「ひらめき」や「思いつき」など頭に浮かんだことを確実にメモするための方法を紹介。「メモの入り口1つの原則」とはどのようなものか?デジタル時代のメモ術を展開。
「メモの入り口」となるアプリを決める
まずは、メモの入り口となるアプリを決めましょう。
メモアプリ(ノートアプリ)はたくさんありますので、どれがよいか迷うかもしれませんが、「メモの入り口1つの原則」を実践するには、最低限、次の3つの機能が必要です。
すぐにメモを入力できる
他のアプリにメモを渡しやすい
テキストデータを編集しやすい
順番に見ていきましょう。
すぐにメモが入力できる
1つ目は、言うまでもありませんよね。
すぐに起動し、瞬時に入力画面が立ち上がる。これは必須要件です。少しでも遅いと感じさせないスピードが必要であり、ストレスなくメモできることが大事です。
欲を言えば、Apple Watch などのスマートウオッチを利用しているのであれば、対応しているメモアプリがいいですね。
Apple Watch でもメモができれば、いつでもどこでもすぐにメモすることが可能です。
他のアプリにメモを渡しやすい
2つ目の「他のアプリにメモを渡しやすい」は、メモした内容を他のアプリに移動(出力)する操作が簡単であることが重要です。
これが煩雑だと、次第に面倒になってきて、メモすること自体が億劫になりかねません。
ボタン1つで簡単に他のアプリにメモ(テキストデータ)が移動できるのが理想です。もちろん、1つのアプリだけではなく、複数のアプリに移動できることが必要です。
テキストデータを編集しやすい
3つ目の「テキストデータを編集しやすい」というのは、メモの入り口でメモを編集することもあるので、その編集作業がはかどるアプリが理想です。
例えば、前述のDraftsのようにテキストのコピーやカットがしやすい機能があったり、あらかじめ登録した語句を挿入できたり、タイムスタンプを押せたりなど、自分に必要な編集作業がはかどる機能があるとよいですね。
以上、最低限この3つはおさえておきたいところです。
巷に溢れるメモアプリの数は尋常じゃないくらい多くてどれを選べばいいかわからない。そんな人に僕は「Notion」を勧めています。メモ機能はもちろんタスク管理や業務効率化に関するさまざまな機能を自分好みの視認性、操作性にアレンジできます。テンプレートもたくさんあり思い通りの記憶の城を築くことができます。チームで情報を共有したりする機能にも優れていて安価で導入できます。最初何もない真っ新な状態だとただのメモアプリですが、使いこなせば機能はどんどん拡張でき、有料ですがそれをAIがサポートする機能も実装しています。
プライベートなメモの入り口から出口までの流れ
本書で何度も述べているとおり、私は「Drafts」をメモの入り口として愛用しています。
Draftsは、iPhone、iPad、Mac、Apple Watch で使えますので、メモをとる必要があったときは、そのときのシチュエーションに応じて、いずれかの端末で「Drafts」を起動させます。
メモの入り口
Draftsを起動すると、以下の画面が表示され、すぐに入力状態になります。Apple Watchであれば、すぐに音声入力状態になります。
Apple Watchでメモを取れるというのはなかなか便利です。スマホで十分という人も多いでしょうが、ちょっとしたメモをストレスなく書き足すことができるのは強み。そのためだけでもアプリを使う価値ありかと思います。テキストデータの同期などもスムーズにいくので「Drafts」も選択肢の一つとして良いかと思います。
デジタル時代のメモの管理方法を「Drafts」というアプリを使いながらレクチャー。今使っているアプリでも応用を効かせれば効率化につながるかと思います。アプリを乗り換えてしまうのも一つの手かもしれません。
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