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働き方の哲学 360度の視点で仕事を考える|村山昇|働くあなたがより良い仕事人生をおくるために

図解で働くことを考える。社会人必読の働くこと図鑑であなたがより良い仕事人生を送れるように!!そのために役立つ73の視点をご紹介。

就業形態

仕事に就く形は多様です。一つには雇用形態がいくつかあります。さらには勤務形態もさまざまです。その掛け合わせを考えれば、千差万別の働く形があります。

まず雇用形態について。会社と雇用契約を結び従業員として雇われる生き方を選択する場合、正社員・契約社員・パートタイム社員・派遣社員などの形があります。

自分は雇われない生き方をしたいと思えば、個人事業主になる形があります。あるいは経営者として会社と委任契約を結び、報酬を受け取る形もあります。

次に、勤務形態について。戦後の日本社会は画一的な勤務形態で働く正社員やパートタイム社員を大量につくり出してきました。

加えて、正社員の主な担い手は男性(夫・父) であり、パートタイム社員は女性(妻・母) といったような固定的な役割分担意識も広く普及していました。しかし、そうした標準モデルは融解しつつあります。

例えば、午前9時~午後5時という固定化された時間に職場に来て仕事をするという形は、いまやフレックスタイムや時短勤務、テレワークなどに置き換わることが多くなりました。そして、父親が育児のために時短勤務を利用するケースも増えています。

さらには、自分の能力を雇用契約を結んだ一社にしか発揮できないという制限も取り払われ、副業や兼業が認められるケースも出てきました。

こうした就業形態の多様化は今後もますます進むものと思われます。 私はどんな形で仕事に就いているだろう? 時間的/場所的にどの程度自由?

僕は自称ブロガー(確かにブログは更新しているのだが収益がほぼ無い)、プチ投資家など言いようはいくらでもあるが社会的に見ると高齢ニートと言わざるを得ない。それでもまあ生活していくだけのお金のあるうちは自由を満喫したい。多様性の叫ばれる時代だからこそ叶ったこうしたスローなスタイルは僕のような競争が嫌いな人間に優しい。

リスク、挑戦に伴う危険性

リスクがデンジャーと異なる点は……

リスク[英語:risk]とは、「危険、危険性、~のおそれがあること」を意味します。リスクという語は単に危険を表す以上に、その危険性の中に何かしら利得や機会が見え隠れするというニュアンスで使われます。その点が[danger:危険]と異なるところです。

そのため、リスクはリターン[return:見返りとして期待できる利得]と合わせて考えられることが多くなっています。

そのリスクとリターンの組み合わせを4パターンに分けてとらえたのが次図とその次の図です。

〈Ⅰ〉ローリスク・ローリターン は、派手さはありませんが、よりよき仕事・キャリアのための基本としたい姿勢です。

〈Ⅳ〉ハイリスク・ハイリターン は、そう頻繁に仕掛けられるものではありませんが、人生やキャリアには、ときにこのタイプの冒険が必要な場合があります。

〈Ⅲ〉ハイリスク・ローリターン は、そもそもやる価値のあるものなのかを考える必要があるでしょう。

〈Ⅱ〉ローリスク・ハイリターン……そんなうまみのある話があるのでしょうか?

即時に儲かる金融商品であれば怪しいところですが、中長期の目線で考えれば、実は健全にこれを成就する形があります。それが〈Ⅰ〉の習慣化です。

〈Ⅰ〉を地道に積み重ねることは、実質、低いリスクで高い利得を得るのと同じ作業なのです。 ローリスク・ローリターンは基本姿勢として大事。 それを積み重ねていけば、結果的に低いリスクで高いリターンが得られる形になる。

リスクと向き合うようになったのは株式投資(僕の場合ETF)を始めてから。よりハイリスクなETF(SPXL)で運用しているのだがこれがなかなかメンタルを強くしてくれる。通常の値動きの3倍上下動するので数日で100万円ぶっ飛んだなんて当たり前。しかしその逆もあるのでお金に余裕のあるうちにリスクテイクをと思い購入しています。僕はギャンブルはやらないのですが、このETFがギャンブルみたいなものかと思います。毎日評価額を見るのが楽しみであり不安でもある。ガンガン攻める投資がしたい!!という人は自己責任で。ちなみに8ヶ月で+30%程度の運用です。でもマイナス15%ぐらいの時期が長く続くこともあるので注意してください。

働き方改革、意識して仕事のスタイルを変えていかないとなかなか思うようなスタイルは確立できません。こんな働き方できたらなと思ったらぜひその働き方を検討してみてください。現在の仕事の安定性を選ぶか、チャレンジしてみるかはあなた次第。その羅針盤となる書籍。

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