイメージして欲しい。

当然、彼らは目の前の女の子に好かれようとする。

タレントであれば「有名」であることが「仕事の成果」として見れるが、「社長の仕事の成果」は目で確認することができない。

社長は、お目当ての女の子に「自分がいかに優秀な人間か」をアピールしたいところだけれど、自分で自分の優秀さを語るのは野暮だ。

となると自分の優秀さを代わりに伝えてくれる誰か(何か)が必要になってくる。

NFTの使い道がいまいちよくわからなかったのだがこれをみて納得。ウォレットに購入履歴が紐付いているのでその人の一面が垣間見えるのね。信用をポイント化するみたいなことだと理解。

お金が尽きると夢が潰える。そんな世知辛い世の中で生きる新人類の「夢とお金」。日本人がお金のことについて語らないという背景から逆にお金の重要性を説く書籍。

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