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となりの億り人 サラリーマンでも「資産1億円」|大江 英樹|純金融資産1億円以上の人が急増中

資産運用に積極的な人が増え、ごく普通の会社員なのに、純金融資産1億円以上の人が急増中。彼らの共通点は「天引き習慣」「保険は入らない」「長期投資」の3点。今すぐ始められる資産形成術をレクチャー。

天引きの習慣を身につけている

自営業と違って勤め人の場合、収入に大きなバラツキはありません。ボーナスなどは年によって増えたり減ったりすることはあるでしょうが、毎月の給料は、極端な長時間残業でもなければそれほどブレることはないでしょう。安定している代わりに収入を大きく増やすということも短期的には難しいのです。したがって収入がそう簡単に増えないのであれば、支出を減らそうという方向に動きがちです。いわゆる「節約」であり、世の中には「節約術」指南書もたくさん出ています。もちろん無駄な支出を減らすのは必要なことですし、支出の適正化が大事であることは次節でもお話ししますが、やたら節約指向だけに走ってしまうと生活が楽しくなくなります。特に何かの目的のために一定金額を貯めようということで一定の期間はお金を使うことを我慢することはできるでしょうが、何十年にもわたってずっと節約を続けるというのはつらいものです。

私は節約よりももっと大事なことが「天引きの習慣」だと思います。サラリーマンのように決まった収入のある人にとってお金を増やすために最も必要なことは、〝自分の視界からお金を見えないようにすること〟です。「天引き」というのはまさにそのための方法です。天引きされたお金は見えないままに貯まっていくからです。

そしてこの場合の天引きは必ずしも投資でなくてもかまいません。単に貯蓄でも良いのです。「でも貯蓄じゃお金は増えないでしょう、やっぱり積立投資の方がいいんじゃない?」と思う人もいるでしょう。けれども後ほど述べるように、最初はむしろ投資よりも貯蓄にした方が良いのです。それに「積立投資」というのは資産形成にとってはとても良い方法であることは確かですが、さりとて積立投資だけで大金持ちになったという人はそれほど多くはいません。これも後ほど第3章で詳しく紹介しますが、積立投資もやみくもにただやれば良いというわけではなく、成功するために考えるべきことと注意しておくべきことはあります。したがって、最初は貯蓄であってもかまわないので天引きで資金をある程度こしらえておくことはとても大切なことです。天引きで一定の貯蓄額ができた後に積立投資を始めるということでも決して遅くはないと思います。

給料から天引きされる感じで積み立て投資を行うようにして、残りのお金で生活する習慣を身につければ資産形成も楽に行える。FIRE目指して節約生活なんていうのが当たり前になってきた昨今。自動的に貯蓄や投資にお金が回るので効率的。億の資産を築くには必須の習慣かと思います。

〝億り人〟が生命保険や医療保険に入らない理由

日本人は世界一保険が好きな国民と言われています。前節でもお話ししたように保険はとても大事なものではありますが、その目的は自分の蓄えでは到底まかなえないような巨額の出費が起きた場合のリスクに備えるものです。逆に言えば自分の蓄えでまかなえるのであれば保険に入る必要はないのです。

私の知り合いには何人もファイナンシャル・プランナーがいますが、彼らのところに相談に来る人の中には「なかなか貯蓄ができなくて困っている。どうすればいいだろうか?」と言う人が結構いるそうです。ところが支出や家計の状況を見てみるとあまり必要のない保険に毎月5万円も6万円も払っているケースもかなりあると言います。これは明らかに本末転倒と言ってもいいでしょう。

実際にサラリーマンで資産を築いた人の多くは、自動車保険や火災保険には入っていても、生命保険や医療保険に入っているという人は、今まで取材した限りではほとんどいません。一時期、生命保険に入っていたことはあるが、それはごく限定的でなるべく保険料の安い掛け捨て保険にしたと言います。彼らは非常に合理的な考え方を持っていますから、ある人はこのように考えます。

「生命保険で言えば、我々サラリーマンは全員厚生年金に入っているので自分がもし亡くなっても子供が 18 歳になるまでは年間150万円程度の遺族年金が支給される。それにもしそうなったら、妻は働くことになるだろうから、その収入に毎月 12 万~ 13 万円の遺族年金が上乗せされるのであれば生活には困らない。ただ、すぐに働けるかどうかはわからないので、少なくとも3~4年分ぐらいの生活費がまかなえるようにするために遺族年金で足りない分は生命保険に入れば良い。生活費を年間400万円とすると足りない分は250万円なので、その4年分、1千万円も入っていれば十分だ。それで足りない分は自分の貯蓄や投資を使えば良い」──きわめて冷静で合理的な判断と言っていいのではないでしょうか。

日本ではいまだに保険への加入が一般的な国。しかし、億り人の共通点として最小限の保険にしか入っていないという事実がある。無駄に保険を手厚くするならその心配を将来の前向きな資産形成の種銭として役立てるほうが良い。最近ではネット型保険などもあるのでそんなんで最小限かければOK。

実際に億り人になった人の資産形成術を惜しみなく披露。やってはいけないこととやるべきことが簡潔にわかる良書。FIRE目指してみたいという人のための投資や貯蓄の入門書。

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