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一生役立つ独学戦略|林 輝幸|『東大クイズ王』ひとりで成果を出すための全技術!

東大に現役合格し東大王など数々のクイズ番組に出演。自らもクイズ制作に携わる著者が、最善・最強の独学ノウハウを披露。受験勉強、資格取得、スキル習得、学び直しなど独学が加速する一冊。

なぜ「時間」ではなく「達成量」か

前項 で、勉強計画を数値化し、「1日のノルマ」にまで落とし込む、という話をしましたが、 「1日のノルマは『勉強時間』ではなく、『達成量』で決める」

というのが断然おすすめです。

もちろん「達成量」を決めるためには「自分は1時間でどれくらいできるのか」を把握しなくてはいけませんから、「時間」の概念がまったく不要というわけではありません。

ただ「勉強時間」だけで計画を立ててしまうと、必要量を必要な期間内に終えられない可能性が出てきます。

たとえば「1日1時間、勉強する」と決めたとして、「集中できた1時間」と「ダラダラ過ごした1時間」とでは、同じ1時間でも、後者のほうが格段に達成量は少なくなりますよね。それにもかかわらず、「なんか勉強したな」感だけは出てしまう……。これが大きな落とし穴です。

時間を基準に目標設定するとだらだら時間が過ぎるのをただただ待つという本末転倒な結果に。勉強は時間ではなく成果を物差しにして考える。集中して勉強や課題に取り組む姿勢は仕事をするときにも生かされるので一生物のタスク消化スキルが身につきます。

インプットとアウトプットは必ず「セット」で

インプットとは「見る、聞くなどして知識を頭のなかに入れること」。

アウトプットとは「インプットした知識を外に取り出すことで思い出し、定着させること」。

暗記はこの二つの行為の繰り返しによって進められます。

大事なのはバランスです。

たとえば一気に英単語を網羅しようとして、単語帳からのインプット量を膨大にしても、それだけの量を一気にアウトプットするのは難しく、したがって暗記は完了しません。

前項 でもお話ししたとおり、インプットするだけでは知識は身につきません。ですので、 1日のなかでインプットの時間をつくるなら、必ず、当日中のどこかにアウトプットの時間をつくる ようにしましょう。

その日に覚えたことを、少し時間を置いて、チェックするということです。

たとえば、 「朝、覚えた英単語を、夜、小テストする」 「通学・通勤の行きの時間に参考書で読んだ内容を、帰りの時間で赤シートなどを使って確認する」

などの方法が考えられます。

もし、このアウトプットの工程で、「思い出せなかったもの(覚えていなかったもの)」があったら、チェックをしておいて、次の日にもう一度、チャレンジしてみましょう。

これを、記憶が定着するまで繰り返します。

このように、 知識のインプットとアウトプットを必ずセットで行う ようにします。しかも毎日、着実に少しずつ積み重ねることで、いつの間にか、豊富な知識が身についていきます。

暗記においても、結局のところコツコツが一番、というわけです。

インプットとアウトプットはセットで。知識を得たらそれを発信したり文字に起こしてみたり記憶に定着するようにアウトプットする。それに対する反応に対して回答するなどすると身につきやすい。Twitterとかnoteとかアウトプットする場所はいくらでもあるでそのとき旬なツールを使ってアウトプットを試みては?

独学を捗らせるための心構えや方法論をわかりやすく解説。導入しやすいものから試してみると意外に効果があります。勉強が捗らないと嘆いている人に刺激を与える書籍。

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