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レバレッジ・マネジメント|本田 直之|経営者が気にするべき6つの対象をそれぞれ質問形式で解説

レバレッジシリーズの経営者版。経営者が気にするべき6つの対象をそれぞれ質問形式で解説。起業を考えている人は必見!!

読書の効能

本を読むというのは勉強である。そこに時間を投資し、新たな経営のやり方を学べば、より効率的な経営ができるようになって、「時間」というリターンが得られる。また、人と会うのも勉強であり、いろいろな人とのつながりができるであろう未来に投資することである。一人の人間に会ったことで、新たなパートナーや新たな顧客が生まれ、新たなビジネスというリターンが得られることも大いにある。そして、さらに時間が生まれれば、勉強の時間も考える時間も増えていく。時間を確保したら、第一に考えるべきは「仕事の切り分け」である。これは会社を大きくするためのプロセスに必要なものだ。自分にしかできない仕事、優秀な管理職に任せる仕事、一般社員にやってもらったほうがよい仕事に切り分けるのは、経営者に欠かせない能力といえるだろう。

最近では何かを学ぶときに有効な手段が増えてきた気がする。セミナーだったりオンラインサロンだったりYouTubeなどの動画だったり。そんな中今もなお有効な手段の一つが読書だと思う。ネットの情報やなんかは玉石混淆なので、ある程度情報の質が担保された書籍は今でも有効。しかしゴミみたいな本が普通に売られていてAmazonでで高評価がつけられていることも。僕はとりあえず自分が求める情報が入ってそうな書籍をタイトルで検索してレビュー数を見て、ある程度読まれているものの評価を参考にするようにしています。まずはその界隈で名著と呼ばれているものから読むのが良いでしょう。

シミュレーションできるかが鍵

想像力がない人に経営はできない。想像力は、経営者に必要不可欠なスキルといえる。何かをやろうと思ったときに、シミュレーションできる想像力があるのとないのとでは、結果に大きな差が出てくる。「どうなるかわからないけれど、やってみる」というのは、よくあるパターンだが、実は非常に怖いことだ。 「計画完了後の自分の姿を予想するのが計画」であるとは、ファーストリテイリング社長の柳井正さんの言葉だ(『一勝九敗』新潮社)。柳井さんに限らず、うまくいっている経営者の多くは何かを始めるとき、「だいたい、こんな具合になりそうかな」という道筋を頭の中で思い描いている。 「この段階でこういう感じになって、こんな感じで商品やサービスが売れて、会社の規模や売上はこのくらい。商品群、市場、買った人の反応……」という具合に、優秀な経営者は、何一つ始めないうちから、かなり細かくイメージできている。 「シミュレーションできているか?」という問いは、「突き詰めて考えているか?」という問いでもある。もし、あなたがシミュレーションなんてできないと言うのなら、それは考えが足りないことを意味する。真剣に突き詰めて考えていないから、目に浮かぶようにイメージできないのである。シミュレーションできるようになるためには、あらゆる事象に対して「想像する癖」をつけるとよい。企画や戦略を「考える」だけではなく、「シミュレーションする」という思考法を身につけよう。

何か新しいことを始めるときにはいつもその先の世界が見えているかどうかで成否が決まる。いくら今流行っていることだからと言ってこの先もその風が吹き続けるかといえばそれは違う。前方に氷河があったら避けるように舵を切る手腕がいるのだ。そうでなければ衝突して沈没という最悪のケースに。そして、従業員にあたる客共々海に投げ出されることに。

自分の中に仮説を持つ

時代のうねりを見るために必要なのは、自分の中に仮説を持つことだ。それには、本や雑誌を読んだり、人の話を聞いたりすることが必要だ。もちろん人の話を真に受けるのではなく、実際に現場に行き、自分の目で見てくる労を惜しんではならない。私は毎年年末になると、レバレッジ・リーディングで、今後三~五年間の経済予測を立てることにしている。まず本を読み始める前に、それまでの知識と経験から自分なりの仮説を立てておく。こうすれば焦点が定まっているので、仮説を検証するための読書になり、一冊に費やす時間が効率化できる。仮説を立てたら、二〇冊程度の経済予測本を多読する。自分の意見と一致するものもあれば、相反するものもある。双方を客観的に比較し、しっくりきた箇所には線を引き、レバレッジメモにまとめる。このメモは投資先を決定する際の参考資料にもなるが、さまざまな活用法がある。たとえば、一年を通して何度も再読し、自分の考えと合致する部分に線を引くことで、予測の検証もできるのだ。この作業を続けることで、私は予測力をブラッシュアップしているというわけである。

いつの時代もこの先の時代の潮流を見逃すまいと5年後、10年後の予測をした経済の書籍が書店には溢れている。僕はこの類の書籍を一冊だけ読んでこんな未来が待っていてこんな仕事がこれから来るのかと鵜呑みにするのは危険だと思う。最低でも5冊程度は同様の書籍を読んでその上で自分なりの仮説を持つのが良いと思う。

経営者に必要なスキルを項目ごとに学べる書籍。どのような視点を普段から持つべきか?経営者でなくてもこれを知っているだけで、世の中の見え方は変わってきて、流行の兆しを掴めたり、より先進的な生活を送るための手助けとなる。

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