インフルエンサーを目指す人でもなければTwitterのフォロワー数を気にする必要はない。フォロワー目的にならず、視野を広げ、人生を豊かにするTwitterの使い方を知るきっかけとなる書籍。
フォロワーを増やすことを目的にしない
なりたい自分になるための学習メモとしてTwitterを使うことで、その過程でフォロワーも自然と増えるという話をしました。
とはいえ、フォロワーを増やすことを一番の目的にしないことが重要です。
なぜならば、Twitterでフォロワーを増やすには、絶対的なツイート数が大きな要因のひとつになるからです。
たくさんのアカウントを見れば分かりますが、ツイート数とフォロワー数にはある程度の相関があります。
具体的にいえば、 「1ツイートの0.5〜1倍 = フォロワー数」 という数式が、うまくいっている人の目安になります。
たとえば… 1,000ツイートしていれば、0.5〜1倍がフォロワー数になるので、フォロワーは500〜1,000人ほどに落ち着きます。
この相関は、1万フォロワーを超えているアカウントでも、10万フォロワーいるアカウントでも同じです。
1万フォロワーいるアカウントでは最低でも1〜2万ツイートはされており、10万フォロワーのアカウントは、5万〜10万のツイートをしています。
しかも、ただツイートすればいいわけではなく、人の役に立ったり、元気づけたりする “質の高いツイート” であることが大前提になります。
つまり、「Twitterでフォロワーを増やすには、自分に実績があったとしても、それなりの時間をTwitterに費やさなければいけない」ということです。
このことが、フォロワーを増やすことを一番の目的にしない理由です。
あくまで優先すべきは、なりたい自分を目指すことであって、フォロワーを増やすために使う時間は最小限にします。
私の場合でいえば、約4,100ツイートで、約3,600フォロワーです。(図1)
おおよそ、「1ツイート = 1フォロワー」の状態なので、ツイート数を増やして1万ツイートすれば、1万フォロワーまでいくでしょう。 しかし、積極的にそれはしません。 なぜならば、Twitterでフォロワーを増やすために時間をかけるよりも、本を読んで勉強したりするほうがなりたい自分に近づけるからです。
一般人がSNSでフォロワーを増やそうとしたら、圧倒的なポスト数を必要とする。他の人のポストに反応してリプや引用リポストも積極的にしていかなければなりません。そこまで行くともう仕事。普通の人がそこまでする必要はありません。1日1ポスト、自分の守備範囲内で十分です。楽しくSNSを運用するにはそのくらい緩い基準でいいと思います。僕自身も一時期Instagramを本気運用していた時期がありましたが病んでしまいました(笑)
発信することが思いつかないならリツイート
自分の目標に向かって学習することを目的にしているので、ツイートすることは、日々の暮らしで学んだことが基本です。
そうすることで、情報に対するアンテナも高くなり、学ぶことも習慣化しやすくなるからです。
とはいえ、どうしてもツイートすることが思いつかない日もあります。
そんなときは、フォローしているアカウントで、「これは勉強になるな」と思ったツイートをリツイートします。
リツイートするときのポイントは、「その情報から自分はなにを学んだのか、自分なりの解釈を付け加えること」です。
人のツイートをただリツイートしているだけでは、自分でアカウントを作る意味がありません。その人のツイートを見ればいいわけですからね。
あくまでTwitterは、自分が目標に向かって学んだことをアウトプットして、自己実現することを目的に使います。
そのため、人のツイートを参照してリツイートするにしても、自分が学んだことを言語化することが大切です。
普通に生きていたら毎日投稿する内容がないという悩みが出てきます。そんな時は自分を作り上げているメンターやフォローしている人のポストをリポストするのもおすすめ。自身のカラーが出てくるので自身を理解してもらうのに一役買います。
無理なく楽しくSNSを運用するためのヒントが詰まった書籍。決してバズるための教科書ではないのでそういうのを求めている人には物足りないかも。
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