あなたが欲しいと思う富や健康、愛情や夢、思い描くものは全て手に入る。『マーフィーの法則』『「原因」と「結果」の法則』と並んで一世紀近く読み継がれるロングセラー。
言葉の力
言葉の力を知る人は、自分の会話に非常に注意深くなります。というのも、自らの言葉が「 空 では戻らない」ことを自ら見ることになるからです。 人は自らの語った言葉によって、自分の状況を作る法則を作り続けている のです。
私の知っている男性は、こんなことを言いました。「私はいつも乗り物に乗り遅れる。いつも私が到着したとたん、発車してしまうのだ」
一方彼の娘はこう言いました。「私はいつも乗り物に間に合います。いつも私が到着すると同時に、乗り物がやって来るのです」そして、それは何年も続きました。どちらの人物も自分自身にとっての法則をそれぞれ作りあげてしまったのです。一方はうまくいかない法則、そしてもう一方はうまくいく法則です。これが迷信の心理学なのです。
馬蹄 であろうとうさぎの足であろうと、それ自体は何の力も持っていません。けれども、それらが幸運をもたらすと信じたり言葉にして言うことで、潜在意識はそうなると予期するようになります。そこで「幸運な状況」を引き寄せることになるのです。しかし、その人がスピリチュアルに発達し、より高い法則を知るようになると、これが「働かなくなる」ことに私は気づきました。そうなったら後戻りすることはできません。そのような「お守り」じみたものは、片付けてしまわなくてはなりません。
私のクラスにいた二人の男性はビジネスで大成功を収め、それは数カ月続きました。ところが、その後急にすべてが「崩壊」してしまったのです。そこで私たちは、その状況を分析してみました。すると彼らは、アファメーションをして神に成功や繁栄を願う代わりに、それぞれ「幸運のお守りの猿の置物」を買っていたのでした。私はこう言いました。「ああ、分かりました。あなたがたは、神の代わりに幸運のお守りの猿を信じていたのですね。お守りは片付けて、赦しの法則を用いなさい」人には間違いを赦したり、帳消しにする力があります。
彼らはその幸運のお守りの猿の置物を石炭置き場に捨てることに決めました。すると、その後すべてはまたうまく行くようになりました。
しかし、だからといって、みなが家中にある「幸運のお守り」や馬蹄を捨てなくてはいけない、ということではありません。ただ、その背後にある力が唯一の力、つまり神であり、その物自体はただ単に、良い事を予期する気持ちを与えてくれるだけだと気づかなくてはなりません。
僕の場合お金だろうか?最近金欠だなあと思うと臨時収入を得る機会があるとなんとなく感じていて、実際にそれは起こる。大した額ではないがお金に困ったことがない。これは小さい頃からの積み重ねでそう思えるようになったのか、単にお金の管理が行き届いているからかは謎だが。そう公言しているから言霊のように返ってくるのかもしれない。
愛について
古い言い習わしがあります。「どんな人もあなたの敵ではない。どんな人もあなたの友ではない。すべての人はあなたの教師である」
ですから 人は、物事を個人的、感情的にとらえず、それぞれの人が自分に何を数えてくれているのかを学ぶべき です。そうすれば、学ぶべきレッスンを学び、自由になることができるのです。この女性の愛する人は、彼女に無私の愛を教えていました。人は遅かれ早かれ、この無私の愛を学ばなければならないのです。
人が成長するのに苦しみは必要ありません。苦しみはスピリチュアルの法則に反することからやって来るのです。 ところが、苦しみがなければ、ほとんどの人は「魂の眠り」から覚めることができないようです。人間というのは、幸福である時はたいてい自己中心的になります。すると自動的にカルマの法則が作動しはじめるのです。そんなふうに感謝の心を欠いているために、人はしばしば何かを失ってしまうことが多いのです。
私の知っているある女性には、とても良い夫がいました。でも、彼女はよくこんなふうに言いました。「結婚なんて私にとってどうでもいいことなの。別に主人には何の文句もないけれど、ただ、結婚生活にはまったく興味がないの」
彼女は他に色々なことに興味を持っていて、自分に夫が居るということをほとんど思い出しませんでした。夫が目の前に居る時だけ夫のことを考えたのです。そしてある日、夫は別の女性と恋に落ちたと言い、彼女のもとを去りました。彼女は悲しみと恨みに 苛まれて、私のもとにやって来ました。
私は言いました。「あなたが言葉で言ったとおりになったのですよ。結婚生活なんてどうでもいいと言っていたから、潜在意識があなたを結婚生活から解放したのです」
彼女は言いました。「ああ、分かりました。そういうことなんですね。人は望みのものを手に入れたのに、傷ついたと思うのね」
彼女はじきにその状況に対する心の安らぎを見出し、別々でいるほうが互いにずっと幸福なのだと分かりました。
女性が夫に無関心になったり、批判的になったり、啓発を与える存在でなくなったりすると、夫は初期の頃の刺激がなくて物足りなくなり、落ち着かず、幸福ではなくなるのです。
確かに女なんか面倒臭いだけといっている人のものとはなかなか彼女ができない。貪欲な人ほどうまくいくのは人生においての摂理。欲しがらないと手に入らないものは確実にある。
人生を豊かにする法則。それはなんとなく日常で行われている取捨選択が結果にどのような影響を与えるかを如実に表したもの。うまくいかない理由はこんなところに?と目から鱗間違いなし。
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